身近にあるお店で入手しやすく、使い心地の良い日用品をそろえてくれている「無印良品」。今回は無印良品の人気のタオルの実力調査をして見ます。
無印良品には数種類のタオルがありますが、この記事では「パイル織り その次がある」シリーズを試しました。使い心地について確認していきましょう。
「パイル織り その次がある」ってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
無印良品のその次があるバスタオルとは
「パイル織り その次がある」シリーズのタオルの特徴は、使い終わった後に用途で再利用しやすいようにパイルのない裁断用のラインが入っているのが特徴。
この場所をハサミで切ることでタオルはほつれないという機能が付いているのです。
織り方でひとつの機能を追加するのですから、無印良品の商品開発にはなかなかのアイディアマンがいるようですね。着眼点が独特です。
スモールバスタオルは3等分可能
今回は一般的なバスタオルサイズ(無印良品での販売サイズ名はスモールバスタオル)を購入しました。この大きさの場合には長い辺に2箇所の切断ラインが入っていました。
使い終わったらタオルを3等分にできるということです。
ただ、タオルの再利用はできるに越したことはないですが、私個人として思うのは使うのはいつになるのだろうと、使い終わりを想定しなくてもいいかなという感想を持ちました。
特に使い心地に影響はないくらいには切断用のラインは細いので、ラインの織りデザインが入ったタオルと思って使うのが良いのかも。
切断のラインを拡大してみましたが、想像していたよりも狭かったです。切断でこのラインからはみ出てしまうと底からほつれが起こると思います。切るときには注意が必要です。
実はオーガニックコットン100%
2022年6月現在、その次があるバスタオルの素材には意外なものが使われていました。それが
「オーガニックコットン」
ということ。無印良品のイメージとぴったりですが、まさか千円未満でオーガニックコットン100%のバスタオルが購入できるとは。非常にコスパは良いと判断できます。
タオル情報 | |
スモールバスタオル | 790円(60×120cm) |
タオルブランド | 無印良品 |
タオル製造国 | ベトナム |
カラー | オフ白、ライトグレー、チャコールグレー、ベージュ、ネイビー |
備考 | オーガニックコットン100% |
今回購入したオフ白の他にもライトグレー、チャコールグレー、ベージュ、ネイビーがあります。
パイル織りその次があるタオルの評価
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
さわり心地
さわり心地はややゴワっと感がある平均タイプ。サラサラという感覚ではありません。普段使いとして使いたいから特徴の薄いタオルが欲しいと言うならありかも。
吸水性
吸水の速さと保水力かなり良いです。100mLのお水を一定面積にかけたところ95mLの吸水が確認できました。
やわらかさ
最もスタンダードな60×120cmのバスタオルである無印良品のスモールバスタオル。この大きさにしては、やや軽めの273gでした。
比較的しっかりした織りなので、軽さはややずしっとした感覚に感じます。
弾力
弾力はゆるめ。収納性は良好です。
糸くず
使われている糸は細く、撚りはしっかり目のタオルです。
若干糸がお洗濯で確認できていますが、使っていて問題はないレベルになります。使用するときには洗濯ネットを使って数回洗ってから使用しましょう。
まとめ
【切断ラインのデザインが気にならなければ、通常使いも良い】
長い辺に2本の裁断用ラインが入っているので、両方切ることで3等分できるようになっています。
一応足拭きマットでの用途を想定してくれているみたいなのですが、私なら雑巾として使うかなと感じます。特に使い終わってから分けるというところに魅力を感じないのであれば、普通のタオルとして使うことも可能です。
オーガニックコットンを使っているタオルが欲しい方には、お財布にやさしく購入して損はないアイテムだと感じました。