タオルは消耗品なので、ちょっとゴワゴワしてくると買い替えを意識するでしょう。
ただ、買い替えようと思って新しく購入しても、棚の中のタオルがなかなか捨てられないという方も多いのではないでしょうか。
いずれ雑巾にするだろう、床を汚した時に拭き取るのに使えそう…。そんな風に思う方は私だけではないはず。
そこで今回は使用したタオルを寄付、リサイクルできる方法を紹介します。良質なタオルなら使用後の使い心地は間違いなく喜ばれるはずです。
物資支援でタオルを寄付できる場所
使用したあとの衣類やタオルでも、支援が必要な国や地域に送ることで、そこで暮らす人々の生活を支えることができます。
寄付と言うと募金が一番有名ですが、わかりやすい生活物資は確実に現地まで渡るので、確実な寄付のひとつです。
ワールドギフト
ワールドギフトは正式名称は特定非営利活動法人国際社会支援推進会ワールドギフト。物品の寄付支援や、食糧支援、医療支援、安心安全の水支援などを通して、命を守る活動をしている法人です。
不用品を世界で再利用して、支援活動にあてています。
ワールドギフトでタオルも寄付することが可能です。
タオルの寄付をする場合は、まず段ボールに送りたいタオルを入れて梱包。梱包したら箱のサイズを計測して、寄付の申し込みを行いましょう。
荷物の大きさで、寄付金の額が変わります。箱の大きさを計測後、ワールドギフトのホームページから、寄付の申し込みをしてください。
この申し込みをすると、寄付金の金額と寄付受付のメールが届きます。寄付金を振込してから、タオルの入った箱を郵送してください。箱は宅急便会社に集荷依頼することも可能です。
ナカノ株式会社
ナカノ株式会社は、古着から新しい繊維製品を作り出すなど、リサイクル事業を行っている会社。
古着だけでなく古布の回収も行っています。
使ったタオルやバスタオルも回収可能品となっているので、リサイクルを意識した寄付をする場合には選択肢に入れても良いでしょう。
段ボール箱に入れて、宅急便で郵送してください。配送料は自己負担となりますが、これも寄付の心でまいりましょう。荷物を送るときに、事前の連絡は不要です。ただ、平日到着を希望しているので、日付指定はしっかり行ってあげましょう。
お問い合わせ/送付先
〒236-0004
神奈川県横浜市金沢区福浦2-8-6
工場名:エコムナ横浜工場
電話番号:045-701-6263
メールアドレス:NA-KANAZAWA@nakano-inter.co.jp
もったいないジャパン
もったいないジャパンは、特定非営利活動法人であり、フードバンク活動や寄付品の受付などを行っている団体。貧困や災害で困っている地域や人々に支援活動をしています。
現金寄付も受け付けていますが、日用品や衣料品などの物資支援も広く受け付けてくれています。
日用品では、タオルやバスタオルの寄付が可能。
中古品のタオルは洗濯やクリーニングをしてあるものであれば寄付可能となっています。その他にもタオルケットやシーツなども受け取ってもらえるので是非余った布があれば確認してみてください。
タオルを段ボールなどの箱に詰めて、下記の住所に送付すれば受け付けてもらえます。匿名での郵送も可能。寄付する量が多い場合は、事前に連絡をするようにしてください。
お問い合わせ/送付先
〒253-0071 神奈川県茅ヶ崎市萩園1642-2
NPO法人もったいないジャパン
電話番号:0467-38-7222
ワンちゃんネコちゃんへタオルを寄付
使用しないタオルやバスタオルは、動物たちのために送ることもできます。一匹でも多くの命を救えるようにタオルやバスタオルを寄付しましょう。
ピース・アニマルズ・ホーム
ピース・アニマルズ・ホームは、動物愛護団体。
人と動物がより良く共存できる社会を目指し活動している団体です。施設内で生活している動物たちのケアのためにタオルや毛布などの物資を必要とされています。
タオルや毛布は、主に仔猫やネコの保温管理として、身体を温めてあげるために使います。
寄付できるタオルや毛布がある場合は、現地に直接届けるか、遠方の場合には宅急便で送付でOK。宅急便の時間指定は「9時から12時」または「午前中」で指定するようにしてください。
お問い合わせ/送付先
〒933-0005 富山県高岡市能町南3-41
特定非営利活動法人 ピース・アニマルズ・ホーム
電話番号:080-6352-1199
ケンの家
一般社団法人ケンの家は、飼い主に捨てられてしまった犬たちが暮らしている場所です。
譲渡会を通して、新しい飼い主さんを探しています。施設では新しい飼い主さんの出会いを待っているワンちゃんたちが生活しているのですが、その際に必要となる物資の支援を受付しています。
タオルやバスタオル、タオルケットも支援物資として望まれているモノ。特に古タオルとバスタオルは一番必要とされているアイテムのようですので、そろそろ新しいタオルを買い換えたいと考えている方は候補に入れてください。。
各施設や時期によって必要とされている物資が異なるので、送り先は事前にチェック。
(ケンの家では動物の健康状態に合わせたご飯を用意しているので、フード関連の支援はご遠慮下さいということです。)
寄付できる仕組みがあるタオルブランド
タオルブランドのSWWOCでは、自社で古くなったタオルの回収を行う仕組みが存在します。
新しいタオルの購入と同時に、古くなったタオルを回収してもらうこともできる便利なサービスです。
もし購入時に寄付を希望する場合は、商品と一緒に寄付の案内が入っているので、そちらを確認してください。
商品が入っていた箱に寄付したいタオルを入れて、配送業者に集荷依頼して回収してもらうことになります。これで古いタオルを必要とする場所に寄付してもらうことが可能。
寄付される先は、主に国内外の福祉施設等となっています。
新しいタオルを買って、同時に古いモノをすぐに寄付できるので家の中のものが増えず気持ちも良いですね。
まとめ
今回は使った古いタオルの処分方法について、寄付と言う選択もあるよという考え方について紹介しました。
これらの方法であれば、タオルの心地よさは少なくなってきたけれど、まだ使えるタオルを有効活用することができます。
動物愛護や材料のリサイクルなど、好みにあった寄付を見つけて次の方にタオルをまわして差し上げましょう。