お風呂専用タオル「おぼろガーゼタオル」
おぼろタオルといえば、お風呂専用タオルのおぼろガーゼタオルが有名ですね。非常に手ごろな価格にもかかわらず機能性がすごいんです。
という私、お風呂でぺらぺらのタオルってちょっと古臭いなんて思ってきましたが、余りに便利という話を聞きついに購入しました。その実力に気付いた今日この頃。
今回はおぼろガーゼタオルの使用感とオススメのポイントをお伝えしていきます。
おぼろガーゼタオルは歴史がすごい
実はこのおぼろガーゼタオルはかなり昔から使われているという便利グッズなんです。
なんと明治時代に発売されているらしい
日本人は昔からお風呂がすきなのですね。おぼろガーゼがすごいのは、一枚持っているだけで、身体を洗うこともできるし、上がる時に身体を拭くことができるんです。
ギフト用のタオルのようにフンワリしているわけではないですが、旅先や立ち寄り湯などでちょっと湿っていても風情で乾燥させられるというときには吸水性は必要最低限で良いですものね。
ガーゼタオルなのにパイルも感じる
ガーゼタオルは表面に凸凹がないので、いわゆるタオルのさわり心地がないですが、おぼろガーゼタオルは構造に特徴があります。
片面がガーゼ織り、反対側の面が一般的なタオルのパイル織りになっています。
ガーゼだけですと速乾性はいいけれど吸水力が良くない。パイルだけですと、完全にぬらすと身体を洗う時に石けんのすすぎが面倒だったり、濡れ続ける問題がありますよね。このタオルはお風呂専用だけあって、長所同士をうまく生かす形のバランスが保たれているといえるでしょう。
また、おぼろタオルは後晒し製法でタオルが完成した時に残留する糊(のり)の成分も残らないのですぐに使えるのも利点です。
原料や製造工程をしっかりと考えているために「日本アトピー協会」で認められた、肌に優しい品質に仕上がっているのも注目のポイントですね。生まれたての赤ちゃんの沐浴用タオルにも使えます。すごく優しいさわり心地。
色は4色、いずれも淡い色合いです。ピンク、ホワイト、ブルー、イエロー。
おぼろガーゼタオルをくわしく調べてみた結果
タオルの重さはかなり軽い
重さを測定してみると約40g。これはタオルと呼んで良いのかというほどの軽さです。一般的名フェイスタオルですと、軽いもので80g。今治タオルなどの高級ブランドのタオルですと100g以上が基本となります。
お水をたくさん吸うという用途ではないために、表面のさわり心地を極めたというアイテムになりますね。
裏が透けるほど薄いガーゼタオル
手を透かしてみるとしっかりと手が見えるほど。丈夫でありながら、薄手のタオルなのでお風呂で身体をゴシゴシしても全くホツレなど生じません。
また、意外とあわ立ちが良いのにも驚きました。普通のフェイスタオルでお風呂に入ると石けんの泡だちが悪いですよね。タオルに泡が取られて気持ちよく洗うことが出来ないですが、おぼろガーゼタオルは薄手なのでモコモコと泡で身体を洗うことが出来ます。
デリケートな部分はガーゼ側。ゴシゴシとしっかりと洗いたい時はパイル側でと使い分けて洗うのがオススメ。
パイルは密度低いが丁寧
この部分がおぼろタオルさんの技術なのだろうなというのが、パイルの密度と長さ。吸水性を絶妙に保ちながらボリュームを出さないようにする工夫が感じられました。
長きに渡って愛され続けているタオル「おぼろガーゼタオル」が人気の秘密が分かりました。確かに便利ですし、洗い心地も優しくて気持ちが良いです。肌を擦るのがイヤで手で洗っている方にもオススメできます。
これだけのノウハウと工夫、優しさがありながら400円程度とワンコイン以下で購入できるのはお買い得すぎると感じます。
わたし、絹糸で作られた身体を洗う用の垢すりを使っていたのですが、こちらに切り替えることにしました。一気に家族もこちらに移行済みです。