タオルは毎日使うものだけに、肌ざわりや品質が気になります。日本の国産タオルはクオリティが高いことで有名ですね。その日本の中でも最も有力な産地が愛媛県の今治市。現在では今治タオルブランドも確立されており、高品質タオルとして多くの方の贈り物に選ばれています。
ふんわりした上質のタオルに包まれるのは心地よいものです。そんな今治タオルを作り続ける今治でも最大級のタオルメーカーが「藤高タオル」。今回は藤高タオルの人気のタオル、オススメのタオルについてお伝えしていきます。
今治タオルの藤高タオルとは
「フジタカ(藤高)」は、2019年に創業100年を迎えた今治の老舗タオルメーカー。
なんと、国内における生産売上高は日本一。
2018年には銀座に直営店をオープンさせて注目を集めています。創業以来、さまざまな新技術も開発して国産タオルの品質向上に多大な貢献をはたして来たメーカーでもあり、徹底した品質管理で高いクオリティを維持し続けていて全国にファンがいるというお店。
藤高タオルの品質は糸染めから仕上げまですべて自社で一貫生産。だからこそ実現できる品質の管理体制で自社で納得するまで検品するというこだわりぶり。タオルの品質にばらつきが少なく、藤高タオルはお洗濯を繰り返してもタオルがへたっていかないという評価を得ています。
柔らかくてふんわり感が長く続くので、リピーターの比率が多いのも特徴です。単に今治タオルといってもメーカーに特色がありますので、色々比較して使ってみると良いでしょう。今回は国産のタオルをけん引し続ける「藤高タオル」の多数あるアイテムのうち、特に人気のタオル3つをご紹介します。ギフトにも自分用にも最適な一枚です。
藤高タオルのおすすめタオル
五彩織り「クリムト/農家の庭」
「五彩織り」は、とてもタオルとは思えないような鮮やかで緻密な色使いのタオルです。
まるで写真のような美しさで、フルカラーの写真や絵画のような仕上がりを実現するために、藤高タオルが独自の織り方を開発しました。「クリムト/農家の庭」は、藤高100周年を記念し織り上げた特別なタオル。カラフルな花々が咲き誇る繊細なタオルは目を見張るような美しさです「クリムト/農家の庭」の場合、4色の先染めの糸に白い糸を合わせて、タオル生地のパイルの色を細かく変えることで微妙な色合いを作り上げました。
「ものづくり日本大賞」の製品・技法開発部門で、経済産業大臣賞を受賞した優秀な技術を使って作られた斬新なタオルになります。タオルとしての機能性は十分で、吸水性も高くフワフワ。藤高タオル銀座店で実物を見ることができますので、一度実物を見ても良いでしょう。
BK100(bk100 タオル)
「BK100」は、藤高タオルが開発したとことん黒いタオル。
タオルに限らず生地を黒く染めることは非常に難しいために、従来の黒いタオルはどこか白っぽい色合いが残っていました。
藤高タオルでは、究極の黒いタオルを作るためにタオルの染色技術の開発に取り組み、まるで漆器のように深みのある黒い色を染めることに成功しました。黒の染料を探して他の色と混ぜたり濃度を変えたりして、ついに出来上がった究極の黒は、これまでの黒染料の約1.6倍も濃い染料です。また染料に合わせて糸も独自で開発。染料の吸収率を25%にまで高めてより深い黒になりました。
BK100タオルは藤高タオルの苦労が凝縮した、正真正銘真っ黒のタオル。明るいところで見ても白っぽい部分はなく、洗っても色落ちがしにくいのが特徴です。
織り方はさまざまな方式を試した末にシンプルなパイル織りになりました。真っ黒なタオルは想像以上にかっこよく男性にぴったりでしょう。お部屋にかけておくとインテリアが引き締まりますし、ワークアウトに持って行ってもおしゃれで素敵です。
HOUSE TOWEL(ハウスタオル)
「HOUSE TOWEL」は、藤高の看板タオルともいうべきベーシックタイプのタオルになります。ふだん使いにもぜひ高品質のタオルを使ってほしい考えた藤高タオルが、吸水性や肌触りの良さ繰り返しのお洗濯に耐える耐久性等を兼ね備えたタオルを作りました。
「ハウスワイン」ならぬ「ハウスタオル」で藤高タオルの基本中の基本となる一枚。素材には「シャンカー6」というコットンを使っていて、繊維の長さが長く、柔らかさと強さをあわせもつということでタオル作りに適した綿花です。この「シャンカー6」を綿選びのソムリエが厳選。余分な毛羽を落としながら作ったコシの強いオリジナルの糸で、タオルに織りあげます。
洗濯後も柔らかさが続き、パイルがよれることもなく吸水性も高いという特徴から藤高タオルの人気商品になっています。さらにカラーバリエーションも豊富で、定番の10色にくわえて春夏・秋冬の2シーズンごとの限定カラー5色を毎年発表しています。合計15色のどれを選んでも、他の色としっくりあう。こんなことができるのも、藤高タオルが自社で染工場を持っているから。
品質もコスパも良く、色違いで揃えたくなる。そんなタオルになります。
藤高タオルの銀座直営店
引用:https://fujitakatowel.jp/shop
創業100周年を迎えたフジタカ(藤高)の銀座の直営店がオープンしています。
ギャラリーのような美しい店舗でギフト用のタオルをオリジナルのパッケージに包んでくれます。上質のタオルの実物を手に取るには良いきっかけになるでしょう。銀座駅から徒歩3分程度とになりますので、お買い物の間に是非行ってみて下さい。
FUJITAKA TOWEL GINZA
住所:東京都中央区銀座7丁目12-1藤高ビル1F
TEL:03-6278-8852
営業時間:11:00~20:00
休:年末年始