大学で勉強していると、普段お世話になっている大学教授や准教授が表彰されたり、あるいは大きく出世する機会に出会うことがあります。
研究室やゼミなど直接お世話になっている先生なら、しっかりと日頃の感謝を伝えておくのがよいでしょう。
教授は思っているよりも社会的地位が高い
私も大学・大学院・研究機関・共同研究の大学など、学生から社会人になるまで多くの先生にお世話になってきました。
学生時代には、運転免許を取得するために通う自動車学校の指導教官と同じように「教えてくれる人」という印象を持っていました。ただ、会社勤めをして大学と関わってみると、教授というのは地位が高く、知識以外にも大きな影響力を持っていることに気付きます。
教授など大学の先生としっかりとした人間関係をもっておくことは、今後の人生において何かと助けになる存在になる可能性も否めません。
今回は、大学の先生のお祝いの場面でプレゼントすると良いアイテムを紹介します。
大学教授・大学の先生におすすめのプレゼント8選
教授や准教授など、大学に勤める先生へのプレゼントのオススメアイテムは以下となります。
このプレゼントは大学で先生をやっている彼氏やお友達でも使えるとおもうチョイスをしてあるので、参考にしてみてください。
万年筆
万年筆などの文房具はちょっと前までは、目上の方に贈ると「もっと勉強しなさい」という意味になるからタブーとされていたアイテム。
ただ、最近はこのようなタブーについては気にしないようになりつつあります。
特に上質なペンは学生からの贈り物なら、卒業してからも思い出してもらえるでしょう。先生のイニシャルなどを刻印してもらって、特別感を出すと喜ばれると思います。
オススメの万年筆は?
先生ですから、オーソドックスなものは失敗しにくいです。
日本を代表する万年筆の老舗メーカーであるPILOT(パイロット)の人気モデル「カスタム74」がおすすめです。14金で万年筆初心者でも書きやすいのが特徴。
THE 万年筆というデザインですし、プレゼントにぴったりです。ペン先の太さは、用途が広い「M(中字)」「MF(中細字)」のどちらかでOK。
高級なお酒
教授という職業は以外にもコミュニケーション能力が大切。そのようなときに先生が他の先生やご友人などと一緒に飲んでもらえるお酒はとても喜ばれます。
日本酒、焼酎、ウイスキーなどから、手に入りにくいものを選んで差し上げましょう。スーパーで売っているようなものではなく、こだわりを感じさせるものが良いです。
大学教授になるくらいの方ですから、好奇心旺盛。新しい経験をプレゼントするつもりで選ぶことが大切です。
ウイスキーなら
ウイスキー好きの方なら山崎12年など、ちょっといいものと見てわかるものも良いでしょう。
名入れもできるので、特別なお祝いでもらうプレゼントとして思い出に残ると思います。木箱に入れて、ボトルに直接彫刻してもらえることもあり、プレゼント感の演出は完璧。
銘菓(お菓子の詰め合わせ)
大学教授はお菓子や名物に詳しいです。学会などで全国、分野によっては海外へも頻繁に出て行くお仕事ですからね。
そんな知識豊富な先生ですから、お菓子もありきたりのものではなく、銘菓と呼ばれる人気のお菓子が良いです。話のネタになるというのもポイント。全国的に有名なものでも、ご当地で絶大な信頼を得ているお店のものでも良いと思います。
ゼミの学生さんに分けて食べてもらえるように、小分けしてあるものをプレゼントするのも良いでしょう。特に理系で研究室があって、成果が出たお祝いに使う場合には特にお菓子の詰め合わせが便利です。
筆者のおすすめの銘菓は?
私の出身地は新潟なのですが、もし新潟の銘菓でよければ「河川蒸気」というお菓子がおすすめです。
生クリームとあんこを合わせた、コクのあるクリームをしっとりとした黒糖の香りのする蒸しパンで包んだようなお菓子。これがいつも好評なのです。
今や全国でも人気が出ていますが、当時は知る人ぞ知るお菓子という位置づけだったんですよね。かなり美味しいので、是非お取り寄せしてみてください。
20個入りセット:5,366円(税込)
果物
上で紹介したお菓子と同様に、果物というのも大学の先生ならおすすめできるプレゼントになります。
大切なプレゼントなら、しっかりしたブランドのものを贈るのが良いでしょう。日本で一番の知名度を誇る銀座千疋屋なら、安心。
ベテランの目利きが選んだ果物の詰合せセットなら、失敗もしにくいでしょう。
レーザーポインタ
先生という職業柄、大きな教室でスライドを使って講義をすることが多くなります。他にも学会発表などでの報告など、レーザーポインタは教授職の必須アイテムと言ってよいでしょう。
手軽に使えて、パソコンとの連携が取れるものが人気です。
マウスで有名なロジクールのプレゼンテーション用のレーザーポインタは、スタイリッシュなデザインでおすすめです。
USBで簡単にワイヤレス接続できるので、講演会場が広くても使用できます。こういうアイテムを持っている方は、デキる印象も付きますし男性の自信にもつながるでしょう。
価格:5,060円(税込)
新しいもの(好奇心が高い)
新しいものは世の中にない技術や考え方を思いつくための大学教授と相性が良いです。
新しい研究のアイディアにつながることもあるでしょう。見た目が新しかったり、機能が大きく改善されていたり。プレゼントをする側が考え付く以上の気づきを与えられるので、インパクト重視で選んでも良いです。
おすすめのアイテム
スマートコーヒーメーカーのジーナというアイテム。珈琲好きの男性なら、絶対に1回は試してみたくなるでしょう、これは。
超ハイテク系コーヒーメーカーで、スマホで管理できます。アプリがコーヒーの淹れ方、濃さ、蒸らしの時間を教えてくれるというコーヒーメーカー。面白いし、香りの良いコーヒーで、癒しを作ることができるとあってプレゼントにぴったり。自分では絶対に買わないですしね。
価格:35,200円(税込)
旅行券・体験ギフト
旅好きの彼なら、旅行券や体験型のカタログギフトも喜ばれます。新しい土地はひらめきの素。ただの先生ではなく、研究者でもある教授や大学の先生には良い刺激となるでしょう。
関係が深い場合には、JTBなどの大手の旅行代理店のギフト券でも良いですし、一緒に行きたいレジャー施設のチケットという形もありだと思います。
日常とは異なった経験をカタログギフトにまとめたサービスを使うのも良いです。
最近話題なのは「SOW(ソウ)」。全国各地で経験できるサービスが多く掲載されているので、一緒に旅行に行ったときに使ってもらったりも可能です。
旅行関係以外でも、オーダーメードの靴やシャツを作れるものなど、お相手の好みがわからなくても対応できるのがポイントです。
グルメチケット
とにかく美味しいモノを贈りたいという方は、dancyu(ダンチュウ) グルメギフトカタログも良いです。旅行はちょっと渡しにくいという場合には、全国の美味しいものをお取り寄せできるチケットが便利。
dancyuは1990年に創刊した老舗のグルメ雑誌。グルメに関してはかなり詳しい情報元ということもあり、グルメで好奇心の強い大学の先生にも喜んでもらえるでしょう。
カタログもただの商品の羅列ではなく、雑誌のように読み物としても普通に興味深いのもメリット。選べるコースは6,600~34,320円と幅広いので、関係性で選びやすいのもいい点ですね。
大学の先生には個人から渡すのが良い
大学の先生との関係がもし、企業との共同研究などの利害関係がある場合には、先生に収賄の疑いが出ないように、気をつけなければなりません。
国家公務員倫理法というのが2000年に施工されてから、会社と国家公務員のやりとりについてはやや難しくなっています。
特に共同研究など契約がある場合には、お祝いのプレゼントを贈るのはやめて5,000円以下の菓子折りなどの手土産をもって訪問したり、お祝いのメッセージを贈るのが良いでしょう。