今回は「みんながタオル選びで重要視しているポイント」についてアンケート調査を
周りと自分、タオルに求めていることって案外違うかも。
他の人が重要視している特徴は何か、意外と知らないタオルの魅力に気付けるかも。是非参考にしてみてください。
アンケート調査結果
調査期間は2019年4月10~4月16日。クラウドソーシングはランサーズにて無作為にアンケート調査を実施しました。有効回答数282件の結果になっています。
質問1 タオルを選ぶときに最重要と考えているポイントは?
今治タオル工業組合が実施した同様の調査では
- 値段 34.7%
- 触り心地 25.1%
- デザイン 21.6%
- 機能性(吸水含む)4.8%
となっているようです。結果が若干異なっていますが、これはおそらくクラウドソーシングを確認しているのは比較的若い世代が多いということで差がうまれたものと考えられます。
特に今回は20~40代の女性層の回答が多く、女性ほど値段よりも肌触り重視であるとも読み取れます。
女性は触り心地、特にサラッとした手触りとフカフカと表現されるボリューム感を求める傾向が強いですね。この傾向は今回タオルラボで調査した結果と今治タオル工業組合の考察は一致しています。
デザイン重視の方はタオルをインテリアとして見る
画像引用:TRUE TOWEL 【VILLA】
また、デザインに15.6%もの投票がありました。この中身をよく見てみると柄という要素もありましたが、その回答の多くが色についてでした。
特に持っているタオルの色調を統一する、家のイメージカラーを崩さないようなタオルを選んでいるという意見は多かったですね。特に女性でデザインという方は、浴室や洗面所に清潔さを持たせるコーディネートをしているのですね。
男性から家庭のある女性へのタオルギフトを考える場合には、もしおうちのイメージが分かれば色調を崩さないという心遣いが必要かもしれません。
中には汚れが目立たないように濃い色を選ぶという珍しい方もいらっしゃいましたが、基本的には薄い色で清潔感を求めている方が大多数。
価格で判断するのが難しいとも考えている様子
価格といっている方の中には品質と価格や使い心地と価格というように、一見すると明らかに両立が難しいものを一緒に回答していることが見受けられました。
ただ安いのはNGと分かっているからこそ、コストパフォーマンスを求めたいのでしょうが購入時に自分で判断するのは非常に難しいですよね。
価格を重要視している方は大きく分かれており、安すぎるものは買わないという層と品質そこそこで安いものという層の2極化が見られました。
生活用品でしかも消耗品だからこそ自分では贅沢しきらない方は多いのですね。おそらくタオルがギフト商品として喜ばれるのも、こうした本当によい物があるのだけれどどこか生活のために我慢しているというアイテムだからなのでしょう。
質問2 これがあったら嬉しいタオルの特徴は?
第一優先の条件を満たしていて、さらに比較検討する時の決め手になるポイントについて追加で質問をして見ました。
おそらくこの部分に本来のタオルのニーズがあるものと考えています。昔好きな人のタイプを複数挙げさせて、最後に頑張って搾り出した特徴が本当の望みという遊びがありましたでしょう。その応用です。
実際、質問1で値段と答えた方の多くは質問2で肌触りを求めているんですよね。値段は生活の優先順位の問題であって、本来はタオルに求める特性ではないということです。
ということで、こちらの質問の調査結果ではあえてグラフ化せずに意見の多かった特徴や機能について順にあげていこうと思います。
ブランド・国内製造
タオルは肌に直接触れるものであるため、安心感や安全性を重視する声が多かったです。
肌触りとお値段が同じくらいだったら、今治タオルなど国内で作られているブランド物が良いと考えるようですね。回答の中に海外のものが良いという方は一人もいませんでしたので、やはり日本のタオルが良いものという印象があるようです。
素材はコットン100%が人気
あえて化学繊維を求めるという方はさすがに少ないですよね。
綿100%は良いタオルの証拠であると考えている方が多いということが明らかになりました。しかし、子供のためと限定しているか対外にはオーガニックコットンをここで求めている方はいませんでした。肌が弱い方はいましたが、皆面コットン100%で肌触りがサラサラであることが選定基準のようです。
臭いが出にくい・抗菌・防臭
洗濯した時の生乾きの臭いの予防が出来ればよいと考えている方も多いようです。
すでに原因が生乾きの時間とわかっている方の場合には、臭いが出ないように乾きやすさを重視すると記載してくれた方もいました。