ホームセンターのCAINZ(カインズ)のタオル。
タオルラボではこれまでも何回かにわけて、どのタオルを買うべきかについて紹介してきました。結構コストパフォーマンスを気にする方にとって注目しておくべきお店だと個人的に感じています。
2021年9月現在ですが、再びチェックしに行ったところまた新しいタオル販売されていました。
そこで、新しく見つけた「室内干しに適した消臭ミニバスタオル」について、今回は使い心地を詳しく評価していきたいと思います。
室内干しに適した消臭ミニバスタオル
カインズの新しいタオルは部屋干しに適した消臭タオル。
バスタオル、ミニバスタオル、フェイスタオルの3種類のサイズがあります。雨の多い季節に安くて、乾きやすいタオルを探している方の候補に挙がるホームセンター系タオルになると思います。
カインズの消臭ミニバスタオルの特徴は?
実際に消臭ミニバスタオルの特徴をみていきましょう。まず大きな特徴は、ミニバスタオル(50×100cm)というサイズなのに600円を切るお値段になっていることでしょう。
タオル情報 | |
価格 | 598円(税込)(50×100cm) |
タオルブランド | カインズ |
製造国 | バングラデッシュ |
タオル形状 | ミニバスタオル |
備考 | 綿:85%、ポリエステル:15%が素材 |
続いて、実際のタオルのデザインを見ていきます。
ヘムとミミはシンプルなタイプ。特にデザインで目立ったところはないため、自宅用としては使いやすい見た目となります。
パイルは綺麗に揃っていて、作りは丁寧です。
この消臭ミニバスタオルは、コットン100%ではない点は注意しましょう。
乾きやすさなどを考慮しての設計でしょうが化学繊維が苦手と言う方向けではありません。
室内干しに適した消臭ミニバスタオルの特性を調べてみた
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
さわり心地
触り心地はややゴワゴワと硬い印象の残るタオルです。乾燥しているような、やや刺激の強いタオル。ゴシゴシしたい方には良いかもしれませんが、お風呂上りに気持がいいタイプではありませんでした。
吸水性
100mLのお水のうち67.8mLの保水。吸水はまずまず速いものの、保水力は平均以下でした。
濡れたところはかなりベチャッとした感触となっているのもやや残念。
コンパクトなミニバスタオルで、吸水力低いのでやはり大人のバスタオル代わりの使い道はかなり厳しい。
やわらかさ
乾燥時の重さは182g。乾燥しやすさを出すために軽めの設計になっています。
また、吸水させた後の重さを計ってみましたが、こちらは474.5gと約2.6倍の重量。やはり吸水性は低め。
弾力
想像よりも薄手で弾力は低め。ただ、フワフワによる弾力の低さとは違って、薄いことによるものということで☆3評価としました。
糸くず
糸は2本の糸をより合わせているやや太めの双糸。洗濯による毛羽落ちは少なめです。
まとめ
今回はカインズの「室内干しに適した消臭ミニバスタオル」を試してみました。おそらくこの商品は、乾きやすくて臭いが出にくいとうことから長く使えるミニマリスト向けのアイテムかなと思うのです。
ただ、大人用のバスタオルがつとまるかというと、吸水性が不足していると感じます。
それではと子供用に使えるかというとこちらにも疑問。コットン100%なら良いですが、刺激強めのポリエステル配合の糸。ちょっと悩ましいスペックだと思います。
以前使った、同じくカインズのオリジナルタオル「ふんわり長持ちタオル」が抜群によかったので、追加レビューしましたが今回の消臭タオルは、ややお値段に重きを置いてしまった感が否めません。
洗濯してもふんわり長持ちタオルにもミニバスタオルはありますので、カインズで購入するならこちらがおすすめです。
次回作に期待です。
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