タオルというとフワッとした感触が人気。特にギフトシーンではこの傾向が顕著です。
相手の好みがわからないので、贅沢感を感じられる柔らかくて吸水力の高いタイプがやはり失敗しにくいというのは重要なポイントでしょう。
ですが、自分用なら硬いタオルが好き
という方、結構多い気がするのですよね。実際に読者さんからの問い合わせでも硬いタオルが欲しいけれど、なかなか見つからないという相談がタオルラボへも来ています。今回はそんな声にお応えして、ポジティブな意味での『硬い』タオルを紹介していきます。
硬いタオル=安いタオルは間違い
硬いタオルが欲しい時どこで購入しますか?
ホームセンターなどで安く販売されているものを使えばいいと思いがちですが、これは間違いです。安いというのは原材料や製法など、理由があって安いのです。多くの場合には安いは品質へ影響するものであって、値段で硬いかどうかは判断できないのです。
安さだけを追求すると、どうしてもホコリのようなものが洗濯すると発生する"毛羽落ち"や他のお洗濯の色をくすませる”色うつり”などを発生させてしまいます。
タオルでストレスを感じるなんてもったいない。
上質だけど、しっかりとした感触のタオルが欲しいという方はしっかりとしたものを購入すべきだと思います。まずは、タオルラボがオススメする硬いタオルを紹介します。
高品質の「硬いタオル」はコレがおすすめ!
触り心地がちょっとゴワっとしていて、しっかり硬めのタオルは以下から選ぶと良いでしょう。
あえてカタいタオル
硬いタオル好きのために開発された、拭き心地重視のタオルです。
今治タオルの有名メーカーであるハートウェルが開発した、その名も「あえてカタいタオル」。
使われている糸にたくさんの工夫が入っているので、他にはないちょうど良い硬さを味わうことができますよ。
糸のまわりをくるむように巻いた二重構造を持つ綿100%の糸が使用されています。このような特殊な構造によって糸にコシが出て、タオルとしての硬さを生み出されています。
他にもパイルの長さをあえて揃えずにランダムにすることで、肌に触れたときにしっかり感触が残るようになっていたり。あとは実際に触ってみて確認してみて欲しいというタオル。
硬さは「ばりかた(BARIKATA)」と「かた(KATA)」と2種類がありますが、最初はかたを推奨します。(開発者はラーメンが好きなのでしょうねw)
サイズ:60×120cm
バスタオル価格:3,300円(税込)
O・H・T・ストロング(俺が・惚れた・タオル)
今治タオルの老舗、正岡タオルの人気タオル「O・H・T」。O(俺が)・H(惚れた)・T(タオル)のシリーズ。(以下、OHTとします)
柔らかさはありながら、とにかく弾力をアップさせて拭き心地の良いタオルに仕上げたタオルが、硬め好きのかたへオススメするOHTストロングです。
身体をこすったときの刺激は、糸の摩擦、表面の凹凸、そして弾力で決まってきます。
ゴシゴシしたい方は、あえてカタいタオルが面白いですが、刺激はそこそこで肌に当たる感触を重視するなら弾力をアップさせたタオルが気持ちがいいのです。
OHTストロングは、現在はネット限定で購入できるアイテムのようですので、以下から確認してみて下さい。
サイズ:65×130cm
バスタオル価格:5,500円(税込)
オーガニック120(IKEUCHI)
オーガニックコットンにこだわるタオルメーカー、IKEUCHIのしっかり目のタオル「オーガニック120」です。
10年長持ちするタオルとされ、耐久性の面ではかなりレベルの高いアイテムです。まぁ、一般家庭で汚れも多く付くなかで10年というと生地は大丈夫でも、衛生上どうなのと感じるところもあって早めに交換することをオススメしますが。
有機栽培された安心素材で、拭き心地ハード系のタオルが欲しい方にはピッタリでしょう。
まとめ
硬いタオルのオススメを紹介してきましたが、いかがでしょうか。自分用にぴったりのしっかり感触で肌への刺激を楽しんでくださいね。
ちなみに、冒頭で述べたように硬いタオル好きというのは一般的な好みとは異なるようです。とくに女性の場合には顕著。そのために硬いタオルは自分用もしくはごく親しい人へのオススメするくらいにして、贈り物の時には以下のような特徴から選ぶようにする方が喜ばれます。
- 柔らかい
- 吸水力
- 色やデザインがかわいい
- 特別なコットン
- オシャレなラッピング
自分だけが知っている、本当に好きなタオルを見つけて使う。これだけでも、家が楽しくなりますよ。