育てるタオルの24/7「32・89」ってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
育てるタオルの24/7「32・89」とは?
育てるタオルの24/7(トゥエンティフォーセブン)は、タオルブランドの中で外出用の服や小物を送り出している新しいコンセプトのブランドになります。
このブランドは24時間・7日間、つまり365日ずっと使ってもらいたいという意味を込めて名づけられたもの。タオルの場合には外に行くときに持ち歩くためのタオルセットになります。通常のタオルは使う場所が家の脱衣所など限定されてしまうもの。バスタオルを外出用に持っていくというのはまれですよね。
このブランドのタオル「32・89(サンニーハチキュー)」は、外出先でこそ活躍するように設計されたもの。タオルとポーチの組み合わせで、トータルで使い心地がいいという事を重視して設計された商品なのです。
32・89タオルの特徴
- おしゃれなカラー
- 薄手でコンパクトにまとまる
- 濡れていても乾きやすい特殊な袋
このような特徴がありますね。乾きやすいというのもメリットとなるでしょう。
育てるタオルの「32・89」タオルは外用タオル
育てるタオルの新シリーズタオル「32・89」は、外に持っていくことを想定されたタオルなのです。持ち運びに便利な袋に入っている薄手のタオル。
温泉などで使うボディタオルなどのように、お風呂に持っていって翌日にはそのまま部屋においておいても乾いて再び使える。そんな使い方ができるのがこのタオルの魅力。
色もカラフルでサウナやお風呂がもっと楽しくなるような感じもします。
ラインナップは2種類。オレンジとグリーンの2色になります。
実は袋に使われている布は高機能建材
袋に使われている紙のような素材、実はデュポンの「タイベック」という商品名のついた特殊なものが使われているのです。 軽量で耐久性が高く、そして通気性に優れた高密度ポリエチレン製の不織布となります。
電子顕微鏡でタイベックの表面を観察した画像を借りてきました。すると、通常の不織布と比較するとかなり密度が高くなっているのがわかります。
タイベックの詳細を確認するこのような緻密な構造をもつ材質によって、丈夫で汚れにくい、しかも濡れたタオルを入れて持ち歩きやすいというポーチになっているのです。外出用に嬉しく、タオルにぴったりの機能を持った特別製の袋なのですね。
育てるタオルの24/7「32・89」の評価
育てるタオルの32・89は、これまでの育てるタオルのイメージのふっくらモフモフの超吸水とは全く異なるコンセプトのタオル。
すごく軽くて、乾きやすいボディタオルのようなタオルなのです。
フェイスタオルよりも少し大きいのに、どのフェイスタオルよりも軽いというのが特徴。ここに育てるタオルならではの糸の吸水力でちょっと他より使い心地がよいというタイプの設計です。
また、色が鮮やかで見た目にオシャレであるというのが特徴となります。
「32・89」タオルのヘムについて
デザインでみると、端のヘム部分に32・89と書かれたタグが付いています。今でこそ育てるタオルの方が有名ですが、近い将来このタグにもブランド力が付くといいなと思いますね。
そして、ヘム部の織りも波模様のような凸凹になっています。細かい部分までしっかりデザインされているんですね。
タオル情報 | |
バスタオル | 2,970円(32×89cm) |
タオルブランド | 育てるタオル・24/7 |
タオル製造会社 | (株)エイズイ |
備考 | 高機能な持ち運び用ポーチつき |
色は、オレンジとグリーンの2種類になります。
育てるタオルの24/7「32・89」を詳しく調べてみた
それでは、育てるタオルの「32・89」タオルの詳細な評価を行っていきます。
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 速い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
さわり心地
触った感触は普通のタオルに近いです。上質なサラサラというものではなかったです。ボディタオルとして使う想定ならちょうど良い刺激、個人的には温泉やサウナシーンでは良いバランスだと感じます。
吸水性
吸水の速度は中程度。また、薄手ということで保水力も普通のタオルと比較すると低め。100mLのお水のうち62.3mLをタオル内にとどめるにとどまりました。
ただ、お水を最低限しか吸わないというのは乾きやすさにつながります。外出用としてはこのくらいの方が確かに便利なのだろうと感じますね。
やわらかさ
一般的なフェイスタオルと比較しても、かなり軽い部類のタオル。これでいてフェイスタオルよりもやや長めというのですから、相当に軽い。
吸水すると190.6gとなり、2.68倍の重量になりました。保水が中程度と決して高い水準ではないことがこちらからもわかります。
弾力
薄手でパイルが長いタオルなので、弾力は低めです。羽織ったときに身体にしっかりまとうことができるタイプのタオル。
タオルのベースに薄くモッチリ感があります。
糸くず
毛羽落ちは比較少ないと感じました。ただ、パイルがやや長め、そして織りが柔らかいために、引っかかったりすると糸抜けはしやすいかもしれません。
とはいえ、軽くて乾きやすいタオルはこのような特徴を持ってしまうので、触り心地重視ならありですね。
育てるタオルの「32・89」タオルはプレゼントに使える
仲の良い友達には、一緒にサウナや温泉に行くときに、ちょっとしたプレゼントとして渡してもいいでしょう。
しっかりとしたプレゼントだと重たいと感じさせないために、「一緒に行こうと思って余分に買っておいたんだ」なんて。力が抜けていてとても良い渡し方だと思います。ただのタオルではなく、専用の袋入りというのがポイントですね。
結局この袋は何に使えるの?
袋に使われているという高機能な材質「タイベック」。手に取った瞬間はなんてシワシワの紙袋なんだと思ってしまいます。何を隠そう、私がそのような第一印象を持ってしまいました。
実際に使ってみたところ、以下の効果を感じました。
濡れた状態でそのまま袋に入れても内部が結露しない
ということです。
中に絞ったタオルを入れてみると、袋の外側がひんやり冷たいのです。これは、タオルの水分を袋の外側に蒸発させているということです。ゆっくりと水分を逃がしてくれるために内部の結露を防止できるのですね。昔習った法隆寺の校倉造(あぜくら)のようです。
持ち運んでいるときにタオルに含まれている水が蒸発して、かばんの中を濡らすということを予防できるということ。お仕事帰りにサウナに寄って帰る方の移動をサポートしてくれるでしょう。
価格:2,970円(税込)