良いタオルの条件はいくつもありますが、肌触りの良さは非常に重要なポイントです。
肌触りの良いしなやかなで優しい触り心地のタオルはお風呂上りに使うだけで癒しの効果を感じられます。今回は自宅だけでなくギフトとしても人気のある肌触りの良いタオルを確実に選ぶための方法や、肌触りの良さで高評価のタオルをご紹介しましょう。
Contents
肌触りの良いタオルとはの選び方
この記事でいう肌触りとは、触ったときのサラサラとした滑らかさを示す表現として使っています。滑らかさはタオルラボで実際にタオルを触って評価した結果をもとに上位評価のものから順に紹介しています。
ふわふわのボリュームあるタオルを選びたい方は以下の記事をご覧ください。
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一番柔らかいふわふわタオルはどれ?ふんわり感で高評価のおすすめブランド5選
Contents1 ふわふわのタオルは肌触り気持ち良い2 ふわふわのタオルのメリット・デメリット2.1 ふわふわのタオルのメリット2.2 ふわふわのタオルに起こりがちなデメリット3 ふんわりタオルの高 ...
肌触りが良いタオルの特徴としては、綿の品質が高い、糸の撚りが弱い(無撚糸に近い)、パイルが長い、整列している、密度が高いがあります。
材料コストなどタオルメーカーにこだわりが強いほど、表面の滑らかさがアップするので高品質のバロメータとも言える指標になります。
さらさらのタオルのメリット・デメリット
サラサラと肌触りなめらかなタオルですが、やはり極端にサラサラにしすぎることによってデメリットも発生します。しっかりとメリットとデメリットについて学んでおきましょう
肌触り重視のさらさらタオルのメリット
肌触りの良いタオルは、抵抗が少なく糸に凸凹が余りないということです。
つまり身体に触れた時に肌が傷つかないということを意味します。肌の弱い赤ちゃんや、敏感肌には間違いなく喜んでもらえるタオルになるでしょう。また表面が綺麗なので特に白いタオルですと絹のように輝いて見えるような高級感があります。
ギフト用のタオルとして肌触りの良いタオルをプレゼントするのは見た目の豪華さの点からも人気があります。
さらさらのタオルのデメリット
良い綿花を使って作られた糸が使われていることが多く、価格が高くなりがちなのはデメリットになります。
また、無撚糸という糸のねじりを弱めたものを使ってタオルが作られている場合には、耐久性や濡れた時の感触の悪さにつながる可能性があります。
この場合にはしっかりとしたメーカーのブランド物で丁寧に編まれているものを選ぶことでデメリットをもろに受けるリスクを減らすことができますよ。
肌触りの良いタオルの選び方
素材の違いを知ってチョイス
タオルに使われる素材は大きく分けて、天然素材と化学繊維があります。どちらも一長一短があり、好みによって使い分けるのが良いでしょう。たとえばタオルによく使われるのは綿もしくは綿麻は天然素材です。とくに綿は、肌触りの良さや耐久性、吸水性に優れており、タオルの素材として最も多く使われています。
綿は産地によってさまざまな特徴があり、エジプト産の「超長綿・ギザ綿」やインド産の「超長綿」、アメリカ産の「スーピマコットン」などは肌触りの良い高級綿。綿花の繊維の長さが平均より長いため、タオルに織り上げた後もふんわりした手触りで、光沢のある生地になります。
織り方の違いを知ってチョイス
タオルの織り方としては、パイル、シャーリング、ガーゼなどがあり、織り方の違いで肌触りが変わってきます。
一般的な織り方である「パイル」は、繊維の輪であるパイルを織り込んで作ります。パイルの長さや素材を変えることで肌触りは大きく変わり、ボリュームのあるタオルが好きな人はロングパイルがおすすめで、速乾性や軽さを重視する人は、片面パイルでもう片面はガーゼという「片面ガーゼ」のタオルがおすすめです。
肌触りの良いタオルおすすめ5選
1位 MARQUE(マルク)
タオルラボ評価 さわり心地
「育てるタオル」は、素材の糸が空気を含むようになっている特殊製法のタオルブランド。その中でもMARQUE(マルク)は厚手で贅沢に糸を使った最上級グレードのタオルになります。
吸水性や速乾性が高くタオル生地のパイルも長くて、肌触りもふかふかなんです。表面の滑らかさも、中国の新疆ウイグル地方で栽培される「幻のコットン」といわれる超長綿である新彊綿が使われているために本当に滑らか。
しかも使っていくうちに柔らかさがアップして、まるで高級ホテルのタオルのような使いごこちに変化していきます。
触り心地とその柔らかさで20~30代の女性に大人気のタオルですが、色合いやデザインが大人っぽくシックなために男性へのギフトとしても喜ばれます。
カラーはスモークグレーとダークグレー、フォグブルーの3色展開。ギフトボックスも黒でとってもスタイリッシュなタオルです。
2位 今治タオル yuki
タオルラボ評価 さわり心地
今治タオル「yuki」は、国産・今治タオルのなかでも素材と柔らかさにこだわった贅沢なタオルです。素材には高級綿である「超長綿ピマ綿」を使い、なめらかな肌触りのパイル地に織り上げています。
もともとエステサロン向けに作られたタオルのため、吸水性やふんわり感は抜群。
お洗濯時の毛羽落ちも少なくて「タオルが痩せる」速度はすごくゆっくりです。また、長期間使用していても柔らかさが変わらないために、柔軟剤を使わなくても肌触りの良いまま使えます。サラッとしたなめらかなさわり心地が持続し、吸水性やボリュームなどのバランスの取れたタオルとしてオススメです。
3位 すごいタオル
タオルラボ評価 さわり心地
「すごいタオル」は国産タオルの産地である今治の老舗メーカー「正岡タオル」が作ったふんわりボリューミーなタオルです。
今治タオルのブランド公式ショップでも常にランキング上位にあることから殿堂入りを果たしたという伝説のタオルです。
すごいタオルはタオル生地のパイルにクラボウの中空糸「スピンエアー」という特殊な糸が使われています。糸の内部にある空間がある糸で、ふっくらとボリュームがありながらしっかりと肌触りもサラサラになっているのが特徴です。
中空糸の「スピンエアー」は洗濯を繰り返しても、乾燥すると再びふっくらと気持ちいい状態になるという肌触りが持続するタイプのタオル。また、糸の中に空間がありますから、おなじサイズのタオルと比べると軽くて吸水性にも優れています。速乾性もあるため、毎日使うタオルとしてやはり優秀です。
4位 雲ごこち
タオルラボ評価 さわり心地
「雲ごこち」は、国産タオルの最新技術を作ってできた肌触りに特化した最上級タオルです。
まるで絹のような光沢のある超長綿「新彊綿」を使い、しかも糸を作るときのひねり回数である撚(よ)りを少なくして、糸の滑らかさを究極まで高められています。
パイルは長さが約5ミリもあり、ロングパイルならではのボリューミーな肌ざわりが好きな人におすすめ。
吸水の速度はあるのですが、雲ごこちという商品名の通り非常に軽い。このタイプのタオルにある濡れると少し濡れた感覚は残る点だけ注意が必要でしょう。
表面のサラサラ具合だけであれば、上位のタオルに劣らないタオル。
5位 sara-la(さらら)の縁・enタオル
タオルラボ評価 さわり心地
「sara-la(さらら)」は、今治タオルブランドの中でも特にハイクオリティで評判の新ブランド。
材料に使われる綿は貴重なギリシャコットンを使い、高級感あふれるしなやかな肌触りのタオル。今までのタオルとは一味違う、輝くような表面なのが特徴です。高品質の超長綿コットン、密度高く整列したパイルでサラサラとした感触になります。
タオルの糸から厳しく選定して織りあげて、パッケージングまで今治のタオルソムリエがこだわっているそう。タオルの一枚ずつにシリアルナンバーがついていて、ナンバーで品質管理をするという徹底ぶりです。
美しく輝く白いタオルで目上の方にも使えるギフトのパッケージなどギフトとしてもオススメです。