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大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

タオルのコラム

洗濯するとタオルが硬くなるのはなぜ?その原因と解決法をかんたんに解説するよ

PC記事上

毎日使うタオルは、いつまでもふわふわの状態で使いたいですよね。ですが、洗濯すると硬くなることが多いのが現実。

「洗濯すると硬くなるのは仕方ない」と諦めてしまう人もいるかもしれませんが、それは間違いです。タオルが硬くなるのにはちゃんとした原因があります。

そこで今回は、洗濯するとタオルが硬くなる原因とその解決策についてまとめてみました。

洗濯するとタオルが硬くなる5つの原因と解決策

タオルが硬くなっている方は、お洗濯の方法が間違っている場合がほとんどです。口コミで選択するとホコリのようなものがたくさん出ると低評価をつけているものの多くは、謝った洗濯方法を自己流で行っているんですよね。

あなたも、同じようにやっていないか以下の硬くなる原因をチェックしてみてください。

①洗剤の量が多い

タオルを洗濯機にかける際、規定量以上の洗剤を入れていませんか?洗剤の量を多くすると、汚れが落ちて綺麗になる気がしますが、これは間違いです。

洗剤の量が多いと、1、2回すすいだ程度ではタオルに付着した洗剤を完全に落とし切ることは不可能になります。そして、タオルに洗剤が残った状態で干すと生地の繊維が傷つき、一気に硬くなってしまいます。

決められた量をしっかりと確認し、洗剤は必ず規定量以下に留めておきましょう。

「洗剤をたくさん使ったら、すすぎの回数を増やせばいいのでは?」と思わるかもしれませんが、何度もすすぐことで生地に余分な負担がかかります。濡れている時の摩擦はタオルの生地を傷めることにつながりますので、オススメできません。

「洗剤の量は規定量以下、すすぎは1回が理想的」

このことを念頭に入れて洗濯するようにしてください。

②柔軟剤を使うのはNG

柔軟剤は、衣類を柔らかくするアイテムとして広く使用されています。実は柔軟剤がやわらかくなるのにはカラクリがあります。柔軟剤でやわらかくなる原理は、繊維の表面や糸の繊維にコーティング膜を張ることで、肌触りが柔らかくなったような感覚にさせるというものです。繊維自体は柔らかくなるわけではないのです。

また、コーティングというのが曲者で、すべりが良くなるために糸がほつれたり動きやすくなってしまうんです。これによってパイル抜けや吸水性の低下を招き、タオルが痩せて硬くなってしまうんですね。

そのため、柔軟剤をつかうのはできるだけ避けましょう。「以前よりもタオルが硬くなったかな?」と感じる時のみ柔軟剤を使用するのが基本です。

またタオルに香りをつけたい場合は、収納する場所に芳香剤を入れて乾いた状態で香りをつけた方が、生地を傷めずに済みます。

③脱水終了後しばらく放置している

洗濯機の脱水は、タオルが吸収した水分を遠心力で飛ばしてくれます。しかし、タオルを強い圧力で押さえつけることから、洗濯後はタオルが洗濯槽に張り付いてしまいます。

この時、タオルのパイルが寝てしまっているのですが、すぐに洗濯機から取り出すとことで、洗濯槽に圧迫される時間が短くなり、寝ていたパイルも元に戻りやすくなります。

ですが、しばらく放置してしまうと、寝ているパイルが圧迫される時間が長くなり、戻りにくくなってしまいます。これが、タオルが硬くなる原因です。そのため、脱水後はタオルをすぐに洗濯機から取り出して干しましょう。

④干す時間が長すぎる

洗濯が終わったら、タオルをベランダなどで干すことになりますが、長時間干すと、乾きすぎて生地が硬くなってしまいます。特に夏場は、紫外線が強すぎてパリパリになることもしばしば。

そのため、乾いたらすぐに取り込むようにしましょう。また干す時は直射日光を避け、なるべく風通しの良いところで干すようにしてください。もし外出などで洗濯物をすぐに取り込めない時は、部屋干しをおすすめします。

⑤ドラム式洗濯機を使用している

ドラム式洗濯機は、洗濯物を上から下に叩きつけることで汚れを落としますが、タオルが叩きつけられた時にパイルが寝てしまい、その状態で干すことで生地が硬くなってしまいます。先ほど紹介した脱水と硬くなる原理は似ていますね。

ドラム式洗濯機の構造上、洗濯物に衝撃が与えられるのは避けられません。ドラム式洗濯機は通常の洗濯機で洗うのと比べるとタオルが硬くなりやすいということを知っておきましょう。

ですが、なるべく硬くなるのを防ぐ方法ならあります。その方法とは、洗濯後に乾燥機にかけることです。乾燥機の温風が、寝ているパイルを起こしてくれるので、これによりタオルが硬くなるのを防げるのです。

ただし、乾燥機にかけるのは20~30分に留めてください。乾ききるまで乾燥機にかけると、生地が縮むなど別の問題が生じてしまいます。20~30分乾燥させるだけでパイルが起きるので、その状態で干すようにしてください。

洗濯でタオルを柔らかく仕上げるための3つのポイント

洗濯でタオルが硬くなってしまう原因とその解決策を5つお伝えしました。この5つを実践するだけで、タオルが硬くなるのを防げるようになります。

ですが、さらにタオルを柔らかく仕上げるために、以下の3つのポイントもプラスして押さえておいてください。

①液体洗剤を使う

粉洗剤は石鹸カスが残りやすいため、すすぎが不十分だとタオルに洗剤が残ってしまう可能性があります。そうなると、生地の繊維に負担がかかって硬くなる可能性があります。

そのため、石鹸カスが残りにくい液体洗剤を使うようにしましょう。もし粉洗剤を使用する場合は、水に溶かしてから洗濯機に投入することをおすすめします。

②多めの水で洗濯する

タオルを洗濯する時に重要なのは、多めの水で洗濯することです。たくさんの水で洗濯機を回すことで、洗濯物の動きが大きくなります。すると、衣類やタオルから浮き出た汚れが洗い流されるだけでなく、洗濯物同士の摩擦を防げるので、タオルの生地が傷つきにくくなります。

また、多めの水で洗濯するのは、タオルに残った洗剤をしっかりと落とす役割もあります。生地に洗剤を残しては絶対にダメです。節水を呼びかける声が大きくなっている昨今ですが、タオルを柔らかく洗い上げるためには、水はなるべく多く使うのが大切なポイントとなります。

③干す前に振る

洗濯が終わったら干しますが、干す前にタオルの端を両手で持って上下に大きく振りましょう。タオルを振ることで、水に濡れて寝てしまったパイルを立たせることができます。

タオルを振る回数は10回~20回程度が目安です。振るだけでパイルが立ち上がるので、乾いた後の生地がふわふわになりますよ。逆にパイルが寝た状態で干すと、空気が糸の間に入らず硬く感じられてしまうのでしっかり振ってくださいね。

まとめ

今回はタオルが硬くなる原因とその解決方法を順に説明しました。

意外と間違った方法でタオルを扱っていたという方も多いのではないでしょうか。また、低価格を求めるあまり糸抜けするタオルばかりを使っている可能性もありますので、フェイスタオルからで良いので品質が良いとされているタオルを使っていただくことをオススメします。

 

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