良いタオルの条件はいくつもありますが、肌触りの良さは非常に重要なポイントです。
肌触りの良いしなやかなで優しい触り心地のタオルはお風呂上りに使うだけで癒しの効果を感じられます。今回は自宅だけでなくギフトとしても人気のある肌触りの良いタオルを確実に選ぶための方法や、肌触りの良さで高評価のタオルをご紹介しましょう。
肌触りの良いタオルとはの選び方
この記事でいう肌触りとは、触ったときのサラサラとした滑らかさを示す表現として使っています。滑らかさはタオルラボで実際にタオルを触って評価した結果をもとに上位評価のものから順に紹介しています。
ふわふわのボリュームあるタオルを選びたい方は以下の記事をご覧ください。
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肌触りが良いタオルの特徴としては、綿の品質が高い、糸の撚りが弱い(無撚糸に近い)、パイルが長い、整列している、密度が高いがあります。
材料コストなどタオルメーカーにこだわりが強いほど、表面の滑らかさがアップするので高品質のバロメータとも言える指標になります。
さらさらのタオルのメリット・デメリット
サラサラと肌触りなめらかなタオルですが、やはり極端にサラサラにしすぎることによってデメリットも発生します。しっかりとメリットとデメリットについて学んでおきましょう
肌触り重視のさらさらタオルのメリット
肌触りの良いタオルは、抵抗が少なく糸に凸凹が余りないということです。
つまり身体に触れた時に肌が傷つかないということを意味します。肌の弱い赤ちゃんや、敏感肌には間違いなく喜んでもらえるタオルになるでしょう。また表面が綺麗なので特に白いタオルですと絹のように輝いて見えるような高級感があります。
ギフト用のタオルとして肌触りの良いタオルをプレゼントするのは見た目の豪華さの点からも人気があります。
さらさらのタオルのデメリット
良い綿花を使って作られた糸が使われていることが多く、価格が高くなりがちなのはデメリットになります。
また、無撚糸という糸のねじりを弱めたものを使ってタオルが作られている場合には、耐久性や濡れた時の感触の悪さにつながる可能性があります。
この場合にはしっかりとしたメーカーのブランド物で丁寧に編まれているものを選ぶことでデメリットをもろに受けるリスクを減らすことができますよ。
肌触りの良いタオルの選び方
素材の違いを知ってチョイス
タオルに使われる素材は大きく分けて、天然素材と化学繊維があります。どちらも一長一短があり、好みによって使い分けるのが良いでしょう。たとえばタオルによく使われるのは綿もしくは綿麻は天然素材です。とくに綿は、肌触りの良さや耐久性、吸水性に優れており、タオルの素材として最も多く使われています。
綿は産地によってさまざまな特徴があり、エジプト産の「超長綿・ギザ綿」やインド産の「超長綿」、アメリカ産の「スーピマコットン」などは肌触りの良い高級綿。綿花の繊維の長さが平均より長いため、タオルに織り上げた後もふんわりした手触りで、光沢のある生地になります。
織り方の違いを知ってチョイス
タオルの織り方としては、パイル、シャーリング、ガーゼなどがあり、織り方の違いで肌触りが変わってきます。
一般的な織り方である「パイル」は、繊維の輪であるパイルを織り込んで作ります。パイルの長さや素材を変えることで肌触りは大きく変わり、ボリュームのあるタオルが好きな人はロングパイルがおすすめで、速乾性や軽さを重視する人は、片面パイルでもう片面はガーゼという「片面ガーゼ」のタオルがおすすめです。
肌触りの良いタオルおすすめ9選
タオルラボのさわり心地評価満点ものを紹介します。細かくみると触り心地には違いはあれど、どれも間違いなくさらっと感触が味わえます。
インパクトの強かったもの、感動したものをランキング形式でお伝えしていきます。
1位 育てるタオル「MARQUE(マルク)」
タオルラボ評価 さわり心地
「育てるタオル」は、素材の糸が空気を含むようになっている特殊製法のタオル。非常に人気が高く、それもそのはず使い続けてもふんわり感が持続するのです。
その中でもMARQUEシリーズは、厚手で贅沢に糸を使った最上級グレード。見た目もシックでカッコよく、タオルとして必要な吸水性や速乾性も高いのです。
使っていくうちに柔らかさがアップして、高級ホテルのタオルのような使いごこちに変化していくのは経験してみると楽しいですよ。
20~30代の女性に絶大な人気を誇るタオルですが、色合いやデザインが大人っぽくシックなために男性へのギフトとしても喜ばれます。
カラーはスモークグレーとダークグレー、フォグブルーの3色展開。ギフトボックスもとてもスタイリッシュと贈り物にも使いやすいです。
2位 Foo Tokyo オーガニックコットンタオル
タオルラボ評価 さわり心地
オーガニックコットンを贅沢に使った女性向けタオルとしてお薦めなのが、Foo Tokyo(フートウキョウ)のタオル。
素材の良さを感じながらお風呂上りの時間をより豊かに。リラックスするのにちょうどよいさわり心地なのです。洗ってもゴワゴワしにくく、長く気持ちのよいさわり心地で使い続けることができます。
上質なタオルを使ってみたいと思ったら、まず選択肢に入れておきたいタオル。
さわり心地もサラサラで気持ちいのに加えて、今治タオルブランド。プレゼントにも使いやすいですね。
3位 ROYAL-PHOENIX「CABIN」
タオルラボ評価 さわり心地
「ROYAL PHOENIX of the seas(ロイヤルフェニックスオブザシーズ)」という国産タオルブランドのなかでも最上位となるCABINシリーズ。このタオルも触り心地満点でした。
肌触りの良いタオルは、無捻糸など撚りの甘い糸を軽く織るというのが一般的。
このCABINタオルは、その逆。つまり、糸を贅沢に密度高くパイルを作ることで、滑らかさを実現しているのです。さわり心地はまるで上質な毛布のよう。厚手で高級ホテルにおいてあるようなモコモコ感のタオル気持ちいいタオルなのです。
4位 CUOL タオルではじめるスキンケア
タオルラボ評価 さわり心地
CUOL「タオルではじめるスキンケア」は、実は今治タオルブランドの実力派タオルなのです。
特に大人の女性の髪やお肌にダメージを少なくなるように、触り心地を滑らかにすることにこだわったタオルになっています。メーカーでは肌触りの良さを示す指標として糸自体の摩擦力を測定していました。この結果によると、CUOLの糸の摩擦係数は一般的なタオルの2分の1。
使い始めの滑らかさには感動するでしょう。吸水性や耐久性はそこそこに、女性らしいタオルがほしいという方はチェックしても良いかもしれません。
5位 伊織 yuki
タオルラボ評価 さわり心地
今治タオル「yuki」は、国産・今治タオルのなかでも素材と柔らかさにこだわった贅沢なタオルです。素材には高級綿である「超長綿ピマ綿」を使い、なめらかな肌触りのパイル地に織り上げています。
もともとエステサロン向けに作られたタオルのため、吸水性やふんわり感は抜群。
お洗濯時の毛羽落ちも少なくて「タオルが痩せる」速度はすごくゆっくりです。また、長期間使用していても柔らかさが変わらないために、柔軟剤を使わなくても肌触りの良いまま使えます。サラッとしたなめらかなさわり心地が持続し、吸水性やボリュームなどのバランスの取れたタオルとしてオススメです。
6位 TRUE TOWEL「classic HOTEL」
タオルラボ評価 さわり心地
人気のタオルTRUE TOWELのグレード「classic HOTEL」は国産タオルの産地である今治の老舗メーカー「正岡タオル」が作ったふんわりボリューミーなタオル。
世界的に有名なスーピマコットンというブランド綿を贅沢に使い、太めの糸であしらった贅沢でボリューム感のあるタオル。
使われている糸の品質が高いためか、このタオルはしっとりとしながらも滑らかなさわり心地があります。また、やや重めのタオルにはなりますが、その分拭き心地もよくタオルとしての究極の形のひとつであると実感できます。
7位 雲ごこち
タオルラボ評価 さわり心地
「雲ごこち」は、国産タオルの最新技術を作ってできた肌触りに特化したタオル。
まるで絹のような光沢のある超長綿「新彊綿」を使い、しかも糸を作るときのひねり回数である撚りを少なくして、糸の滑らかさを究極まで高められています。
パイルは長さが約5ミリもあり、ロングパイルならではのボリューミーな肌ざわりが好きな人におすすめ。
吸水の速度はあるのですが、雲ごこちという商品名の通り非常に軽い。このタイプのタオルにある濡れると少し濡れた感覚は残る点だけ注意が必要でしょう。
表面のサラサラ具合だけであれば、上位のタオルに劣らないタオル。
8位 白雲(HACOON)
タオルラボ評価 さわり心地
雲の上のタオルというキャッチコピーが書かれている白雲(HACOON)も触り心地が滑らかなタオルです。
こちらは雑貨屋さんでも多く取り扱われているので、タオル好きの方ならば一度は目にした事があるのではないでしょうか。
ひとつ上の雲ごこちと同様に、細い糸で軽い感触を味わいたい方向けです。ただ、この手のタオルはしばらく使っていると、パイル同士が絡んで最初ほどの滑らかさは少なくなる点は注意です。初期のさらさらを味わうためのものと割り切りましょう。
8位 sara-la(さらら) 「縁・en」
タオルラボ評価 さわり心地
「sara-la(さらら)」は、今治タオルブランドの中でも特にハイクオリティな贈り物向けタオルブランド。
材料に使われる綿は貴重なギリシャコットンを使い、高級感あふれるしなやかな肌触りのタオルに仕上がっています。普通のようだけどどこか品のあるデザインになっています。高品質の超長綿コットン、密度高く整列したパイルでサラサラとした感触になります。
タオルの糸から厳しく選定して織りあげて、パッケージングまで今治のタオルソムリエがこだわっているそう。タオルの一枚ずつにシリアルナンバーがついていて、ナンバーで品質管理をするという徹底ぶりです。
美しく輝く白いタオルで目上の方にも使えるギフトとしても使いやすいです。
シャーリングタオルでお薦め「クローシェ」
シャーリングタオルはベロアと同じような作られ方をすることからも、サラサラ具合は良いタオルが多いです。
数あるシャーリングタオルの中でも、特に美しさを感じさせてくれたのがisso ecco(イッソエッコ)のクローシェというタオルです。
今治タオルの中でも色使いが華やかなメーカーである七福タオルの作品。
普通のタオルとはちょっと違った個性的なタオルを探しているなら、このタオルを使ってみると良いでしょう。
まとめ
今回は手触りサラサラで上質を感じられる記事を紹介しました。
手触りがいいというのは気持ちがいいというだけでなく、肌にも優しいというメリットもあります。
特に上位で表示ししたタオルは、気持ち良い感触が最初だけでないものを紹介しました。せっかく購入するタオルなら、くったり使い込むまで気持ちよさを持続させたいところ。
今まさにタオル検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。