キッチンでもタオルは様々な用途で使用されます。
考えてみると家の中で常時置かれているタオルってなかなか多いですよね。
今回は台所で準備しておくべきタオルの種類と、どう使えば良いのかという使い分け方についてお伝えします。
キッチンで使うタオルの使い道
キッチンは食べ物を取り扱う場所ですので、清潔であることを優先させましょう。
ひとえにキッチンタオルといっても、素材も様々。使い道ごとにタオルの種類についても解説します。
手拭き用のタオル
キッチンにおいて最も使用頻度が高くなるタオル。
お料理用に水を使ったり、手を洗ったあとに使う用です。1回の食事の準備でも数十回使うこともあるので、しっかり吸水することが重要です。
さらに必要な機能としては、乾きやすさと毛羽落ちの少なさ。
速く乾くことで、生乾きになりやすい手拭用のタオルを少しでも清潔に保つようにしましょう。
オススメのタオル
- 綿100%
- パイル地のノーマルなタオル
- 薄手のもの
この用途のタオルは、殺菌処理をしながら使い、生乾きの臭いが消えなくなったら早めに交換する必要があります。高品質タオルではなく、コスパ重視のタオルを選ぶようにしましょう。
食器拭き用のタオル
洗ったあとの食器を乾きやすくするために使用するタオル。
洗い物がうまくできていれば、お水以外には拭き取らないため食器拭き用のタオルには乾きやすさだけを重視すればまず良いでしょう。
最近はマイクロファイバーのものが増えていますが、拭き取り始めの吸水力を考えるとオススメしません。
オススメのタオル
- ガーゼ織りもしくは蚊帳(かや)織り
- 薄手のもの
- 綿・リネン・レーヨンなど
おすすめは「白雪ふきん」
蚊帳を作っている会社から生まれた究極のふきん。柄も美しく使うたびに気分が上がります。
シンク・天板を拭く用のタオル
調理をする調理台、カウンタートップを拭くためのふきんもキッチンには必要です。
調理をしていると、お野菜を切った小さな欠片や油などがどうしても調理台に付きます。これを綺麗にするために専用のふきんをもっておきましょう。
汚れが落ちやすいのはもちろんのこと、すぐに交換できるコスパ重視のものが良いでしょう。
テーブルを拭くタオル
食事をするテーブルを拭くふきん。綺麗なテーブルで食事をとることで、より美味しく味わうことができるでしょう。
シンクを拭くふきんとは別にしておくと、テーブルに汚れをつけることが無いのでより清潔になるのでオススメです。
それでも、食べ終わった後などに汚れはつきやすいので、洗いやすく乾きやすいものがベストです。
オススメのタオル
- 乾きやすいもの
- 綿・リネンなど
- ガーゼなど柔らかいもの
柔らかいガーゼのふきんは、乾きやすさの点で特に使いやすいです。絞りやすく、パタパタと振ることでかなり脱水することが可能です。
キッチンタオルはお手入れも大切
キッチンで使うタオルは、通常のバスタオルやフェイスタオルのように水分だけを拭き取るためのものではありません。
油汚れも付きますし、お醤油やワインなど色が残りやすい成分も付着します。
また、濡らして使うふきんなど、水分も多く雑菌が増えやすい環境にあるといえるでしょう。そのために、常に綺麗に保つためにはある程度のお手入れをする必要があります。
テーブル&シンクのふきんは熱湯消毒
食事をするテーブルを拭くためのふきん、シンクと調理台を拭くためのふきんは熱湯消毒を使い終わったら行うことで、生乾きのにおいを防ぐことが出来ます。
1日1回の熱湯消毒を推奨
1日の終わりにキッチンを綺麗にすると思いますが、最後の工程はシンクにふきんを広げて熱湯をかけて消毒することを日課にしています。
これに加えて1週間に一度、ハイターを使った化学的な消毒も行います。繊維の中の汚れも分解できるのでほぼ新品のような状態にすることができます。
手拭きのタオルは濡れすぎた時に消毒
キッチンにおいておく手拭のタオルは、特にたくさん使用して濡れたとき時には消毒しても良いです。ただ、基本的には普通のお洗濯でOK。
臭いが付きすぎる時には、すでにタオルが汚れているか洗濯機の消毒をした方が効果が高いようです。
平均より几帳面なわが家。洗濯機も使い終わった後ふたを開けておいて、湿気がたまらない様に工夫しています。
まとめ
今回はキッチン用として使うタオルの種類と必要になる特徴について紹介しました。
水周りで使用するタオルということで、早く乾くことが重要です。ガーゼ生地など薄手のものを選びましょう。
また、それでも日頃のメンテナンスとして定期的な消毒をすることも大切。
食事に関わる部分ですから清潔に保つことで、健康な生活が送れると思います。