いつも「タオルラボ」をご覧いただき、誠にありがとうございます。
当サイトは、感覚的な使用感だけでなく、タオルの機能を数値化し、定量的に評価することで、本当に価値のあるタオル選びのサポートを目指しています。
その定量評価の根幹をなす、非常に重要なツールがあります。それが、タオルの重さを正確に測るための「はかり」です。
今回、長年活躍してくれた旧はかりが引退し、新しい高精度なはかりを導入しましたので、その舞台裏をご報告させていただきます。
はかり交換の理由

評価の信頼性をさらに高めるためにこれまで使用していたはかり。
キッチンスケールに使えるようなものなのですが、長くタオルの重さを計測してくれていました。
ただ、長年の酷使にもあって、電源ボタンを押しても反応が悪くなったりとやや老朽化を感じてきていました。
タオルラボの存在意義は、「客観的で信頼できる数値」に基づいた評価を提供することにあると考えています。タオル1枚の重さや、吸水量、タオル密度(g/cm2)は、柔らかさや吸水性を評価する上でとても役に立ちます。
測定の信頼性をさらに高めるため、機器の交換することにしたのです。
このはかりが優秀なところ
今回購入したはかりは、これです。

カッコいいブラックのキッチンスケールです。
今まで使ってきていたものと、同じタイプですが5年前にはこの色はありませんでした。昨日もスペックも同様なので、タオルラボで使っている測定値も同様に考えられるのもポイントとなります。
0.1gの表示が出ている

タオルラボがこのはかりを使うのにはいくつか理由がありますが、特に気に入っているのが表示単位です。
最も一般的なキッチン用のはかりは1g単位が最小だと思います。こちらは何と「0.1g」の桁まで表示してくれます。
精度は±0.2gと確実にその数値ということは言えないものの、10.0gと10.8gが違うということがわかるだけでも、ありがたい。より正確に測定で切ることに繋がります。
最大測定重量が大きい
精密天秤の場合には重さのセンサーが繊細のため、数百グラムしか一度に測定できません。
一方でこのはかりは、3kgまで測定可能。
ラグジュアリーなタイプのタオルの吸水量を測定しようとすると、結構な重さになります。それでもこのはかりなら、吸水前後を同じ測定器で量ることができるのは本当にありがたい機能です。
安価
そして、不思議なことにこのはかりは、非常に安い。
普通のキッチンスケールのおよそ半額。これは精度の保証がゆるいということもあるのでしょうが、少ないものから比較的重たいものまで手広く測定できるという長所を考えると非常にコストパフォーマンスが高いアイテムと言えます。
なぜタオルの「重さ」を測ることが重要なのか?
新しいはかりの導入を機に、タオルと重さでどのようにタオル評価ができるかをお伝えしていきます。
タオルの重さは、実は機能性と直結していることが多いのです。
重たいタオルの特徴
重いタオルは、使われている糸の量が多いということ。以下のような優れた機能を発揮します。
- 高い吸水力: 使われいる繊維が多い分、水分を吸収できるキャパシティが大きくなります。
- 高級感: ふっくらとした感触と厚みを感じやすいく、ホテルタオルのような贅沢な使い心地になります。
- 優れた耐久性: 生地がしっかりしているため、洗濯を繰り返してもへたりを感じにくいです。
軽いタオルの特徴

一方、軽いタオルには、重いタオルにはない実用的なメリットがあります。
- 乾きやすい:ふんわり空気感を感じるタオルは、洗濯後や使用後の乾きが速くなります。湿気がちな季節でも快適に使用できます。
- 収納性が高い:糸が少ないために丸めればコンパクトに。旅行用にも使いやすいです。
- 洗濯干しの軽さ:タオルは水分を吸うと重たくなります。軽いタオルはタオルを干すときに軽いので扱いやすくなります。
まとめ

今回はタオルラボのタオル評価に使っているはかりを新しくしたことについてでした。
タオルの評価と情報をお届けできるよう、これからも努めてまいります。今後のレビュー記事にも、ぜひご期待くださいませ。

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