お中元・お歳暮の意味を知ろう
お中元やお歳暮は日ごろお世話になっている人に感謝の気持ちをこめて贈るものです。
お中元は7月上旬~7月15日までに贈るのが通例となっています。
旧暦ではこの時期がお盆であることからこの時期になっているよう。この風習が始まった起源は、ご先祖様の魂を祭るために一族が親元に集まったときに持ち寄った捧げ物になります。
また、お歳暮は今ではその年の最後にお世話になった人に贈るものされていますが、かつては新しい年を迎えるためのお祭りに必要なものを持っていくという風習だったのです。
今では両親だけでなく、親戚、仲人、お勤め先の上司、先生などが様々な方に贈りますよね。感謝を伝えるという良い機会と考えている方が多いようです。
お中元・お歳暮を贈るときに気をつけること
感謝の気持ちをこめて商品を選んでも、品物を送りっぱなしで連絡をしないとうのはマナー違反です。
誠意を伝えるためには、ハガキや手紙にしっかりと送り状を付けましょう。この送り状は、お中元・お歳暮の品物が届く前に渡す相手に到着するように投函します。
この心遣いひとつで相手に対する印象は大きく変わるものですよ。
お中元の送り状テンプレート
拝啓 暑さもようやく厳しさを増してまいりましたが、皆々様にはお変わりなくご健勝のこととお喜び申しあげます。平素はひとかたならぬご厚情を賜り、厚くお礼申しあげます。
さて、日頃の感謝をお伝えしたく、ほんの心ばかりのお中元の品ではございますが、別便にて〇〇をお送りいたしました。〇日頃には届くかと存じますので、お気兼ねなくお受け取り下さい。
猛暑が続きますが、どうぞご自愛のほどお祈り申し上げます。
敬具
7月#日
お中元・お歳暮の贈り方まとめ
- お中元 7月上旬~7月15日
- お歳暮 12月上旬~12月20日ころ
- 金額の目安 3,000~5,000円
- 掛け紙・水引き 紅白蝶結び・熨斗つき
- 表書き 御中元・お歳暮
お中元・お歳暮にオススメのタオル
お中元やお歳暮は、カジュアルな印象の誕生日プレゼントとは異なり古くからある風習の要素を含んでいるので、日本製の高品質なものがよく似合います。
また、タオルを見た瞬間に良いものとわかり、パッケージもしっかりした箱に入っているものを選んで差し上げましょう。
ラッピングは軽視されがちですが、贈りものを渡す時には、第一印象は超重要。
品質から包装まで、すべてを管理された「しっかりしたもの」を贈る方が感謝は伝わりやすいのです。
今回は日本製であることと、箱入りの2点を満たし、タオルの豪華さを感じられるお中元とお歳暮に間違いない贈答用タオルを紹介します。
sara-la(さらら)「縁・en」タオル【今治タオル】
今治タオルの中でも、贈り物用に開発されているものって意外と少ないもの。
そんな中、お中元や御年賀などの挨拶にぴったりな、高級志向のタオルが「sara-la(さらら)」。
和紙で包まれており、しかも美しい箱に入れられています。タオル品質も希少なギリシャコットンを使用してあり、輝きを感じる美しいタオルに仕上がっています。
価格:5,000~16,000円
⇒sara-la「縁・en」タオルの詳細なレビュー記事はコチラ
TRUE TOWEL「HOTEL」【今治タオル】
今治タオルのメーカーの中でも特に品質で認められているTRUE TOWELのタオル。パイルの毛足が長く、ふっくらボリュームで美しい見た目です。
実はこのタオルメーカーは、国内の有名なホテル「リッツ・カールトン東京」「帝国ホテル東京」などでも室内用のタオルとして採用されている実力派。
家庭用になじむようにより軽く、オシャレにアレンジされたタオルはなかなか自宅で使った経験はないでしょう。私も驚いた上質タオル、きっと喜んでもらえると思います。
バスタオル2枚セット価格:9,350円(税込)
今治謹製「至福タオル」【今治タオル】
日本の伝統を感じさせる木箱にいれられて、非常に格調を感じさせるタオル。今治謹製ブランドと今治タオルのダブルブランドの品質の高い商品です。
至福タオルのパイルには、新疆綿(しんきょうめん)の超長綿が使用されています。この綿は世界3大コットンに選ばれるほど、品質が高いことで有名な素材なのです。
さらっとした感覚と今治タオルならではの吸水の感覚が気持ちいいタオルです。
またパッケージには縁起のいい金や銀が入ったデザインなので上品かつ豪華。木箱のフタも金の箔押しと大人の贈り物としてかなりハイレベルなパッケージのタオルは目上の方にぴったり。
価格:3,000~15,000円
お中元・お歳暮のマナーよくある質問【初心者向け】
ここではお中元とお歳暮でよくある質問についてお答えしていきます。
お中元とお歳暮は両方贈らなければいけないの?
両方贈らなければいけないというルールやマナーはありません。負担が大きすぎるという場合や相手に逆に気を使わせてしまうかもという場合にはお歳暮だけでも構いません。
ただし、一回の場合には金額を少し多めにするという方もいらっしゃいます。関係性にもよりますが、継続できることを考えて無理のない範囲で贈ればよいでしょう。
遅くなってしまったときはどうしたらいい?
お中元の時期を逃してしまったとき、困りますよね。
そんな時は8月8日まででしたら「暑中御見舞」ののし紙をかけて贈ります。それ以降でしたら「残暑御見舞」として贈れば大丈夫です。
またお歳暮を贈り損ねてしまった場合、配送の場合には年が明けてから到着するように贈りましょう。そのときには、御歳暮ではなく「御年賀」として新年のご挨拶にするのがマナーです。また、さらに遅く1月7日を過ぎた場合には「寒中御見舞」となりますのでご注意ください。
感謝の気持ちを贈るというところが大切ですので、遅れたからといってギフトを諦めるのはもったいないです。しっかりとお渡ししましょう。また、あえてお中元やお歳暮といった時期を外してより、親密な印象を与えることもできます。
相手が喪中だけど贈ってもいいのか
お中元・お歳暮はお祝いでなく日ごろの感謝をするものですので、ギフトを渡したいお相手が喪中であっても渡して大丈夫です。逆に自分が喪中であっても贈って全く問題ないということもいえます。
ただし、お葬式が直前にあった場合、具体的には四十九日にかかるときには一度贈るのを止めておき、「四十九日法要」が終わってから贈るようにしましょう。
もしその最中に時期が過ぎてしまう場合には、「暑中御見舞い」や「寒中見舞い」として贈るのがマナーです。お相手が喪中の時には掛け紙は白無地を選んでお祝いの意味を消しておくとさらに良いです。
まずは1回だけお中元を贈るのはいいの?
お中元やお歳暮は相手との関係が変わらない限り、ずっと続けるつもりで贈るものになります。
もし、その年に感謝したいことがありお中元やお歳暮の時期に感謝のしるしとして贈りものをしたい場合には、表書きにお中元やお歳暮と書くのは止めておきましょう。
このような1回きりのつもりでギフトを考えている場合に便利なのが、「感謝」「御礼」として送り状に今年お相手にしていただいたことへの感謝を手紙としてお伝えするのが良いです。
まとめ
今回はお中元・お歳暮にタオルを贈りたい方へ、タオル選びのコツと贈り物のマナーについてお伝えしました。
季節のご挨拶という大切な方へ贈り物をする場面のタオル選びでは、
- 日本製であること
- しっかりした箱入りであること
この2つのポイントを抑えて、喜んでいただきましょう。
日頃の感謝を特に大切にしている方へ贈るイベント、受け取った先様が喜ぶ顔を想像しながら選んで差し上げれば失敗はしません。
自分ではなかなかできない体験をしてもらうのがポイントですよ。