グリーンという色は、身の回りにある自然の中にあって、とても身近なカラー。
私たちが口にするものにも、たくさんのグリーンがあります。お茶を飲む習慣がある日本人にとってグリーンは、生活になじんだ色。海外から日本を訪れた人に大人気のお菓子は、抹茶味と言われるほど、外国の人からみれば緑色は日本の文化を象徴するような色とも言えるでしょう。
今回は、種類豊富で意外と人気があるグリーンのタオルについて紹介します。
グリーンの国産オススメバスタオル 6選
若草色、鶯(うぐいす)色、萌葱(あさぎ)色、山葵(わさび)色、抹茶色など、日本には、緑色を表現することばがたくさんあるためか、日本産のグリーンのバスタオルの色合いは、さまざまに特徴をもっていて、それぞれが個性を放っています。
今回は、身近な方への贈り物としてはもちろんのこと、海外の方にもプレゼントしたくなるような、日本の技術やセンスの光る国産のバスタオルをセレクトしました。
選んだポイント
・タオル製造の技術が高く品質の確かなもの
・グリーンの表現に特徴があるもの
・日本産で海外の方にもよろこんでもらえるもの
多彩な国産のグリーン系バスタオルを、ふんわりとしたやさしい印象のグリーンと、はっきりとした鮮やかなグリーンに分けてみていきましょう。
ふんわりとしたやさしい印象のグリーンの国産タオル
国産タオルは環境への意識が高く染色に使われる液の安全性が高いという特徴があります。まずは、淡く優しい印象のグリーンのタオルを紹介します。
【おぼろ百年の極】森に霧かかったような淡いグリーンのタオル
「おぼろタオル」は三重県津市で創業された100年以上の伝統あるタオルメーカーで、「百年の極」は、日本らしいふんわりとした淡くやさしいグリーンがとても素敵。
このタオルは材料などにこだわりがあるためにアトピー協会で推薦されるほど、肌ざわりも繊細で安心の品質なんです。かなり細い40番手という糸をつかい、2本同時に引きそろえてパイルにする、独自技術で織りあげられています。パイルの向きをあえてランダムしながら密度を増すことでボリューム感を出しており、程よい弾力を感じられます。
吸水性もよく軽いので持ち運びにも向いています。海外へ行くとき、手土産に持っていくのにもピッタリ。後晒し製法によって吸水性も高く、海外の方へ日本の技術の高さを実感してもらえるでしょう。
価格:4,400円(税込)
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【トリプルボーダー】シルクのベールをまとったようなやわらかいグリーン
「トリプルボーダー」は、ヘムに織りこまれた3本のボーダーが大人っぽく、シルクのベールをかけたようなやわらかいグリーンが美しい今治タオル。
製造する丸栄タオルは、今治タオルメーカーの中でも希少性の高いブランド綿をつかい、生活になじむナチュラルなデザインのタオルをおくりだしています。
アメリカで最高級といわれる超長綿「スーピマコットン」の糸を今治の伝統の技術で織りあげ、ふんわりとしてやわらかく吸水性も抜群。綿本来のしなやかさと軽さも感じられます。色もデザインも落ちついた印象なので、年配の方に贈っても喜ばれるでしょう。
価格:6,050円(税込)
【潤いのタオル】若草の香りがするようなみずみずしい癒しのグリーン
画像:http://www.crescendo-site.com/
「クレシェンド」は、今治市で暮らす女性スタッフがふだんの暮らしの中でほしいと思うアイテムを、積極的に開発・製造している今治タオルブランド。
「潤いのタオル」シリーズは、空気を織り込んだエアイン加工で、羽根のようにやわらかく肌にやさしい今治タオルです。吸水性も高く軽いので、髪を乾かすときにも楽チン。
その中でも「潤いのタオル ベーシック」はやさしい癒しのカラーと高い機能性で、女性の心にも体にも潤いをくれると人気があります。女性向けのタオルですが、ライムグリーンは性別をえらばないさわやかなカラー。価格も比較的安いというのも魅力的。
価格:2,750円(税込)
はっきりとした鮮やかなグリーンの国産タオル
グリーンも鮮やかにすると一気に大人っぽさが出てきます。特に日本の深いグリーンは外国の方への贈り物に喜ばれます。
【ヒポポタマス】画家ゴーギャンの描いたタヒチを映しとったグリーン
「HIPPOPOTAMUS(ヒポポタマス)」は色のあざやかさで有名な国産タオルメーカー。今までになかった色を表現するために、オーガニックコットンと再生竹繊維(バンブーレーヨン)という素材を合わせて使っているのが特徴です。2つの糸をそれぞれ50%で織り混ぜパイルをつくり、糸の染まり具合の違いから、深みと光沢感のあるヒポポタマスカラーが生まれます。
「ピスタチオ」は、画家ゴーギャンが愛し、描いていたタヒチの絵画からインスピレーションを得てつくられた色。1枚だけでも力強く印象的な色なので、芸術的なセンスのある人へ贈りたくなるタオル。
一般的なバスタオルよりも大きいので外国の方へのプレゼントに選ぶなら、このタオルが一押しです。
価格:9,900円(税込)
【プラスカラー】今治の伝統技術で染めあげられた抹茶のようなグリーン
「kontex(コンテックス)」は、老舗の今治タオルメーカーで、オリジナルブランドとして30種類以上のデザイン性の高いタオルをおくりだしています。
オシャレな印象のタオルが多いなか、「プラスカラー」はベーシックでシンプルな今治タオル。インドで手摘みされた高品質のオーガニックコットンを贅沢につかい、今治の伝統技術で長めのパイルに織りあげているので、吸水性も高くふんわりとしてなめらかな肌あたりです。
抹茶色を思わせるグリーンともに落ちついたネイビーをセットにして専用のギフトボックスに詰めれば、落ちついた和風の贈り物になりますね。
価格:3,740円(税込)
カラーバリエーションを確認する方は、kontexの公式オンラインショップがオススメです。
【くむりType1】日本のおもてなしの心を形にした泉州のグリーンのタオル
今治に並ぶ日本のタオル産地、大阪・泉州のメーカー「新興タオル」の「くむり」シリーズは、泉州タオルの高い技術と、綿の比率や糸の太さをさまざまに変化させた特殊な糸「オフセットヤーン」をつかい、2017年に日本のおもてなしの心を形にしたモノにおくられる「OMOTENASHI Selection」を受賞した泉州タオル。
「くむりType1(販売終了)」は、通常より細い糸を使用して、やわらかく吸水性があるのに軽く乾きやすいのが特徴です。
泉州の染めの技術で鮮やかに染められたオリーブ色のタオルは、自然の中に持っていきたくなります。アウトドアが好きなお友達への贈り物に向いています。
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まとめ
さまざまな緑色のタオルをご紹介してきましたが、魅力的なグリーンのタオルは、まだまだたくさんあります。
可愛いパステルな緑から、カーキやモスグリーンといった深いグリーンまで幅広く展開しています。ただ、今回ご紹介したグリーンの表記がさまざまだったように、自分のイメージに合うグリーンを見つけるのはちょっと大変。
イメージの近い色調のタオルがあれば、同じメーカーから、他のシリーズや別ブランドのタオルも探してみましょう。好みのグリーンが見つかる可能性が高いでしょう。ぜひ、参考にしてみて下さいね。