残糸でつくったエコなタオルってどんなタオル?
| このタオルの特徴 | |||
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TANGONOの残糸でつくったエコなタオルとは?
今治に工場がある日常使いにぴったりのタオルを販売しているブランド「TANGONO(タンゴノ)」。
その工場で使われたコットン100%の糸の余りを利用して作られるのが、残糸タオルになります。
タオルメーカーでは、タオル製造が途中で止まらないように、長めの糸を準備するのが一般的。問題なく製造が完了すると、保険のために余分にとっておいた糸が余ってしまうのだそうです。

「残糸でつくったエコなタオル」は、その名の通り糸を無駄遣いしないようにと考えられた環境に優しいタオルなのです。
TANGONOの残糸タオルの評価
残った糸だからB級品という認識は、このタオルに関しては間違いです。
良質な今治タオルブランドに耐えられるほどの糸が使われているのです。普通に購入できる安めのタオルよりも、さわり心地だけでも良質さを感じられます。
残糸でつくったエコなタオルの特徴は?
TANGONOの残糸タオルのなかでも、今回は「フェイスタオルの色柄おまかせセット」を購入しました。
このタオルは他社で販売されている、残糸とは異なる特徴があるのです。
ブロックのようなパターンが可愛い

それがこのデザイン。残糸というと、ストライプ柄が基本。
TANGONOの残糸タオルは、ある程度の幅を持たせて表裏交互に長方形のパイルが出るように工夫されて織られています。
比較的白い糸も多く使われていて、明るい印象ですね。
ストライプ

色柄お任せセットの5枚のうち、3枚はストライプ柄でした。紫、水色、緑などと白の太めのストライプ柄です。色もランダムでしょうから、他の色もあると思います。
くじ引き感もあって楽しいですね。
織りのパターンの種類が色々あるのがTANGONOの残糸タオルが他のメーカーと違う部分のひとつです。
パイルの裏側はどうなってる?

ストライプの柄は両面総パイル織りなのですが、ブロックの柄はパイルの裏側はパイルが出ない「部分パイル&ガーゼ」。この特殊な織りのパターンのおかげで、モコモコっとした感触になっています。
ちなみにヘム&ミミはどちらのデザインもスタンダードなタイプです。
| タオル情報 | |
| フェイスタオル5枚 | 3,300円 |
| バスタオル3枚 | 3,600円 |
| タオル製造会社 | (株)丹後 |
| 備考 | 薄手でキッチンタオルに使いやすい |
フェイスタオルですと1枚あたり660円、バスタオルでも1,200円で購入できます。今治タオルが作れるレベルの糸を使ったタオルが入手できるとあって、コスパは上々。ただ、薄手なので使用する用途はある程度限られます。
薄手ですが、案外保水してくれるのでちょっと乾きにくい印象です。キッチンの手拭用として使い始めたのですが、繰り返し利用でやや臭いが付きやすいです。
コンパクトになるところを使って、子供に持たせたり、お出かけ用のタオルとして活躍すると思います。
残糸でつくったエコなタオルを詳しく調べてみました
| タオル評価 | |
| さわり心地 | ゴワゴワサラサラ |
| 吸水性 | 遅い早い |
| やわらかさ | しっかりゆるゆる |
| 弾力 | ぎちぎちふわふわ |
| 糸くず | 出る出ない |
さわり心地

パイル密度が低いためか、表面は適度にざらつきを感じます。
ストライプで評価しましたが、ブロックデザインのものは表面が凸凹しているのでさらに手触りの抵抗は大きいです。
吸水性

このタオルは糸の糊が残っているタイプ。洗濯前の吸水力はほぼゼロ。
洗濯をしてから吸水確認したところ、吸水速度は速いです。
ただ、吸水量的は使われているコットン量が少ないために期待できません。髪を拭くような用途ではタオルのベチャ感が気になります。
やわらかさ

乾燥状態で75.8g。エアリー感のあるタイプのタオルです。軽さがあるので、持ち運びに便利です。
弾力

薄手のタオルでパイル密度も低め、弾力は小さいです。コンパクトにまとめられるので収納も圧迫しません。
糸くず

パイルの大きさや密度が均一になっているのが確認されています。

パイル密度は低くて短めとあって、薄手のガーゼタオルのような感覚に近いです。糸の色は綺麗ですよね。

この日私は手が結構荒れていて、指の皮に引っかかって上のように糸を引き出してしまいました。割と甘めになっているのか、パイルの強度はそこまで高くないのかもと感じます。
他メーカーの残糸タオルとのその他の違い

残糸タオルはネット通販で購入できるものがいくつかあります。その中でも国産のものと考えると
今治産の残糸タオル
これらがあります。上の写真の左が「リバイブ」、中央「ECOストライプ」、右が「残糸でつくったエコなタオル」になります。
色調からみた残り糸の特徴
これまでに我が家に届いた3種類の残り糸タオルの色を確認すると、リバイブが最も濃い色の糸が濃くてストライプが細かったです。
最もポップなのが、TANGONOの残糸タオルでした。
厚みからみた残糸タオルの特徴

3つのタオルシリーズの厚みを比較すると
リバイブ>ECOストライプ>残糸でつくったエコなタオル
の順でした。ちなみにタオルのしっかり具合いもこの順になります。薄いTANGONOのエコなタオルが最も空気感があります。
まとめ
【今治産の見た目がポップな薄手タオルは普段使いにぴったり】
数ある残糸タオルの中でも、今治タオルを作れるだけのメーカーが余った糸で織り上げるタオルです。
薄手のタオルで、保水力は少ないものになりますが色が可愛く、おうちが華やぎます。セット購入はどんなデザインが入っているのか、その都度違うという福袋的な楽しみもあります。
デザインがポップで可愛いので、子供がお出かけするときのタオルとして使いやすいでしょう。

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