今治の老舗タオルメーカー藤高が販売するZUTTO。
伝統的なタオルの丈夫さと、今の時代に好まれるやわらかさの融合を目指したタオルになります。クチコミや商品解説などから、タオルの特徴やポイントをまとめていきます。
藤高タオル「ZUTTO」とは?
引用:藤高公式HP
藤高タオルが販売する「ZUTTO(ずっと)」は、その名前のとおりに長く使えるという、お洗濯での変化を少なくするよう設計したタオルになります。
藤高の社員さんが、昔から使っている藤高のタオルをヒントにこの製品は生まれたといいます。
長く使っている藤高のタオルが、なぜか糸が硬くならずに質感がよい状態が続いていることに気付いたことがキッカケだったそう。その結果、糸の構造が違うということに気付きました。
引用:藤高公式HP
タオルに使われる糸というのは、1本の単糸と2本を撚り合わせた双糸という2種類があります。最近の主流となっている柔らかい甘撚りのタオルは、そのほとんどが単糸が使われています。確かに柔らかいのですが、双糸と比べるとやや耐久性が低いのが課題です。
昔のタオルは、双糸を使っているため長持ちしていたのですね。
「ZUTTO」タオルは、単糸、双糸の良いところの両立を目指した糸をつかって織られています。原料にはアメリカの超長綿ピマを使い、糸をゆるく撚り上げることで、長持ちでやわらかいタオルが出来上がったといいます。
双糸なのに極限まで撚りの少ない糸を使うことで、タオルの丈夫さを残しながら、やわらかさが実現できたのですね。
フェイスタオルの価格は、34cm×80cmのサイズで2,640円(税込)。カラーバリエーションは、アイボリー、カーキ、ピンク、ダークグリーン、ネイビー、ブルーの6色。落ち着いた雰囲気の色合いが多く、大人向けにも魅力的な色でしょう。
引用:藤高公式HP
公式HPでは40回洗濯しても、タオルのボリュームはほぼ維持されたままというテスト結果が示されていました。
長くタオルを使い続けたいという方には、嬉しい特徴ですね。
藤高タオル・ブランドの歴史
引用:藤高公式HP
藤高(ふじたか)は、2019年に100年を迎えた今治タオルの老舗メーカー。
タオルの産地である今治市で、新しい技術を積極的に取り入れ発展してきました。藤高は国内におけるタオル生産売上高日本一の会社になります。
特にタオル品質は高く評価されていて、「技術の藤高」とも呼ばれることがあります。
生産量が多いということで、今治での織機保有数、整経機保有数もNo.1。その成果が認められて第4回ものづくり日本大賞も受賞しています。
藤高タオルは糸染めから仕上げまですべて自社で一貫生産して、品質管理をしており、自分たちが納得できるまで検品するという徹底ぶり。品質にこだわりを感じますね。
2018年には銀座に直営店をオープンさせて、ますます多くの方に愛用されるタオルとして人気となるでしょう。
藤高タオル ZUTTO の口コミ・特徴
藤高タオル 「ZUTTO」の口コミからわかる特徴は大きく2つ。
耐久性が高い
1つめは、タオルとしての耐久性です。毛羽落ちというホコリのようなものが落ちるタオルがありますが、こちらはそれが少ないです。
双糸を使っているというのもありますが、ピマ種の質の良いコットンが使われているというのも理由となるでしょう。
上質を感じるボリューム感
2つめは、やはりタオルのボリューム感です。ふんわりやわらかな感触が気持ちいいという評価が多いようです。
まとめ
国内ナンバーワンのタオルメーカーといっても過言ではない藤高のZUTTOタオル。
長く使えて、柔らかさがあるタオルとして人気があります。
カラーバリエーションも独特の深みのある色合いですし、自宅用のタオルをお洒落にしたいという方には向いているタオルと感じます。