2024年もすっかり冬。朝晩は真冬のように寒くなってきました。
私の住む新潟県は、昨日今年はじめてのあられが降っていました。そろそろ本格的に冬支度をしなければいけないですね。
思い返すと今年は大きな地震からスタートしましたね。新潟市でももちろん被害を受けた地域がありますが、この地震の被害の中心は石川県の能登半島でした。
今治や大阪などタオルとは関係がないと思われがちな石川県。調べてみると、先日紹介した伸びるタオルが特長のタオルメーカー「藤井」の工場が石川県にあったことがわかりました。
自分たちで復興支援になるタオルを開発
以前奈良のタオルとして紹介した「藤井株式会社」。
日本の色の名前とニットの織り方を応用したタオル生地で伸び縮みする「そらごこち」というタオルのお店です。こちらの会社の工場が実は石川県中能登町にあり、やはり震災の被害があったようなのです。
ただ、こちらの会社は被害を自身で受けていながらも、能登の人のものづくりの素晴らしさを世に伝えて元気づけたいという気持ちから新たなブランドを立ちあげました。
それが『能登再晴』というブランド。読み方は「のとふたたびはれ」といい、能登の地に再びハレがやってくるようにという思いで名付けられたそうです。このブランドで展開するタオルは、そらごこちタオルと同様に伸縮するタオルとして販売が開始されました。
石川県の復興支援タオルはどこで購入できる?
11月18日より応援購入の販売サイト「Makuake」にて、応援返礼品として購入が可能となりました。開始1日で目標金額を上回る応援が集まっています。(11月20日現在)
Makuakeの応援のコメントを見ると、やはり復興支援になりながら高機能なタオルを受け取ることができるというのがポイントとなっていますね。
応援コメントからいくつか代表的なものを抜粋します。
能登の復興応援しています。
タオル楽しみにしています。
たった今、NHKの番組を見て奈良県民としてとても使いたいと思いアクセスしました。届くのを楽しみにしています。頑張って下さいね!
以上のようになっていました。
実際なら県内では、奈良新聞やNHKのローカルニュースで取り上げられており注目のプロジェクトとなっているのがうかがえますね。
能登再晴タオルってどんなタオル?
私自身現時点でタオルが手元になく、本物のタオルのさわり心地についてはわかりませんが、藤井の伸びるタオルはふんわりと優しいさわり心地と肌にフィットするような弾力が特長になっています。
以下はSORAGOKOCHI(そらごこち)タオルのレビューをした時の画像を使用して、タオルの特徴を説明します。
まず見た目。
こちらは、ニット編みで作られるために端の部分が波打つような形状になっているのが特徴です。一般的なものと比較すると、ピシッとしていない見た目でしょう。
ただ、このタオルを丸めるとかなり可愛いんです。
こんな風にまるでバラの花のような、他のタオルではできないおしゃれなたたみ方ができてしまうんです。
吸水力はかなり良いのも特徴
そらごこちタオルと同様に、能登再晴タオルも吸水性が高いとうたわれています。
これは、一般的なタオルと比較して糸の間にあるすき間が大きくなっていて、毛細管現象によって高吸水のタオルとなっているのです。通常のタオルが織りなのに対して案で作られる藤井のタオルだからこその魅力です。
使われている素材は綿+化繊のブレンド
能登再晴タオルの素材は、綿82%・ポリエステル16%、ポリウレタン2%という配合。ポリエステルが含まれているということで、ややキュッとしたさわり心地になるのかなと思っています。
大きさはフェイスタオルのサイズである34×80cm。
ただこのタオルは伸びるのでちょっとしたシャワーの後の身体を拭くタオルとしても使えるほどの長さに変化できます。小さいのに機能的、他にないタオルなのです。
カラーバリエーションは、アイボリー、ピンク、ブルー、グレーの4色。いずれも淡い色合いになっています。
Makuakeの能登再晴タオルのプランは2種類
Makuakeにアップされたプロジェクトを確認すると、選べるプランは2種類となっています。
ひとつは能登再晴タオル4枚セット。こちらは正規価格が5,800円(税込・送料込)なのに対して、5%割引価格の 5,510円(税込・送料込)で購入できるというもの。
もう一つは、2枚セットプラン。同じく5%割引で3,002円(税込・送料込)となります。
詳細な能登復興への気持ちや詳しい商品紹介は、Makuakeにて確認できます。石川県の手助けをしたい、タオルラボが言う伸びるという感触を味わいたい。どんな気持ちでもいいと思います。
是非、「能登再晴(のとふたたびはれ)」プロジェクトを応援してあげましょう。応援可能な期限は2025年01月30日まで。お早目の応援が流れを生むかもしれません。