水布人舎(すいふとしゃ)のハニカムタオルってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
水布人舎(すいふとしゃ)のハニカムタオルの特徴について
美しいもじり織りのストールや色々な使い方ができる帽子が人気の「工房織座」さんのタオルを購入してみました。タオルは専門のブランド「水布人舎(すいふとしゃ)」から販売されているんですね。
単なるパイルのタオルとは違う、他にはないものを探している方にとって非常に嬉しいアイテムが揃っています。現時点で5アイテム
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今回は工房織座のタオルを購入したので、そちらについてどんなさわり心地なのかなどレビューしていきたいと思います。選んだタオルは、
「ふっくらコットンの編み織りハニカム」
購入したのは工場見学の案内をしてくださった女性のオススメということもありました。使うほどに柔らかくなるらしいです。
滑らかなセーターのような温かい素材感で、購入した時点でも十分に柔らかいというのに。気になりますよね。
工房織座のハニカムタオルの評価
ハニカム?ハニカム構造ってなんだか聞いたことあると思っても、自信が無かったりします。
ハニカム構造は英単語にするとちょっとわかるかも。英語では「Honeycomb」です。
「ハニーのコーム」です。そう、ハニカムとは英語で「ミツバチの櫛(=蜂の巣)」という意味になります。正六角形が敷き詰められた形です。こんな感じ。
私は元々理系の研究者だったのですが、このハニカム構造は非常に強固であるといわれている形状なんです。
それがタオルとなると、しっかりと弾力のあるさわり心地になるんですから不思議ですね。
おそらく、ただハニカム織りしただけだと柔らかさは感じにくいと思うんです。おそらく開発した方が糸を柔らかく作ってくれているんだなぁと感じました。
柄は空に浮かぶ雲のようなものです。
実はこの柄は夕凪の瀬戸内海の水面をモチーフにしたものらしいです。
ハニカムだけでなく、編み織りを組み合わせて作られている模様ですね。
ハニカム部分は弾力とタッチの優しさを、編み織り部分が通気性を確保すると言う設計でしょう。
デザイン性に優れたタオルだなと実感しました。
水布人舎のタオルは一般的な今治タオルのブランドタグは付いていません。
その代わり「SUIFUTOSHA」とナチュラルな雰囲気のものがつけられています。
自然と共存するというテーマを持っているだけあって、こちらの方がギラギラしていなくて嬉しい方は多そう。
ホワイトとエクリュの2種類です。
私が購入したのは脱色していない優しい色合いのエクリュです。
ふっくらコットンの編み織りハニカムを詳しく調べてみました
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
やわらかさ
織り方のために87.6gとやや重めです。
ご存知の通り使っている糸が多いということで保水力は期待できます。
さわり心地も無撚糸を使っているためさらっとしています。
弾力
弾力は一般的なパイルのタオルの評価とは別に準備しなければという印象です。
パイル地のタオルは柔らかくふわっとしているものは、コシがないのが一般的ですが、ハニカムのタオルは弾力はあるのに硬くないんですよね。
非常に面白いです。
※なぜか写真のタオルは一部青く見えていますが、天気の良い日に撮影したため青空の影に色が付いているように見えちゃいます。
本物は綺麗なナチュラルホワイト一色です。
糸くず
織り方が特殊であるのと、織りの強さが適当なため思っているほど糸抜けしないです。
また、材料も上質なものを使っているのがわかる、嫌な毛羽立ちも少ないです。
使うほどに柔らかくなると作っているプロフェッショナルに言わせるだけあり、十分な耐久性もありそうです。
ハニカム織り部
編み織り部
水布人舎の注意書きより
ワッフルやハニカム組織の織物は、糸を引っ掛けやすくなっている部分があります。
引っ掛けた場合は、その部分を切らずに、引っ掛けた糸の上下(たて糸)もしくは左右(よこ糸)をピンセットなどで引っ張って整えると直ります。白・淡色のものは他の洗濯物から色移りする場合があります。濃色のものとは一緒に洗わないでください。
動画でさわり心地を確認する
製造元の水布人舎もイメージビデオを作ってくれています。