最近話題の洋服屋さん「HUIS(ハウス)」。天然素材で素肌に触れてもやさしい感触を重視する方にぴったりのお店でした。
HUISの生地は上質な遠州木綿
繊細なさわり心地で、袖を通した瞬間に普通のシャツとは異なる感覚が味わえるのがHUISのお洋服です。
このブランドは、東京の丸ビルや横浜のベイクォーターなどにお店を持ち人気上昇中なのです。
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ブランドのコンセプトに「五感に幸せをはこぶ、極上の風合い」と特徴を挙げています。さわり心地が幸福感に伝わることを知っているという点で、タオルラボと似た感覚があるなと勝手に親近感を持ってしまいました。
HUISの洋服に使われている生地は遠州木綿とか遠州織物とよばれる素材なのです。遠州織物とは、静岡県西部遠州地方の伝統生地。現在で言うと浜松で生産される織物なのです。
世界的にも希少な旧式のシャトル織機で作られます。現在の最新の織り機と比べると超低速ともいえるもの。20〜30倍もの時間をかけて生地は織られます。(写真は似たものを参考に掲載しました)
画像:HUISカタログ
HUISの馴染んでくる「育てるシャツ」
生地に使われている遠州織物は、使うほどに生地がやわらかく肌なじみが出るといわれます。
タオルラボでも遠州地方で作られたガーゼタオルを長期使用して、その実力は実感しています。三河木綿は蒲郡市としっかりご近所。
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三河木綿のタオルとして紹介した、和さらし6重織ガーゼタオルもとても肌触りが優しいのです。吸水性もよかったですし、これがシャツやワンピースになるのですから心地よさは抜群ですよね。
HUISのコットンは高級品種
HUISのシャツに使われている材料も調べてみると素晴らしいのです。例えば、オックスフォードシャツには世界最高峰のコットンとしてタオルにも使われることのある「SUVIN COTTON(スヴィンコットン)」が使用されます。
しっかりとした質感ででも肌触りなめらか、通気性も良い。シャツにぴったりの素材になっています。
店舗では生地を触り比べられるようになっていたのですが、子供を含め家族全員がしっかりHUISのお店の生地のほうを触り心地がよいと判断できました。明らかにやわらかく肌なじみ良い生地なのですね。素晴らしい糸をゆっくりと丁寧に織りあげているとやはりその感触は優しいものになるようです。
HUISのオススメ洋服は?
お店で実際に手に取って、特にHUISの良さを感じたお洋服をいくつか紹介します。
なめらかコットンワンピースwide
使用されているコットンはピマ種という希少品種。このワンピースはデザインがゆったりとして、天然素材らしい雰囲気のあるものになっています。
首周りを中心にギャザーが入っていて、小さめの襟がありながらカチッとし過ぎない良さがあります。首元までとめられるボタンも可愛いですね。
サイドには目立たないようポケットがあしらわれ、機能性も備えたデザインとなっています。
生地の良さからくる軽さとなめらかな風合い。
価格:29,480円(税込)
オーガニックコットンロングシャツ
オーガニックコットンが使用されているロング丈のシャツも美しいです。
実はこのシャツはユニセックスのもので、女性だけでなく男性が来ても綺麗なシルエットになるようにデザインされています。
使われている生地は、密度高くしっかり織り上げられたものが使われていました。軽い雰囲気がありながら、しっかりと耐久性もある。HUISの育てるシャツのコンセプトにぴったりの洋服で、実力を確認するのにぴったりの一枚です。
価格:28,380円(税込)
まとめ
今回は遠州織物を使った素肌になじむ洋服を取り扱う「HUIS」を紹介しました。
こだわりのある生地である遠州織物は本来は高価なもの。原材料まで高級なものが使われているのにもかかわらず、価格がこれだけ抑えられているのはやはり企業努力だなと感じました。
ナチュラルで上質、しかも国産の織物で作られるお洋服を探している方にはぴったりのブランドとなるでしょう。