scope(スコープ)のハウスタオルってどんなタオル?
| このタオルの特徴 | |||
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scope(スコープ)のハウスタオルとは

「スコープのハウスタオル」は有名タオル産地である今治の伝統技術と、日本人デザイナー達のアイデアを結集してつくられたカラーがうつくしい今治タオル。
スコープのこだわりを形にするために集まったのは、その道のプロたち。
実用性の高いデザインと生活にとり入れたくなるうつくしいカラーで、発売から1年ちょっとで販売枚数は6万枚超えという大ヒット中です。
さらには数あるタオルの中で、年々人気が高まっているというタオルなのです。

こだわりの生活雑貨をとりあつかう「scope(スコープ)」は、いま、注目のセレクトショップ。製造メーカーやデザイナーとしっかりコミュニケーションをとりながら、使い勝手だけじゃなく、商品開発にまつわるストーリーまでふくめて届けることをモットーに選ばれた雑貨たちは、どれも個性的です。
2011年にはオリジナルブランドも立ち上げ、オリジナル商品・第1弾としておくりだされたのが「house towel(ハウスタオル)」。
コスパが良くて、毎日、つかいたくなる。ハウスワインのようなタオルということで「ハウスタオル」と名づけられたのだとか。今回は、この人気のscopeのタオルについてしっかり評価していきたいと思います。
デザイン
カラーデザイン:鈴木マサル
アートディレクション:ワダケンジ
ロゴ・パッケージデザイン:榊原健祐
scopeのハウスタオル 製造は「吉井タオル」
「吉井タオル」は、昭和42年創業の今治タオルメーカーで、いつの時代にも愛される使い勝手の良いタオルを目指してものづくりのイメージ。
糸を先に染めてからタオルを織る製法が主流の今治にあって、晒した白い糸をタオルに織りあげてから染めるという「先晒し後染め」が得意なメーカーで、無地のカラータオルづくりに定評があります。
先晒し後染めについて
先晒しは今治の伝統的な製法。
糸の状態で晒しを入れるので適度な油分を糸に残した状態で優しいタオルに仕上がります。常温常圧でマイルドな脱脂をするので手間は掛かるが仕上がりがよくなるのが一番のメリットです。
今治タオルが高品質と人気があるのはこうした丁寧な仕事によるものなのですよね。
用途や目的に合わせてピッタリの綿花をえらび、信頼できる紡績メーカーと糸を開発。
コットンの特性を最大限に引きだすために、化学薬品を必要最小限に。さらに手間ひまをかけて糊抜きや晒しなどの工程を丁寧におこなっています。
そのために出来上がるタオルは柔軟剤をつかわなくても長くやわらかさを感じられるとか。
「house towel(ハウスタオル)」の特徴

「house towel(ハウスタオル)」は、特に色とサイズにこだわってつくられた今治タオル。
青空や海をおもわせるブルーを筆頭に、落ちついたアースカラーのベージュ、クールなモノトーンのグレーの3つのカラーシリーズがあります。それぞれのテーマカラーがグラデーションで展開されていて、1枚でも充分カッコいいです。
色違いで重ねて置いてもインテリアにピッタリ合うようにつくられています。ネーミングもオシャレ。タオルといえば定番のホワイトがないのも特徴です。

フェイスタオルは髪を乾かすとき頭にも巻きやすいようにちょっと長め。
他にも洗濯が楽になるようにちょっぴり短めにしたミニバスタオルと、通常サイズのバスタオルがあります。ミニバスタオルは、贅沢に包まることを目的にせず、お風呂上りに体についた水を全部ぬぐえる最低限の大きさにするという発想。短いことで、干すときにも省スペースになりますね。
それぞれのシリーズには、シンプルな無地の3色にプラスして、小枝をモチーフに大胆にデザインされた「Twiggy」があり、現在では、ショップのメインデザインにもなっています。水色と白い部分の淡い水色で他にはないセンスの良さが光っています。
| タオル情報 | |
| 価格 | 1,500円(税込) |
| タオルブランド | スコープ・今治タオル |
| タオル製造会社 | 吉井タオル(株) |
| タオル形状 | フェイスタオル |
| 備考 | どんな家にも馴染むデザイン |
カラー
ブルーシリーズ:サニースカイ、フライトスカイ、スコープスカイ、Twiggyブルー
ベージュシリーズ:アイボリー、サンド、トーブ、Twiggyベージュ
グレーシリーズ:ぺブル、アッシュ、ストレート、Twiggyグレー
サイズ
フェイスタオル 100cm×34cm
ミニバスタオル 100cm×63cm
バスタオル 130cm×63cm
「house towel(ハウスタオル)」の評価
夜干して朝までに乾くような、毎日つかうのにちょうど良いタオルを目指しているということもあり、厚すぎない扱いやすいタオルになっています。
使われている素材はインド産の中長綿、シャンカール綿です。このスコープタオルももちろん「今治のタオル伝統の先晒し後染め」が使われます。これによってやわらかな肌ざわりで吸水力があるという特徴が出ています。
丈夫であることも普段使いのタオルとして大切ということで、ベース生地は薄いながらも密度の高くコシが出ています。

タオル自体にフックに掛けられる穴があり、ボタンホールのようなしっかりしたステッチがワンポイントになって可愛いですね。
scope(スコープ)のハウスタオルを詳しく調べてみました
| タオル評価 | |
| さわり心地 | ゴワゴワサラサラ |
| 吸水性 | 遅い早い |
| やわらかさ | しっかりゆるゆる |
| 弾力 | ぎちぎちふわふわ |
| 糸くず | 出る出ない |
さわり心地

上質な綿を使っているのでしょうが、パイル密度がやや低いこともあり、シャリ感がでています。一般的な今治タオルレベルかなと。
吸水性
吸水の速さと保水力は今治タオルということもあり高い特性が出ています。水が触れた瞬間に100mLのお水すべてを吸収してくれます。
やわらかさ

フェイスタオルとしては重めの142g。薄手でしっかりしたタオルですが、厚さの印象以上にずっしりしています。
弾力

弾力は丸められるもののしっかりめのタオル。普段使いということで使い勝手が良いタイプのタオルです。
糸くず

パイルはやや長めですが、密度は低め。フェイスタオルとして使いやすさはあるものの贅沢な感じはしません。
動画で使い心地を確認する
スコープのタオルの納品の様子
スコープを注文して届いた時の梱包が可愛かったので、少しだけ様子をお伝えします。

何が良かったかというと、やはりこの包み紙、ゆうパックで届いたのですが、デザインがスコープの代表的なデザインTwiggyの木々のイラストがプリントされています。
このタオルを買う方は、オシャレな雰囲気込みで購入するのだと思いますのでこういう演出はたまらないでしょう。自宅でもテンションを上げてくれますね。

外の包みの中にはタオルが入っていますが、そのタオルも直接ではなくジップつきのしっかりしたビニール袋でした。かなりきめ細かく商品のブランディングがされているなと感心。
購入して損はないタオルなのは間違いないです。
まとめ
【スコープのタオルは自宅用としては良い】
デザインこそ素敵で、家のタオルをシリーズで統一したらカッコいいだろうなとは思うものの、日常使い以上が求められるお客様用のタオルや贈り物ようとしては物足りない。
メーカーさんも自信を持って送り出しているでしょうが、織りの技術よりも色の素晴らしさである染にこだわったのかなと推測します。
素敵には違いない。他のさらにフカフカのタオルを使ってほしいと感じてしまいます。

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