豊かなバスタイムを演出するグッズのナンバー1はお風呂上りのふわふわのバスタオルですが、入浴中にもつかえる楽しくてワクワクするグッズはいろいろあります。
髪の毛をまとめるヘアバンドや、体を洗うボディタオルなども良いですが、ボディブラシが気になる!という方も多いようです。
外国映画のワンシーンなどで、猫足の浴槽とボディブラシはセットで出てくるちょっと憧れのバスグッズですが、どうやって使うの?メンテナンスが面倒そうで手が出ないという話も聞きます。
今回は、手軽に始められるボディブラシと特徴をご紹介していきます。
ボディブラシの基礎知識:使い方と素材について
ボディブラシは、お風呂で体を洗うためにつかうブラシです。
多くのボディブラシは、ブラシ(ヘッド)に柄がついている形です。巨大な歯ブラシをイメージしてみると解りやすいでしょう。まれに、ブラシに紐がついているという形状のものもありますが多くは手で柄を持って使います。
ボディブラシは身体を洗うとき届きにくい背中の真ん中まで、簡単に洗えるのが魅力です。身体が硬くても背中が洗えると言うのは便利ですよね。
ボディブラシは石けんをつけて洗うの?
石けんをつけて洗う方法が一般的。
ですが、石けんをつけずにやさしくこすってマッサージや角質とりにつかうという方法もあります。夏に向けて背中の美しさにこだわりたいという女性のなかには、ボディブラシで背中を念入りにお手入れしている方も多いようです。
背中にきびになる原因の皮脂や汚れをしっかりと落としておくことで改善が見込まれます。
タオルやスポンジよりも少し刺激が強いので、足先や手先から洗い始めてだんだん心臓に近づいていくようにして、ラストに背中をブラッシングするのが効果的です。見えない部分を洗うのでゴシゴシしすぎて肌を傷つけないように少しずつ洗い方を調整していきましょう。
ボディブラシの素材は色々
歯ブラシのヘッド部分の素材がいろいろあるのと同じく、ボディブラシの毛の素材もいろいろあります。比較的低価格な合成繊維から希少な天然素材まで。天然素材は、動物の毛が多く使われていますが、麻やシュロなど植物繊維もあります。
ヘアブラシや化粧筆など、厳選された動物の毛をつかったブラシは高級品です。ボディブラシも同様で、動物素材は肌に優しいということで人気。最終的には素材にこだわっても良いのですが、使いここちがわからない間は安くて使いやすいものを選んでおきましょう。豚毛や馬毛などこだわり始めるとお値段は天井知らずなのがブラシ。
本気でボディブラシにハマったら、より品質が良いものを試してみるのも良いでしょう。また、動物の毛は独特の匂いがありますが体に悪いものではありません。お風呂で使用しているうちに自然と消えていくので安心してください。
ボディブラシ使用のメンテナンス
メンテナンスが大変という声は使用者からも出ています。特に柄の部分が木で出来ている場合、お風呂場に置いておいたら黒カビが生えてしまうこともあります。
体に触れるものなので心配ですね。オススメの対処方法としては、お洋服を洗濯したとき、洗濯ものと一緒に天日干しするという方法。また、浴槽の近くではなく脱衣所などに置いておくという方法もありますが、乾かすのが面倒くさいという方のために柄がカビにくい素材でつくられているものもあるので、選ぶときの参考にしてください。
ボディブラシの洗いごこちには他とは代えがたいものがあり、ちょっとした手間がかかっても、ずっとつかい続けたいという根強いリピーターが多いのも特徴です。
2,000円以内ではじめられる初心者向けボディブラシ
高くて良いものは世の中にたくさんありますね。今回は、バスタイムに気軽にプラスできる比較的リーズナブルなボディブラシをご紹介します。代表的な天然素材と化学繊維、形状もオーソドックスなものから変わり種まで。
今回は、ボディブラシ初心者へ向けて、素材の多様さや見た目の楽しさも考えて6つをラインナップしてみました。
ナイロンとアクリル樹脂で簡単メンテナンス泡立ちたっぷり
クレネージュCLやわらかボディブラシロングに使われているブラシはナイロン100%。このボディブラシは柄の部分はアクリル樹脂というカビにくくお手入れしやすいのが魅力です。
やわらかくてコシのある0.1mmの極細ナイロン毛はしっかり石けんを泡立ててつかうタイプのボディブラシで、やさしい肌あたりで最初の一本にはちょうど良いでしょう。
大き目のヘッドは肌にふれる面積も大きくササッと全身を洗えます。柄の部分がほどよくカーブしているので背中を洗うときにつかいやすくボディブラシの良さを全てそなえているのにお財布にやさしいのが嬉しいお品。
長くつかえる天然素材 豚毛とブナのボディブラシ
REDECKER(レデッカー)のボディブラシは自然派素材のブラシづくりにこだわるドイツの老舗メーカーREDECKER社のもの。なかでも初心者向けの柔らかいものが初心者にはおすすめです。
ブラシにはやわらかくて肌あたりのやさしい白い豚毛を、柄には丈夫でつかうほど風合いの出るブナの木をつかっています。長くつかうことを意識した形状で、つかっていくうちにゆるんでくる柄の部分を奥へと差し込んでいけるようになっていて、自分のためのボディブラシという贅沢感も魅力です。
豚毛のブラシとスチロール樹脂の柄で機能性重視
マーナのウォーターカラーボディブラシは、国産のバスグッズづくりにこだわるマーナのボディブラシの中でも機能性が高いと評判のブラシ。
このブラシはプラスチック製の柄なのですが、実はしっかりとした豚毛が使われているというコストパフォーマンスンの高いアイテム。お肌を気持ちよく刺激してマッサージ効果の高い弾力のある豚毛のブラシです。
カラフルなカラーでカビにくいスチロール樹脂製での柄には、石けんですべりにくいようEVA樹脂の滑り止めがついているというこだわり。国産の天然豚毛のボディブラシとして人気が高く、リピーターも多数いる商品です。
贅沢に厳選馬毛とヒノキをつかっているのにお値打ち価格
オーエの品質主義ボディブラシはヒノキ馬毛が使われている人気アイテム。
高価格なものが多い馬毛の日本製ブラシですが、柄に香り豊かなヒノキが使われていますが価格は2000円程度で手に入れられるというのが最大の魅力です。適度な肌あたりの上質な馬毛で豚毛よりコシがありへたりにくく長くつかえます。
ドライユースでマッサージに使うのにも向いていて、石けんをつけずやさしくこすって背中の角質とりもできるという優れもの。柄に丸みがありにぎりやすいのでヘッドにしっかり力が伝わります。
亀の子たわしの天然植物ボディブラシで体を洗おう
亀の子たわしの「紐付きボディたわし」は、ひも付きブラシで背中まで洗えるタイプのボディブラシ。
老舗のたわしメーカー『亀の子たわし』がつくった100%植物繊維のボディたわしシリーズは、肌あたりや洗いごこちによって固さちがう繊維がつかわれています。まずはやわらかめから使いはじめて、慣れてきたら固めに移行していくといったつかい方をする上級者も。水回りが得意分野の「たわし」ですから乾きも早くお手入れも簡単です。
お子さんが喜ぶ!安くて可愛いおもしろボディブラシ
サボンボディブラシはヘッドが泡立ちが魅力のポリエチレン製のカラフルネットがサボテンのようにクシュクシュとまとまっていて、見た目がとにかくかわいい。
色の違いは実は素材が異なっているんです。表はやわらかくふわっと裏はコシのあるシャリっとした編み方なので使いごこちも使いながら自分で選べます。
柄はポリプロピレンで丈夫で水に強い。ふわふわに泡立てた泡を背中全面にくっつけてゴシゴシモコモコ洗うことができ、子供さんも楽しんで自分で全身を洗ってくれるはずです。
まとめ
いかがでしたか?気になるボディブラシは見つかったでしょうか。
背中の肌荒れがボディブラシで改善したという口コミもあるので、肌ケアのグッズとして手に入れてみるのも有りですね。
その日の気分やお肌の調子によって、体を洗うグッズを変えてみるのも楽しいですね。冬場は乾燥した肌にやさしいものを、汗をかく夏場はゴシゴシさっぱり洗えるものを。
豊かなバスタイムのためにいろいろ試してみて下さい。