夏休み中に子供がお友達の家からもらってきた、とうもろこしの種。
ちょっと種まきには早いと思いながらも、作ってみたいというのでお庭の片隅で家庭菜園にチャレンジしてみました。
7月からの種まきも順調に成長
(写真はイメージです)
7月末に植えて毎日お水をあげて大切に育ててきました。すぐに発芽し、季節がちょっと遅くても上手く育つものだなと思っていましたが、
全然実ができない
間違いなく、とうもろこし自体は成長しているのです。葉は立派に育って、とうもろこしの実があるのがわかるフサフサ(雌花)までは確認できたのですが、実が全然大きくならないのです。
(写真はイメージです)
子供がなんというコーンの品種を持ってきたのか、すらわからなかったのでもしかしてベビーコーンしかできないものなのでは?と思いながら数週間見守っていたのですが。
やはり変化なし。
今日、わずかですが大きくなったものを収穫してみました。
その大きさ、驚きの「おやゆびサイズ」。
たった「ひと粒」も子供の思い出に
収穫したコーンの皮を剥いてみると、出来上がったのは「ひと粒のコーン」。
親としては、大失敗ですね。お店で売られているものがいかに上手に育てられているのかがわかる出来栄えでした。
救いは大切にここまで育てたということもあり、娘が収穫されたひと粒のコーンに大喜びだったこと。蒸かして、嬉しそうに食べてくれました。
実が大きくならない2つの原因
今さらながら、うまくいかなかった原因について調べてみました。とうもろこしの実が大きく育たない理由は以下。
受粉させなければいけない
トウモロコシを成長させると、テッペンの部分にアンテナのようなものが出てきます。これは、雄花で花粉をつけてくれる場所。
出来た花粉を絹糸(めしべ)につけて受粉させなければならないのです。
今回、この作業を一切していませんでした。10株程度の栽培の数では、ひと粒できたことだけでも奇跡だったのかもしれませんね。
種まき時期がずれていた
今回は普通なら収穫するような時期に、種まきをしたことも原因です。真夏の気温が高くなる時期に栽培してしまったことによって、雌しべが出てきた時点で花粉が少なくなっていたのもあると考えています。
花粉と雌しべの出る時期がずれてしまうことで、自然受粉もほとんどなかったのかなと思います。
まとめ
子供の長い夏休み。私も自宅でお仕事をしているので、部屋を出れば娘がいる生活が続いていました。
こんなに一緒にいる家族は少ないのではと思うほど。家庭によっては父親がずっと家にいたら邪魔くさいなどといわれそうですが、毎日楽しそうにしてくれる子供と妻には感謝ですね。
来年こそ、自分で種を買ってきて、適正な時期に種まきをしてうえの写真のようなとうもろこしを皆で味わいたいと思います。
ちゃんと調べて行動する。タオルを買うときには出来ているが、他のこととなるとなかなか情報集めが苦手なよう。まだまだ成長できますね、わたしも。