意外と多いダイソーのタオルの品揃え
100円均一の最大手のダイソー(Daiso)に行くと、様々な種類のタオルが販売されていますね。その種類は色も含めるとフェイスタオルだけでも20種類以上となっており、どのタオルを購入すればいいのか意外と判断できない方も多いのではないでしょうか。
中にはフェイスタオルで200円、バスタオルで300円と100円じゃないじゃないという商品もあり、どれがお買い得なのか実際よくわからないでしょう。
今回は、タオルラボでもダイソーの店頭で実際に特にタオルとして品質の良さそうな4種類をピックアップしてまいりました。それぞれの特徴と値段に対する品質の評価について勧めて生きたいと思います。
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【タオル評価】100均のフェイスタオル徹底比較(ダイソー・セリア・キャンドゥ)
100円均一で買えるタオルって実際使ってどうなの? 最近の100円ショップは豊富なアイテムが安く購入できるので、日用品に使えると非常に便利ですよね。私もタオル以外の話になりますが、引き出しの中の収納や ...
ダイソーのフェイスタオル評価一覧
商品名 | FACE TOWEL | COTTON 100% | 柔らか無撚糸タオル | ふわふわ やわらかタオル |
価格 | 200円 | 100円 | 100円 | 100円 |
特徴 | パイル長め・ボリュームあり | パイル長め・薄い | 密度も低く、非常に薄い | ポリエステル100% |
サイズ | 34×80㎝ | 34×82㎝ | 34×80㎝ | 32×74㎝ |
カラー | ホワイト・グレー・ベージュ | ホワイト・ネイビー・グレー・ピンク | ベージュ・ホワイト・ピンク・ブルー | グリーン・ピンク・パープル |
製造国 | 中国製 | 中国製 | 中国製 | 中国製 |
タオル評価 |
FACE TOWEL ふんわり吸水フェイスタオル
ダイソーの中でも際立って上質なタオルがあるぞと感じたのが、「FACE TOWEL ふんわり吸水フェイスタオル 」。
店頭で確認してもこのタオルだけ、ちょっと光って見えるくらい良いタオルに見えます。ただし、お値段は200円と他のタオルと比較して倍のお値段。どのタオルも同じでしょうと考え手いる方には手が出にくい商品かもしれません。
実はこのタオル、使われている原料から他のダイソーのタオルと違うんです。パイル地には世界三大綿の新疆綿(しんきょうめん)が使用されています。100円ショップで購入できる中では最も素材にこだわったタオルのひとつであることは間違いありません。
綿100%
34×80cm
中国
200円
ホワイト・グレー・ベージュ
100円のものより明らかにボリュームがあって200円ならかなりパフォーマンスが高い商品。
使い始めの糸くずは多いのでしっかり洗ってから使いましょう。
端の部分(ヘム)もパイルになっているという加工のお手間も加わっており、100円との差が感じられます。
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パイルは長くボリュームは他の100円とは大きく品質が違うことを感じられるでしょう。実際200円の商品になりますが、100円ショップの中ではトップクラスといって良いでしょう。
新疆綿をどれくらいの割合で使用しているのかは分かりませんが、それでもザラザラとした感触はあります。使い始めの糸くずは多いのでしっかり洗ってから使いましょう。
ただ、手軽に購入できるタオルとしてはかなりコストパフォーマンスがよく☆3.5としました。今治タオルなどのブランド物と比較すればさすがに劣る部分も感じられるでしょうが、普段使いに不自由を感じるレベルではないです。100円のものより明らかにボリュームがあって200円ならかなりパフォーマンスが高い商品。
COTTON100%(コットン100%タオル)
薄手ではあるけれど平均的なタオルとしてはかなり使いやすいタオル。泉州タオルなどの挨拶用のタオルのような質感。ややゴワゴワ感はあるものの100円という価格が
綿100%
34×82cm
中国
100円
ホワイト・ネイビー・グレー・ピンク
使用用途は濡れた髪を拭くはやや物足りないレベルですが、ちょっとした手拭きやお掃除などに使うにはとても便利です。100円で購入するなら他のキャンドゥやセリアなどと比べてももっともパフォーマンスが良いタオルでしょう。
10枚購入しても1,000円と今治タオルの高級タオルと比較すると10分の1の価格とは凄い企業努力。
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パイルは長めですがパイルの密度は低め。100円でもタオルとして使えるレベルにはなっていますね。
お洗濯によって糸抜けは起こりやすいので、何回もお風呂上りの髪の毛の水分を取るためはおすすめできません。ヘタってきたら、水気を吸い取る場面などお掃除用品としては活躍してくれそうです。
また、使われている糸の毛羽立ちがあるために触り心地はややゴワゴワした感触に感じられるでしょう。
ダイソーの200円タオルと比較してみる
ダイソーでタオルを購入しようとしたときに、200円の「FACE TOWEL」と比較するなら「COTTON 100%」が最も有力でしょう。
ただ、この2つのタオルは同じ綿100%ですがかなり大きな差があるのです。
特に顕著な差が出ているのが、ボリューム感です。コスパが良いとタオルラボでも評価していたCOTTON100%タオルも薄くぺらぺらに感じられるでしょう。
単純にお値段の分だけ倍の糸が使われていると考えれば、このボリューム感がどれだけお水を吸収するかについても想像しやすいでしょう。
柔らか無撚糸タオル
綿100%
34×80cm
中国
100円
ベージュ・ホワイト・ピンク・ブルー
柔らかさを出すために無撚糸の糸をパイルに使用しているタオルです。無撚糸とは製造時に通常はひねりを加えて糸にされますが、このひねりをかなり甘くして作られたものです。綿の柔らかい風合いが残りやすいのでふわっとした感触になるのが特長です。
無撚糸を使っていますが、ペラペラしているのでふんわり感はほとんど感じません。また糸の特徴ではありますが、使用したときの質感の劣化はやや早いです。店頭で触り比べてみると触ったときの感触は200円のふんわり吸水とおなじようなサラサラですが、使ってみると全く違います。一般的な無撚糸タオルと比べてもパイルが短く密度も低いのでやや物足りなさを感じます。
お風呂で身体を洗うガーゼタオルや銭湯で借りるフェイスタオルのような使い方かな。髪の毛を拭くような吸水性に注目している方にとっては「買ってはいけない」と断言できるタオルになります。
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色が可愛いので、お目当てがカラーの場合は購入はありですが、それ以外のタオルの特性で考えるとふんわり吸水フェイスタオルやCOTTON100%タオルの方がおすすめです。
洗濯物の表示をみると、唯一陰干しマークが入っています。
ふわふわ やわらかタオル(ドット)
シャーリング加工されたサラサラ感触のタオル。見た目が可愛いのでお子様は喜びそう。
ポリエステルで作られているので化学繊維NGの方は避けておく方が良いタオルです。ポリエステルは触ると滑らかで一見良さそうなのですが生乾きで臭いが出やすかったり、劣化したときにもろくなりやすいという欠点があるのでできれば自然素材を使ってほしいところ。
大きさはやや小さいフェイスタオルというサイズ。運動会やピクニックなどの外出用のタオルとしては使いやすいでしょう。
ポリエステル100%
32×74cm
中国
100円
グリーン・ピンク・パープル
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ポリエステルのシャーリングのタオルということで、表面を触るとぬいぐるみのようなサラサラとした感触です。
密度は他のコットン製のものよりも高く、かなりの弾力を感じられるでしょう。色も淡くタオルとしてくどさがなくて使いやすいです。
まとめ
結果:200円のタオルが最もコストパフォーマンスが高い
100円均一のダイソーで200円で購入できる「FECE TOWEL ふんわり吸水フェイスタオル」は、価格以上のボリュームがあり水分を多く吸収できるのでおすすめ。今治タオルなどコットンの品質から高いものと比較すると手触りは劣るものの、価格を考えればコストパフォーマンスの高いフェイスタオルになります。