雲ごこちタオルってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
柔らかくサラサラの手触りは女性人気高い
タオルに求めるさわり心地の条件として柔らかくて、肌に触れたときにサラっとした感触が好きな方。特に女性に多いようですね。
重さを感じないような軽くて、ふんわりしたタオルでしたら今回紹介する「雲ごこちタオル」がオススメです。
今治タオルの人気メーカーである丸山タオルさん渾身の一枚。
タオルギフトとしても人気がありますので、今回はしっかり評価、口コミを紹介していきたいと思います。
今治タオルの「雲ごこちタオル」のフェイスタオル評価
軽さにこだわり抜いたタオルになります。
繊維の長さが35mm以上(通常の綿は20-25mm)の最も長い綿を超長綿と呼ばれますが、雲ごこちには超長綿が贅沢に使われています。この超長綿はまるで絹というような光沢が感じられて「綿のカシミア」と呼ばれるほど。
しかもこの良質な綿花を使った糸は、糸を撚(よ)らずに糸にした「無撚糸」。非常にサラサラした感触になり、しかもふんわりと柔らかいボリュームがでるのが特徴です。
空気をたくさん含ませている分、水分をよく吸収して乾くのも早いという特徴があります。
価格 | 1,080円 |
タオルブランド | 今治タオル |
タオル製造会社 | (株)丸山タオル |
タオル形状 | フェイスタオル |
備考 | 使い始めの柔らかさNo.1 |
カラー:オフホワイト・グレー・コン・マロン・ワイン・サーモンピンク・アクアマリン
今治タオル「雲ごこちタオル」を詳しく調べてみました
今回はかなりとがった特徴を持つタオルのため、吸水性の評価に困りました。吸水は非常に速いので☆5評価しても良いレベルだったのですが、保水力と水を含んだときに濡れを感じやすいという点で減点させていただきました。
ちょっとした手拭などたくさんの水を吸い取る必要のない場面では、間違いなくトップクラスのタオルになります。
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
雲ごこち注目のポイントは端にあり
雲ごこちはとにかく触って柔らかく、軽い風合いが表現されているという点にあります。
こだわりが見える部分はタオル生地そのものであることは言うまでもありませんが、タオルラボが注目したのは『タオルの端』。一般にタオルの耳と呼ばれる部分です。
一般的なタオルの場合には、一度折り返して縫い付けられることが多いのですが、雲ごこちは「裁ち目かがりぬい」だけで処理がされています。折り返すとどうしても分厚く硬くなるので、端の部分まで雲のように柔らかくと設計したのでしょう。素晴らしいこだわり☆
さわり心地
最高レベルのふわふわ感覚。しかもサラサラしていて本当に雲のようなさわり心地です。非常になめらかなさわり心地で初めて触る方は感動するレベルに仕上がっています。上質な綿を使用しているのでしょう、手でなでたときに引っかかる感覚は全くないです。文句なしの最高評価です。
吸水性
吸水の速さはパイルが長いだけあって、触れると同時にお水を吸う速度がありました。一方で保水力は軽く仕上がっているためにいまひとつ。また、パイルが長くしかもフンワリさせるために糸を細くしているために水を吸うとパイルに水がたまってべチャっとした感覚になります。
大量の水をタオル内に含ませ続けられないというのはデメリット。髪を拭くタオルには不向きです。よって吸水性の評価は☆3にさせていただきました。
やわらかさ
乾燥時の重量は103gで見た目のボリュームからは想像以上に軽いです。
水を吸水すると323gと3.14倍の重さになるも、やはりパイル全体に水が含まれてボリュームが一気になくなる印象。乾燥時の柔らかさは驚くレベルもタオルとしての機能性は低い。
弾力
とにかく弾力のないゆるゆるのタオルです。まるで綿のような感触で究極に柔らかいタオルのひとつでしょう。ゆるゆるのタオル好きにはたまらない感触。
糸くず
パイルの長さ、とにかく長い6~7mm。一般的な高級今治タオルでも4mm位のことが多いので、とにかく柔らかさとサラサラというさわり心地に特化したタオルといえます。
普通のタオルと比較すると2倍程度のふわふわ感が感じれます。また、拡大写真で見ても糸のほつれなどが少なく、こだわった超長綿が使われていることがわかります。
すごいタオルの口コミってどんな感じ?
雲ごこちを今治タオル公式ショップで購入してみた
今回雲ごこちの購入は今治タオルの公式のインターネットショップからにしてみました。
今治タオルというブランドを取得できる100社以上の今治タオル工業組合に所属するメーカーのタオルを取り扱う「今治タオル本店」。私が今治タオルの購入をオススメしている伊織がファッションブランドでいうところのセレクトショップ的な立ち位置であるのに対して、今治タオル本店は服の販売メーカーが運営するお店という感じでしょうか。
今治タオル本店の梱包は箱詰めすると200円(税抜)がかかりましたが、オリジナルのリボンなどはブランド感をアピールできて素敵でした。
ちなみに専用の紙袋も150円となかなか贈り物にするのには予算がかさみますね。
包装もしっかりと丁寧に包んでくれていて、街にある百貨店のギフトレベルであると感じました。
しかも今治タオルブランドのロゴの入った包装紙とシール。これは他ではなかなか対応してもらえませんので貴重かもしれません。
箱を開けると薄手の紙で優しくタオルが入っていました。フェイスタオル1枚でコレだけ丁寧に包んでくれるんですね。
ギフト用の箱は白くて美しい
雲ごこちを今治タオル本店から購入してみて
今治タオル本店の通販を利用してみましたが、箱はかなり品がよくてお洒落なのですがギフト用など大量に購入しても送料がかかってしまうというのはデメリットであると感じました。具体的には10,800円以上でも関東地方で800円程度必要です。しかも、配送先1件につきこのお値段ということですのであえてこのお店で通販する必要はないかなと感じました。
雲ごこちというタオル自体も保水力こそ不足を感じますが、さらっとしたさわり心地は一級品。初めて触る感触だと思います。類似する商品はこちらも今治タオルの白雲(HACOON)でしょう。
比較的乾燥状態で使う場面や枕カバーとすると良いかもしれません。