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大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

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ダイソーの2倍吸水・UVカットのクールタオル【写真つき比較レビュー】

PC記事上

水でタオルを湿らせて絞って使うと、冷たく感じるクールタオル。

100円ショップ「ダイソー(DAISO)」で最近新しい商品を見つけました。今回はDAISOで220円(税込)で購入できる2枚重ねのクールタオル『COOLING TOWEL MAX』を実際に使ってみました。

従来品との比較するために、1枚もののタオルを合わせて評価していきます。

【2022年版】ダイソーのクールタオルの比較

実際にクールタオルの機能について見ていきましょう。

DAISOクールタオル比較表

今回お試しで購入してみたDAISOのクールタオルを比較表にまとめました。

商品名 COOLING TOWEL PLAIN COLOR COOLING TOWEL MAX
価格 110円 220円
特徴 薄手で裏側は別カラー 厚手でモチモチ、両面メッシュ
素材 ポリエステル ポリエステル85%・ナイロン15%
サイズ 20×100㎝ 32×73㎝
重さ 36g 77g
保水量 50mL 126mL
冷感保持時間(※) 1時間30分 2時間30分

※ここでの冷感保持時間はタオルラボが独自に調査したテストの結果です。

COOLING TOWEL MAXの使い心地

220円の2枚重ねクールタオル「COOLING TOWEL MAX」は、さすがに2枚のクールタオルを重ねて合わせているだけあって厚みを感じます。

他のクールタオルと同様にゴムのように弾性があり、厚いことでさらに弾力感が強いです。ポリエステル素材でモチモチっとした感触に感じられました。

 

また、厚手のために空気の流れが滞るのか、触れた瞬間に冷たいという感覚が普通の厚さのクールタオルよりもマイルドな印象。

生地がもちっとしているので弾力があって絞りにくいというデメリットも。力がない方はお水がタオルに残りすぎて、普通に濡れるかもしれません。

正直な感想、これなら薄手のコットンタオルの方がいいかも。

2枚重ねは水分をたくさん吸うという以外、メリットがあまり感じにくかったです。

COOLING TOWEL PLAIN COLOR

次に比較として購入した110円の1枚クールタオル。

こちらは2枚重ねと同じ素材の表面と、裏側がつるっとした素材になっています。

厚みはとても薄くて、光にかざすと透けて見えるレベルです。空気がたくさん通るので吸ったお水を揮発させやすいのでしょうね。実際に使ってみると、お水を絞ってから肌に触れると、ひんやり感触をしっかり感じます。

かなり軽いので、もしかしたら外で羽織るにはやや不安がある方もいるかも。とはいえ、長さがあるので肩にかけて前で縛ることができるので大きな問題にはなりません。

薄手のこちらが冷感を感じやすく優秀だと感じました。

大きさを比較してみる

2枚重ねのものは、従来品と比べると大きさが大きく異なっています。(上の画像は端を揃えて重ねた後、1回折り返した写真です。)

1枚の方はオーソドックスなクールタオルと同じように、幅が狭くフェイスタオルよりもやや長い形。2枚重ねのCOOLING TOWEL MAXはフェイスタオルと同じような大きさとなっています。

首に巻いて使うことが多い私としては、1枚重ねの方が心地よく感じましたね。

 

クールタオルの持続時間はどれくらい

タオルに水をしみこませてから絞った状態から冷たさを維持できる時間を確認してみました。服が濡れない程度の保水状態での、水の吸水スパンの参考になると思います。

今回は室内30℃でチェックしてきました。かなり暑い室内という状況での観測結果となります。

1枚のクールタオルの持続時間は1時間30分、一方で、2枚重ねのCOOLING TOWEL MAXは2時間30分。

持続時間についてはMAXの方が優秀です。

ただ、冷感が薄いことと長い時間湿っているということは臭いがでやすいということ。なんとなく後半は汗のべたつきなのか気持ち悪さを感じました。

早めに水で洗って新しいお水がタオルにあるように注意しながら使う方が良さそうです。

厚みを比較してみる

同じたたみ方で隣に並ばせて厚み比較してみました。どちらも長さ方向に4つ折りにしてから幅方向に3つ折りしています。

横に並ぶと生地が明らかに厚いのが見て取れます。

使い始めはしっかり洗濯をしてから

クールタオルとして濡らして使うもの。

買ってきたタオルをそのまま使わずに、しっかりと洗ってから使うようにしましょう。

初めて水に付けた時の写真になりますが、ゴシゴシ洗うようにお水に浸したんです。

すると上のように糊だと思われる白濁が見られました。肌に直接触れるものですから、最低でも洗っても透明を維持できる程度に事前準備。クールタオルはお水通しをしてから使うことが大切です。

まとめ

今回はDAISOの220円シリーズの2枚重ねクールタオルの実力を確認してきました。

しっかり厚みを感じる冷感タオルでしたが、水分の蒸発も厚いために抑えられているようでしたし、乾きにくさでやや不衛生になりやすそうだなと感じました。

冷たさも通常の1枚ものの方が感じられ、2枚重ねはお水の補給が難しい場面意外では使いにくいかなと感じます。

バランスを考えると、以前紹介した夢ゲンクールタオルの方が優秀かなという印象。こちらはちょうど中間くらいの機能を持っていて、人気があるのもうなずけるアイテムでしたよ。

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あと、今回のタオルメッシュが黒いせいで目がちかちかする。気になった方は店頭でお手に取ってみてください。私の持った印象がより伝わると思います。

 

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大矢 真

タオルの購入は「年間100枚」。日々タオルの探求を続けています。元化学者/WEBディレクター
自分にとってぴったりのタオルを見つけることが、生活の明るさにつながることを伝たい。

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