タオルを選ぶときに重要になるのが柔らかさや吸水性などの使い心地になると思います。
タオルの特徴の違いはなぜできるか知ってますか?
使用される糸が綿であるか、シルクであるかというのも正解ですが、実は織り方の違いで大きな差が出てくるんです。
今回は織り方の種類と使用感について勉強していきましょう。
タオル生地の種類
パイル織り
最も基本的なタオルの生地になります。最も特徴的なのは表面にループが整列していることです。
この織り方はタオルらしいフワフワの感触を作ることが出来ます。また、ループによって表面積が大きくなっているため水分の吸収も早いです。
お風呂上りのバスタオルやフェイスタオルなど、たくさんの水をふき取る際に非常に有効です。
ワッフル織り
表面の形状がワッフル菓子に似ていることから名づけられたタオル生地。
ヨーロッパ発祥とされ、パイル織りの生地よりも歴史は古いといいます。水分を吸収したときにタオルの内部に水を含んだ状態になり、表面部分の接触面積が少ないので拭いているときにサラっとした感触があるのが特徴です。
保温性抜群なので、お子様のおくるみや簡易的な敷き毛布としても重宝します。
糸抜けしにくいのと見た目が高級感があることから、人気は高いです。
ガーゼ織り
ガーゼ織りは、綿の単糸を平織という方法で織った生地になります。
タテ糸とヨコ糸を交互に組み重ねるシンプルな生地で、柔らかい素材になります。
一枚では水分を多くは吸水できないため、タオルにするときには幾重にも重なるよう組み合わせたり、パイル地と組み合わせるなどの工夫を入れて商品化されます。
医療用にも使用されるほどですから、非常に肌当たりが良いのが特徴です。タオルとしてしようすると、徐々に肌になじむような感覚が楽しめます。