タオルの感触には「フワフワ」「ゴワゴワ」「サラサラ」などがありますが、意外と気持ちがいいのが「しっとり」系のタオル。
今回はしっとり潤いを感じるタオルを紹介していきます。
しっとりタオルの選び方
しっとり系タオルは、触れたときに潤いがあるためにモチモチとした感触があるのが特徴です。
これらはタオルの織り方よりも、使われている糸の材質に大きく影響されるようです。
しっとりとしたタオルになりやすい特徴をお伝えします。
バンブーレーヨンが使われている
最近増えているタオルの素材バンブーレーヨン。同じ製法でつくられる化学繊維の一種ですが、材料に竹繊維のパルプを使っているのです。
バンブーレーヨンの糸には光沢があり、触ったときに冷たく感じる接触冷感があるのです。触ったときに滑らかで冷たいので、潤いがあるようにしっとり感触のタオルとなります。
ちなみに竹の抗菌・消臭効果があるとされますが、私は信じていません。化学構造からみれば、通常のレーヨンと同程度のものです。
超長綿が使われている
良質なコットンの特徴である長い繊維。糸を作る時に綿の繊維が捻られますが、この時に長い繊維を持つほど糸の表面が滑らかになります。
しっとりとした感触には、繊維が表に出ている数が少ないほど良いのです。
糸が細く、パイルが長い
糸が細くて、パイル長が長いタオルは、しっとりした感触になりやすいです。糸の撚りがあまい「無撚糸」の場合には、ふわふわとした空気感が優先されます。
観察してしっかりまとまった糸が細いなと感じれば、しっとり感触の可能性があります。
しっとりタオルを選んでみた
しっとり感触のタオルの条件はお伝えしたものの、素材を把握してタオル選びをするのは大変でしょう。
実際にしっとり感を感じたタオルを紹介しますので、気になる方は以下から選んでまずは経験してみても面白いと思います。
ヒポポタマス
「ヒポポタマス」のタオルは、鮮やかな色ともっちりとしたさわり心地で人気のタオルブランド。
パイル部分がバンブーレーヨン50%、オーガニックコットン50%の糸でできており、深みのある色合いと光沢感が特徴です。
ふんわりとボリュームはあって、しっとりとした感触。軽すぎないという手触りの良いタオルに仕上がっています。
雰囲気がとにかくおしゃれで、贈り物にもおすすめのタオルです。
バスタオル価格:9,240円(税込)
OLSIA「2couleurs ドゥコロール」
優しい手触りで評価の高いOLSIAの2色バイカラーのタオル、「2couleurs(ドゥコロール)」。
バンブーレーヨン40%、コットン60%の配合作られており、さわり心地はしっとり&もっちり。
センスのある2色使いに加えて、しっかり目のタオルで非常に高級感を感じられます。
カラーバリエーションも続々と増えており、色選びも楽しいです。
バスタオル価格:6,600円(税込)
john masters organics「オリジナルフェイスタオル」
アメリカのヘアケアブランドであるjohn masters organics(ジョンマスターオーガニック)のオリジナルタオルもしっとり系のタオルです。
バンブーレーヨンとオーガニックコットンで作られた細い糸でパイルが作られています。
光沢と滑らかな肌触りで、髪質を傷めずに水分を吸い取ってくれるでしょう。
フェイスタオル価格:2,090円(税込)
MAX MATERIA(マックスマテリア)
花束のような見た目で女性へのプレゼントシーンで人気のタオル「MAX MATERIA」。このタオルも光沢あるしっとり系のタオルになります。
使われている素材が非常に特殊で、木材原料の合成繊維のトリアセテートという糸が一部に使用されています。
トリアセテート27%、レーヨン40%、コットン33%という配合で、コットン100%のものとは異なる滑らかさが感じられます。
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イケウチオーガニック「バンブー540」
イケウチオーガニックのバンブーレーヨンを使ったタオルシリーズは「BAMBOO 540」と「BAMBOO 120」の2種類。
バンブーレーヨン37%、オーガニックコットン63%という配合で、色鮮やかでしなやかなタオルに仕上がっています。
「BAMBOO 540」はオーソドックスなパイル地で、数あるイケウチオーガニックのタオルの中でも吸水力と柔らかさでトップレベルのシリーズになります。
バスタオル価格:8,800円(税込)