フェイスタオルのお気に入りを集めていると、だんだん収納するスペースがなくなってきて大変。
良いタオル、デザインの可愛いタオルが家に来てくれるのは嬉しい一方で、ボリュームのあるタオルを収納するのはなかなか難しかったりしますよね。
今回はフェイスタオルを広がらないように固定して、コンパクトに畳む方法をお伝えします。
タオルの固定は道具を使わないのがベスト
クリップやゴムなどの道具を使って固定する方法もありますが、理想は道具を使わないことです。
クリップや安全ピンなど小さいものは使うときに取れていないと、肌に刺さるなどの心配があるためです。
見た目がよく安全、そして簡単にできて清潔を保てる。
タオルのたたみ方に求められるのポイントはここでしょう。
Ⅰ型 ボリュームまるまりタオル
くるくると丸めて固定するというシンプルな方法です。
コロンとした形になるので、お客様用として使ったり、積み重ねて可愛らしく収納することも出来ます。
STEP1 片側を三角に折る
フェイスタオルを広げて片側の端を三角になるように折ります。
STEP2 縦半分に折りたたむ
フェイスタオルの幅が短くなるように折りたたみます。この時、3~4cmはみ出して折るようにしておくと、仕上がりに全周パイルで巻き上げることが出来るので綺麗になります。
STEP3 裏返す
少しはみ出した部分が下に来るように、ひっくり返します。
STEP4 ミミをパイルで覆う
長辺部分(ミミ)にはみ出した部分を折り返すようにして折りたたみます。
ミミが隠れることで、巻いた時に端がむき出しにならず美しいのです。
STEP5 丸める
折り返した部分が広がらないように丸めていきます。
STEP1で三角に折りたたんだ部分がゴール。キツめに巻いた方が出来上がりは綺麗になります。
STEP6 丸まりを固定する
STEP1で作った三角の端部分が出ているので、これを巻いた部分に差し込んで固定します。
外側に近いところに、指を入れて差し込むとしっかり止まります。
Ⅰ型はこれで完成です。
Ⅱ型 フラットタオル
平べったい形で固定することが出来るフェイスタオルのたたみ方になります。
積み重ねた時に崩れにくいというメリットがあるため、タオル専用の箱型収納などに入れるときに非常に便利です。
STEP1 3分の1で折る
今回のたたみ方は最終的に丸まったタオルを広めの袋で包み込むような形状となります。
そのため、最初に折り返しておく部分は眺めのフェイスタオルの幅方向3分の1。上の写真のように大きくたたんで下さい。
STEP2 長手を4つ下り
先ほど幅方向をたたんだフェイスタオルについて、今度はヘム部を重ねるように2つ折り。
さらに、もう一度折って長手方向に4つ折りとなるようにします。
STEP3 丸める
上の写真のようにヘムがヒラヒラする側を内側にして丸めていきます。こちら側を外側にしてしまうと最終的に固定できないので注意して進めてください。
平べったく畳むのでコロコロと丸めるよりは、バッタンバッタンと広めにたたむイメージで進めると良いです。
STEP4 固定する
外側を確認すると、上図のようにタオルのミミが見えていると思います。この部分をひっくり返すようにして、丸めてきたタオル部分を包んでいきます。
思い切って「えいっ」とすれば大丈夫。失敗しても数回やれば綺麗に固定できると思います。
Ⅱ型のフラットタオルの完成です。
Ⅲ型 裏アクセントタオル
裏表の柄を楽しみたいという方にぴったりのたたみ方です。
フェイスタオルであれば3つ折りを2回繰り返すだけなので、かなり簡単に出来るたたみ方。
急いでたたみたい方には無地であっても使う意味はあります。
STEP1 裏表にして3つ折り
長さ方向に3つ折りをしていきましょう。
挿し色にしたい面を表にするようにして3つ折りにします。
派手な色を表にする方が、見た目の安定感が増すのでおすすめです。
STEP2 方向を変えて3つ折り
STEP1では長さ方向に3つ折りにしました。今度は幅方向に3つ折りにします。
上の写真はその途中ですが、この状態でも次のSTEPに進めます。
STEP3 端を裏返して包む
STEP2で3つ折りをすると、端の部分に輪のようになっている部分ができます。
を広げて表返しながら、3つ折り部分を包むようにすればOKです。
内側が一部見えるように出来るので、凝ったデザインのタオルにぴったりですよね。
Ⅳ型 ヘムデザイン強調タオル
タオルのデザインの中には、ヘムと呼ばれるタオルの端部に柄を加えられているものが多くあります。
このようなタオルの時には、しっかりとヘムを見せながら固定してたためると可愛いです。写真のようにレースが付いているものを使えば、コンパクトで美しいフェイスタオルとなります。
お客様のおもてなしなどに利用すると、喜んでもらえますね。
STEP1 2つ折り
まずは長さが半分となるように2つ折りにします。
この時に端はぴったり重ねるように折っても大丈夫。裏側を内側になるようにしてたたみましょう。
STEP2 幅方向に3つ折り
次は、幅方向を3分の1になるように3つ折りにします。
右側がフェイスタオルの中心、左側にヘムが集まっている状態になっていれば正解です。
STEP3 長さ方向を3つ折り
長さ方向にさらに3つ折りにします。
最終的に固定するための準備の工程となりますので、以下の工程を一気に出来る方には必要ありません。
STEP4 ヘムの輪に中央を挿入する
ヘム部分を広げると、フェイスタオルのミミがない筒状の部分ができています。
この部分に、フェイスタオルの中央部を押し込んでいきます。
ポケットにポケットティッシュを入れる感じに、スッと入れてください。
これで完成。すごく簡単なのに可愛いフェイスタオルのたたみ方です。
Ⅴ型 三角コンパクトタオル
この形は三角形のおにぎりのような形。
自立するので少量のタオルを棚において置くなどで利用しやすいです。厚みはありますがしっかりと固定できるのでかなりコンパクトに収納することができます。
STEP1 端を三角に折る
両サイドを三角になるように折っていきます。
今治タオルなど国産のフェイスタオルは長さが少し長いのでヘムを先に折り返しておいて、しっかりと両方が三角になるように調整しておきます。
STEP2 台形にする
次に三角のミミ側に出来た角を折って台形にします。
STEP3 パタパタと三角を折り返す
3つの三角形が出来ているような形になっている部分を隣の三角形の辺に接するように半分にたたんでいきます。
パタンパタンと倒すようにたたみます。徐々に膨らんできますので、広がらないようにおさえながら折るとコンパクトに仕上げることが出来ます。
STEP4 固定する
最後の角を、たたんできた三角形の隙間に押し込んで固定します。
かなりしっかりと固定されるので、ほどけるリスクがほとんどないのもこのフェイスタオルのたたみ方の大きなメリットとなります。
Ⅵ型 コンパクトまるまりタオル
Ⅰ型のボリュームを感じられるフェイスタオルではなく、薄めでコンパクトに収納できるたたみ方となります。
かごに挿すように入れたり、積んでみたりと取り扱いもしやすいので基本の型となるでしょう。ただ、固定する最後の工程がややコツがいるので練習が必要となります。
STEP1 端を10cm折る
最終的に固定する部分を事前に準備しておきます。
10~15cmヘム部分を折り返しましょう。タオルの厚みによって必要な長さが変わるので、試行錯誤して適当な長さを掴んでください。
裏返して次の工程に備えましょう。
STEP2 幅を半分にする
STEP3 長さを短く
10cm折りたたんであるのとは逆のヘムを折ります。丸めやすくするためのものですので、長さは適当でOKです。
STEP4 まるめる
コロコロと丸めていきます。
STEP5 端の部分を裏返すように包む
最初に折った10cmを広げて折り返すように、丸まったタオルを包みます。
丸まりの半径ほどにかぶせるようにすれば固定できます。
まとめ
今回はフェイスタオルを道具を使わずに固定する方法を紹介しました。
しっかりとたたむことで収納も美しく整理できるので、タオルが多すぎて棚があふれそうな方には特に使って欲しいと思います。
統一感あるたたみ方で、色もそろえるだけで一気にタオルがより輝いて見えます。是非試してください。