タオルを毎日のように探していると、日々新しいコンセプトのものが出てきているなと感じられます。
これまではさわり心地が良いとか、吸水性が良いとか、タオルに本来求められている機能を高めたものが多かったです。2022年現在で確認できている新しいタオルには、基本機能以外の付加価値がつけられているものが多くなっていると感じています。
今回は、そんな新しいコンセプトを感じるタオルラボが気になるタオルを紹介していきます。
2022年に注目の新作タオルはコレ!
それでは、新時代のタオルのチェックしていきましょう。
NECCO(ネッコ)/FUJITAKA
タオルを使っていると、パイルが引っかかって糸がひょろりと抜ける経験をしますよね。今治タオルの老舗メーカーのFUJITAKAが、この部分に改良を加えたタオルを開発しています。
その名も「NECCO」。
タオルのパイルは輪っかになっているため、ちょっとした出っ張りに引っかかりやすいものです。引っ張られても糸が引き出されにくいように、糸の太さをあえて不均一にすることで引っ張られても抜け出にくいタオルに仕上がっているというのです。
その強度は6.15cN/パイルと今治タオルの基準値の250%にも達するといいます。
長く気持ちよく使えるタオルとして、耐久性を求める方にオススメのアイテムとなります。
バスタオル:5,720円(税込)
フェイスタオル:2,750円(税込)
今治ドライ/ハートウエル
今治ドライは室内干しでも3.3時間で乾くという、速乾性の高いタオルです。
ハートウエルという今治タオルが作るこのタオルは、糸に乾燥速度を高める工夫がされています。水を全体にいきわたらせる扁平したポリエステル糸を中心に、周りをコットンで囲むような糸の構造になっています。タオル全体の面積を使って効率よく乾燥させられるという技術。
花粉などで外に洗濯を干しにくいという方には便利な機能ですね。
バスタオル:3,190円(税込)
フェイスタオル:1,320円(税込)
HOME(ホーム)/TANGONO
愛媛県の今治において生活に寄り添うようなアイテムを送り出しているTANGONO。
こちらは使われているのがサマルカンダリアコットンというものなのです。
ウズベキスタンが生産地ですが、この産地のコットンは上質であるとされます。それに加えてウズベキスタンの現地の子供たちの教育をサポートできるというものになっています。
デザインもヘム部分の色が綺麗で、シンプルでも美しさがあります。
バスタオル2枚:7,700円(税込)
フェイスタオル3枚:4,950円(税込)
肌をまもるタオル
最近糸に特殊加工がされていて、ふわっふわの感触と高吸水を実現しているタオルが増えています。
その代表格が「エアーかおる」という人気シリーズ。一時は売り切れが発生していたほどに圧倒的な機能をもつ実力派タオルです。
肌をまもるタオルもこれに似たふわふわでボリュームのあるタオルになっているそう。
さらに、生分解性という自然のなかで分解する優しい成分を製造工程で使用されているのがポイント。石油系ではない材料が苦手という方におすすめです。
フェイスタオル:1,320円(税込)
32×89(サンニーハチキュー)/育てるタオル
育てるタオルブランドのタオルオリジナルグッズの24/7(トゥエンティーフォーセブン)というシリーズのタオル「32×89」。
24時間、7日間ずっと使えるというコンセプトのタオルになります。
サイズが32×89cmの大きさということでこの名前になったそう。カラーが特徴的で発色の良いグリーンとオレンジの2色展開です。
これまでの育てるタオルとは異なり、かなり薄手のタオルになっている点は注意が必要です。お風呂タオル好きの私としてはちょっと気になるタオルになっているのです。サウナに持っていく一枚として使いやすそう。
巾着つきロングフェイスタオル:2,970円(税込)
まとめ
今回は2022年にタオルラボが注目しているタオルを紹介しました。
2022年は環境に優しかったり、生産者の生活を助けたりと機能以外の部分にもフォーカスされているアイテムが出ているのが今年の流行になりつつありますね。上質なタオルが皆さんの家にひととおり揃ってきたということでしょうかね。
タオルは生活を豊かにするのに便利なアイテム。これにプラスして社会貢献ができている感覚を得られるのですから、毎日使うタオルなら気持ち的な効果はより大きくなると思います。
この記事が新しいタオルを探している方のお役に立てば嬉しいです。