タオルラボではタオルの魅力を伝えるべく、写真にこだわっています。
開設当初は自分のスマホ撮影から始まり、SNSでもの撮りの写真に定評のある方にお願いしたりしてきましたが、最近は再び自分でカメラを持つようになってきました。
今回はタオルの魅力を伝えるための、カメラのセッティングなどノウハウをお伝えしていきます。
タオルの写真を魅力的にするには清潔感が大切
タオルといえば身体を綺麗にするときに使うアイテム。そのために写真の清潔感が非常に大切になります。
清潔感を出すために気にすると一気にタオル写真の見栄えがよくなるのです。
- 光を選ぶ
- 画質は限界まで明るく
- 綺麗にたたむ
- 色と背景を選ぶ
普通に撮影(対策前)
カメラで普通に撮影すると上のような写真になります。
なんとなく綺麗に撮影はできていますが、どこか平面的でフワフワ感までは伝わってきません。
また、不要な影ができているのでどこか暗い印象を残してしまうでしょう。これを解決すると以下のような写真となります。
清潔感重視撮影(対策後)
同じタオルをたたみ方そのままに、撮影の方法だけを変えてみました。
なぜか瑞々しく新鮮なタオルになっているとお気づきになるかと思います。
今回は、私が実際に行っているタオルの撮影方法の細かいこだわりについてお伝えしていきますね。
清潔感をアップさせるタオル写真の撮影について
明るくタオルの写真をさわやかな印象にする撮影方法は以下がポイントとなります。
撮影時間は午前10時~午後2時
太陽光は時間によって光の色が変わります。朝日と夕日はオレンジ色で、昼は白い光。
タオルを清潔に見せることを考えると、白い光を使った方が綺麗に撮影できます。(カメラや現像ソフトで色を変えることももちろんできますが、やはり日中の光が一番です)
明るく撮影する
ちょっと白とびしてもいいと思って、明るい画面にしておきましょう。
使用するレンズもなるべく絞り(f値)が小さいもので撮影して、ボケを使いながらタオルが輝くような写真を撮影しましょう。
日光をうまく使おう
直射日光をそのまま使ってしまうと、タオル全体を綺麗に撮影するのは難しくなります。
そこでオススメなのが、レースのカーテンを使って直射日光を程よくさえぎりながら日光を感じるようにします。レースカーテンは比較的薄手で白いものを選びましょう。
照明を使う
タオルの写真を綺麗に撮影するならば、照明もつけるとより良いです。
タオルの厚みによってできてしまう影が薄くなるように、ななめ手前から照明を当てるようにすると明るい写真となります。
背景はタオルに合わせて素材を変える
背景(壁や床)はタオルの色によって選ぶようにしましょう。
濃い色のタオルの時には、白い板やグレーのコンクリート、生成りなど白系ならば茶色い木の板が良いでしょう。
カメラによっては背景によって、実物の色と大きく違って写ってしまいます。そのときにはスマホや他のカメラなどを使うか、画像の編集ソフトを使って適正な色味にしてあげると良いです。
小物はお好みで!ちょっとだけオススメ紹介
タオルを単品ではなく、トータルでイメージに合ったものに近づけていくことは大切です。
生活感を出したければ、棚に置いたりかごに入れたりとするのもよいでしょう。清潔感をアップさせると言う点において私がオススメするものをいくつかお伝えしておきますね。
グラス&お水
お水は写真が綺麗な印象になります。また、透明なグラスとも相性が良いので取り入れてみましょう。
サンキャッチャーやクリスタルのアイテムなどでも良いです。
植物・生花
グリーンや生きたお花などをタオルに合わせてあげると、タオルが綺麗に写ります。
タオルは元々はコットンということで植物由来ですからね。生きているものと合わせることで、魅力がますのかもしれません。
最近ではかなり緻密に作られて本物に見えるアーティフィシャルフラワーなどもあるので、撮影用として準備しておくと良いかもしれません。
まとめ
今回はタオルを魅力的に撮影する手法についてお伝えしました。
明るさと光の調子でタオルは輝きを増します。
心をこめて作られたコットン、糸、タオル。これらを最大限本物らしく見せたいなと思うと、今回のように光をうまく使うことが需要だと感じます。
タオルを販売しているお店やメーカーさんの参考になれば嬉しいです。