ふんわりした肌ざわりのタオルは、夏の肌掛けとして使ったりソファの上の敷物にしたりといろいろな使い方ができます。
そして最近、女子の間でひそかに流行しているのが「枕カバーとしてタオルを使用する」というもの。
タオル独特のやさしい肌ざわりと取り替えることでさわり心地が変わるということで、ハマってしまう女性が急増中だそうです。いったいどんなタイプのタオルが枕カバーに向いているのでしょうか?今回は枕カバーに使うと良いタオルの条件について教えちゃいます。
タオルを枕カバーとして使う女子は意外と多い
毎日の就寝時に使う枕に、カバーをつけている人は多いでしょう。枕を汚れから守るための枕カバーですが、取りはずしなどが面倒でなかなか毎日交換することはできません。
その点タオルなら、寝る前にサッと枕に掛けるだけで終了。朝はタオルをはずして洗濯機に入れるだけでおしまいです。手軽さから働く忙しい女性に喜ばれています。
さらに「断捨離」が流行し、枕カバーという余分なアイテムを持ちたくないという女子は多いようです。枕カバーは自宅にたくさんあるタオルで十分代わりになりますし、毎日変えて清潔ということでメリットは大きいんですよね。
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枕カバーとして使うタオルの条件
ドライユースでサラサラのタオル
パイルに使用されている糸が細く、パイル長さが長いものはサラッとした感触なので触れた時に気持ちが良いです。ふわふわのボリュームタイプも良いのですが、重なった時など厚みが出やすいので枕の高さが調整しにくいです。ぴったりの高さになりにくいことで、逆に寝にくくなる場合もあります。
また、パイルの長さだけでなく、素材のコットンが上質なものはさわり心地がサラッとした感触になります。乾いた状態でタオルの表面をなでてサラサラと感じるものを選ぶのが大切です。
薄手で、洗濯しやすいタオル
枕に敷くタオルなら洗濯がしやすいタオルがおすすめです。枕カバーの代わりとしてタオルを使う場合は、タオルに厚みやボリュームは必要なく、薄手で洗濯がしやすいタオルがいいでしょう。
逆に分厚くてボリューミーなタオルは枕の高さを微妙に変えてしまうこともあり、カバーの代わりにするにはあまり向いていません。薄手で洗った後にすぐ乾くタオルを使っている人は非常に多いです。タオルの枕カバーを使用する利点は毎日どんどん取り換えて清潔にできる点ですから、薄手・速乾性のあるタオルというのは重要な条件になります。
コストパフォーマンスの良いタオル
コスパも意外と大事なところ。毎日取り換えて洗濯する場合には、それだけタオル本体が早くいたむことになります。
清潔感の維持とのバランスが大切になっていきます。
タオルは消耗品で使えば使うほどパイルがへたってゴワゴワの感触になってきますから、毎日洗濯した場合には何年間も使うものではありません。
パフォーマンスを上げるためには2つの方法が考えられます。
ひとつは、タオル生地が弱ってゴワゴワしてきたと思ったときに、すぐ買い替えができる安くて最低限の品質が保たれるようにする方法。もう一つは、上質かつ耐久力のあるタオルをちょっと価格が高くても購入して、長く使う方法。安いタオルと比較すると最低でも2倍は柔らかい時期が続くのでコチラの方が実はパフォーマンスは良いです。実際に交換しない分だけお得感も増しますしね。
刺しゅうやデコボコがないタオル
枕カバーがわりにタオルを使う場合は、お肌に直接当たる部分にデコボコがないことも大事な条件。
高級なタオルの中には刺しゅうが入っているものやジャカード織でデコボコが付いているものがあります。この出っ張った部分が顔に当たっているとさすがに不快でよく眠れません。
またタオルの織り方によっても枕カバーになりやすいかどうかが決まります。洋菓子のワッフルによく似た「ワッフル織」は桝形(ますがた)のデコボコが特徴のタオルです。吸水性がよく速乾性もありますが、枕カバーがわりにして使うのはNGです。
朝起きたら顔にタオルのワッフル型がついていた、なんてことにもなりかねません。やはり一般的なパイル生地のものか目の細かいガーゼ生地のタオルにすると良いです。
色がきれいで気持ちを落ち着かせてくれるタオル
枕カバーとはいえ、身近に使うものの色や柄をお気に入りのものを選んでおくことは重要なポイントです。
最近のタオルは染色技術が向上して、きれいな発色のタオルが増えてきました。単なる枕カバーと違い必ずお気に入りが見つかるだけの商品の数がありますのでしっかり吟味できます。また、最近ではオーガニックタオルでも天然色素で染められるものもあり、安全性も気にする事ができるのも特徴。
色や織り方でお気に入りの柄のタオルとベッドには入れたら、それだけでお休みタイムの気持ちがホンワリなごみます。
お花柄やかわいい動物モチーフ、ストライプ、カラフルな水玉模様など好きな柄のタオルに顔を埋めて眠れば、気分もリラックスするでしょう。なかなか寝つけないという人でも、タオルを枕カバーにすることで楽に眠りに入っていけるかも。
サイズが大きいスポーツタオル
枕カバーにタオルを使う場合に、ぐるっと枕にタオルを巻きたい方は少し大きめのスポーツタオルがおすすめです。
枕に巻くと言っても、安全ピンなどでタオルを固定するわけではありません。安全性の面から考えてピンを使わないなら、ぐるりと枕を巻き込めるロングサイズのタオルがちょうどいいのです。
一般的なフェイスタオルでも十分使えますが、寝相が悪い・しっかりとタオルで枕を巻きたいという人は長めのスポーツタオルの方が使いやすいでしょうね。
家にあるスポーツタオルを使う時がなくて使い道に困っていたという場合はぜひ枕カバーがわりに使ってみましょう。スポーツタオルは吸水性の良いものが多いので、枕カバーには最適です。