ホテルタオルのタオルって何？最近よくあるホテル仕様タオルの特徴や由来について

「ホテルタオル」という単語。

自宅用や贈答用のバスタオルを探していると、最近インターネットショップでよく見かけますよね。

例えば「ホテル仕様タオル」「ホテルタイプタオル」「ホテルサイズタオル」などとカテゴリわけされているのですが、ユーザーからするとどんな特徴があるタオルなのかわかりにくいです。

私も最初はよくわからないで、良いものだろうと購入しました。

家庭用タオルの「ホテルタオル」の謎

一番最初に購入した家庭用に販売されているバスタオルに「ホテル仕様」と説明されているものを購入した時は、あまりのイメージとのギャップにショックを受けたのを覚えています。

私が想像するホテルタオルは『フワフワでちょっと重たい高級感あるタオル』。

しかし実際に手元に届いたタオルは、『ゴワゴワで薄く固めのタオル』でした。イメージの真逆でがっかりしてしまったのです。

今回は、いったい「ホテルタオル」とはどういう意味なのかについてバスタオルの特徴を解説していきます。

「ホテルタオル」ってなに？

「ホテルタオル」「ホテル仕様」「ホテルタイプ」と聞くと、私の最初の失敗と同様に多くの人が「高級ホテルでつかうようなふわふわの上質なタオル」をイメージすると思います。

しかし、元々のホテルタオルとは、

高級ホテルだけでなくビジネスホテルや旅館など、一般宿泊施設でつかわれるような「業務用タオル」のことを指した言葉だったのです。

この業務用タオルは丈夫な縫製で、ヘビーユースに耐えられるだけの耐久性を持ち、繰り返し使っても劣化がわかりにくいように工夫したタオルという特徴があります。

このような強いタオルを、家庭向けに販売する時に「ホテルタオル」や「ホテル仕様」という名前をつけたのが始まり。

最近では、この宿泊施設向けの業務用タオルも時代が進化して、家庭用よりも「大きいサイズのバスタオル」という意味を持って販売されていることが多くなってきました。これは日本人が大柄になっていたり、海外からのお客さんが増えているということから選ばれているのでしょう。

ようやく品質の2極化が進んでいる

本来のホテルタオルは、数枚セットでお手頃な価格で販売されている業務用タオルから発展した「ホテルタオル」でした。

一方で、高級タオルというジャンルに入れられる、

リゾートで過ごすようなラグジュアリー感を意識したタオルも増えてきているのです。

これは、一流ホテルの使い心地を家庭でも味わえるというコンセプトで、有名なタオルメーカーが実際に星付きホテルなどに納入しているタオルの技術を使って作られるものです。

贈り物にもできる「ホテルタオル」とは

家族が多くお家でがんがん洗濯できて丈夫な大判タオルを探しているなら、まとめ買いのできる元来の「ホテルタオル」がオススメです。

ただ、お家でもホテルで過ごすような贅沢感を味わえるようなタオルを探している時や、タオルギフトとしてラグジュアリーで高級なホテルを思わせるバスタオルを探している場合は、業務用タオルとしての特徴を備えながら、

さらに、ホテルユースとして高い実績のあるメーカーが手掛けているこだわりのバスタオルがオススメです。

贈り物としての条件・特徴をそなえたオススメ「ホテルタオル」

近年は、高級志向の贈答用「ホテルタオル」もたくさん生産されています。

一方で、ホテルで実際使われていないメーカーのものでも、そこそこ吸水性を上げているグレードの高いタオルに「ホテルタイプ」「ホテルサイズ」とつけている場合も多いです。

私が一番薦めするのは、ホテルへの納入実績のある確かなブランドのオススメの「ホテルタオル」。

今回は特に贅沢さを感じられるものを2つご紹介しておきますね。

落ち着いたカラー・国産で選ぶなら「TRUE TOWEL」

「TRUE TOWEL classic HOTEL」は、日本国内の多くのハイクラスホテルに選ばれているブランドがおくり出したバスタオルで、

「名ばかりのホテル仕様とは別格」と銘打たれています。

選りすぐられたスーピマコットンを贅沢に使い、日本のタオルの名産地である今治の伝統技術で織りあげられたタオルは、美しい光沢感があります。吸水性もやわらかさも、今治ブランドの認定を受けた高品質の今治タオル。お洗濯をくりかえしても、なめらかな肌ざわりが変わらないような特別な製法が使われています。

インテリアに合う落ち着いた上品なカラーで、贈り物としてどんなシーンでも使いやすいホテルタオルでしょう。

サイズ：76cm×160cm（グランドバスタオル）
価格：7,480円（税込）

多彩なカラーから選ぶなら「Abyss&Habidecor（アビス・ハビデコール）」

「Abyss&Habidecor SUPER PILE（スーパーパイル）」は、ポルトガルのブランドが手掛けるカラフルなバスタオルで、7つ星をもつドバイの有名ホテルのスイートルームでも使われています。

世界的にも認知された、実績のある「ホテルタオル」と言えるでしょう。希少な高級コットンである「エジプト綿」を使い、ポルトガルにある自社工場でのみ生産され、しっかりとした品質管理が行われています。耐久性の高さを考慮したシンプルデザインですが、一般的なタオルの3倍の量のコットンで織りあげられたボリュームと、カラーの豊富さが特徴です。

若者に喜ばれる個性的なカラフルカラーを選んで贈りたいというときに、オススメのホテルタオルです。

サイズ：70cm×140cm（バスタオル）
価格：13,200円（税込）

ホテルに置いてありそうなタオルも「ホテルタオル」

さらに、ホテル風なタオルというブランドイメージを持つものも出てきています。

これは、家庭用向けのタオルにエンブレムやロゴの刺繍などをした、デザイン的に「ホテルタオル」と名づけているもの。ブランドの刺繍やロゴが上品にあしらわれているものは、家にあるだけで雰囲気が華やかになるような気持ちは理解できます。

また、ホテルに備え付けられているファブリック一式（バスタオル、フェイスタオル、バスマットや部屋着、バスローブなど）をお家でそろえられるようデザインを統一したシリーズを「ホテルタイプ」と名づけている商品も。

こういったアイテムは、業務用ではなく最初から家庭向けにつくられていますから、一流ホテルで使われているような贅沢なタオルとはまったく使い心地は違ったものとなります。

「ホテル」を銘打っているタオルにもさまざまな種類があるのです。自分の思い描いたイメージのバスタオルとマッチしたものを探すには、しっかり吟味しましょう。

まとめ

今回は「ホテルタオル」と呼ばれるバスタオルの特徴を解説しながら、贈り物にも使える高級ホテルで使われているレベルに近いタイプのバスタオルをご紹介しました。

「ホテルタオル」にもいろいろありますから、イメージ通りのものが購入できるように注意しましょう。

自分の欲しいタオルをしっかりイメージして、お値段やキャッチコピーだけでなく、詳細を確認することが大切ですね。

贈り物や高級ホテルで使われているようなものでしたら、今なら「トゥルータオル」が一番オススメです。製造している今治のタオルメーカーは東京や大阪などの超有名ホテル（リッツ・カールトン東京、グランドハイアット東京、ホテルオークラ、帝国ホテル・・・などなど）で使われているタオルを作るんです。一流ホテルタオルのジャンルではトップランナーと言っても良いでしょう。