季節のご挨拶や誕生日プレゼント、お祝いなど日本で暮らしていると様々なギフトの機会は多くあります。時期による特別なものだけでなく、ホームパーティーにお呼ばれした時の手土産なんかも実は小さな贈り物をする場面だったりしますよね。
そんなときに相手に嫌な思いをさせないようにと気を使います。それでも尚贈り物に失敗が多いのは、意外とやりがちな贈り物の落とし穴をチェックしていきましょう。
自分の好みを押し付けてしまった
最近テレビや雑誌で話題の日本に初めてやってきた海外のお菓子や、期間限定ですごく希少価値の高いお酒など、情報を多くもっている方は話題性と希少価値からプレゼントしてあげたいという気持ちはわかります。
ですが、購入する前に確認して欲しいことは
自分が今気に入っているお菓子やアイテムが相手も好きか?
ということ。相手の好みを大きく外したものをプレゼントしても、その価値が伝わらないどころか迷惑を感じることさえあります。甘いものを控えているかもしれません、お医者さんにお酒を禁止されているかもしれません。可能な限り情報は集め、もしわからない場合にはより無難なものをプレゼントすると良いでしょう。
高すぎる贈り物はNG
贈り物は上質なものを丁寧に選んで心をこめてお渡しするのが基本です。一方で本当に世界でもトップレベルの良い物をと希少価値が高かったり、場面にふさわしくない貴金属など高価すぎるものはかえって喜ばれなくなる可能性があります。
相手に場面の相場を大きく逸脱したギフトは、気を使わせてしまったり逆に何か他の意図があるのではと心配されることもあります。
お付き合いの度合いや関係性にふさわしい贈り物を渡すように心がけましょう。
保存が大変な食品はダメ!
贈り物に新鮮な果物や季節感のある食べ物をプレゼントしたいという方はかなり多いでしょう。ここで気をつけたいのが保存が冷蔵や冷凍にしなければならないもの。アイスクリームや冷蔵保存しなければならない生きたお酒などがそれです。個人で少量の場合にはある程度は問題ないですが、会社の付き合いなど大量に贈り物を渡す場合には注意が必要です。
相手の設備や人数が不明の場合には迷惑にならないものをプレゼントするほうが無難でしょう。もし食べ物を渡したい場合には焼き菓子などにし、賞味期限が長いものを選んであげることが大切です。
簡単に手に入るものは喜ばれない傾向
先方にとって入手しやすいものはプレゼントしても喜ばれない可能性があります。現代ではインターネットでなんでも購入できる時代ですから、昔ほどは気にされなくはなっていますがそれでも相手の近所のお店で買ったり、同じエリアに住んでいても有名すぎるお店で贈り物を選ぶのはおすすめできません。
自分が使っていて本当におすすめしたいものをお渡しするのが良いでしょう。しっかりと吟味して選んだという気持ちはお渡しするときにしっかりと伝わります。気をつけて選んであげたいものです。