すごいタオルってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
すごいタオルの特徴について
最近、ネットなどで注目を浴びているタオルに「すごいタオル」があります。高級タオルの一つで使い心地が良いために非常に有名なタオルです。
引用:タオルショップブルーム
国産タオルの名産地・愛媛県の今治(いまばり)で、大正10年に創業した正岡タオルの製造です。
正岡タオルは、今治でも老舗のタオルメーカー。戦前から事業を始め、戦時中にいったん中断したものの、戦後にみごと復活。現在はビジネスホテルから最高級クラスのホテルにむけた業務用タオルを作っています。
国内の高級ホテルだけでなく、世界的に有名なラグジュアリーホテルのゲストを満足させる、ハイクオリティなタオルを手掛けているメーカーなのです。あくまでも国産に、高品質を追求し続ける姿勢からうまれたのが、すごいタオル。
今治タオル「すごいタオル」について詳しく見ていきましょう。
今治タオル「すごいタオル」の評価
すごいタオルのバスタオルの特徴は?
すごいタオルは、ホテル仕様ということで、しっかりした厚手の生地・ふんわりした手ざわり・ふくらみ具合が絶妙なタオルです。厚手の生地なのに軽くてふんわりした肌ざわりなのは、パイルにスピンエアーという糸を使用しているからです。
スピンエアーはクラボウが開発した綿糸で、綿100%の糸の芯に、溶解性のある繊維を入れてつむぎ、後加工で芯を溶かすことで糸の中心に空間を作ります。これで糸は軽く柔らかくなり、中に空気が入っているので保温性も高いんです。
ちなみにこのスピンエアーのふんわり感や軽さは、何回洗濯しても変わりません。すごいタオルはスピンエアーを使用していますので、見た目でボリュームを感じても、実際に手に持つと驚くほど軽いです。
タオル情報 | |
価格 | 5,500円 |
タオルブランド | 今治タオル |
タオル製造会社 | 正岡タオル(株) |
タオル形状 | バスタオル |
備考 | やや短めのパイルの「ザ・タオル」 |
すごいタオルは、製造工程中の洗いの段階で、西日本最高峰の石鎚山系の天然地下水を使用し、「洗いの達人」と呼ばれる川上工芸所のオレンジオイルを使うなど、あらゆる場面にこだわりが強く感じられます。これほどのこだわりをつらぬけたのは、「すごいタオル」がもともと商品として開発されたものではないからです。
実はすごいタオルの原型となったものは、正岡タオルの社長が、自分が使いたいタオルを作ってみようと始めた試作品。
それまでの正岡タオルの製造ルールを気にしないで、自由な発想で開発したタオルです。開発当初はわずかな数だけ作り、家族や知人に送っていたのですが、あまりに評判が良くて商品化したところ、たちまち大ヒット商品になったというエピソードがあるんです。
今治タオル「すごいタオル」シリーズを詳しく調べてみました
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
さわり心地
最高レベルでのふわふわした感覚にも関わらず、これだけなめらかなさわり心地になっているのに驚きました。ゴワゴワした感覚は一切なく、上質な綿を使用しているのが触れた瞬間に感じられます。
吸水性
吸水の速さと保水力は最高品質でした。こちらも水が触れた瞬間に100mLのお水すべてを吸収する印象です。
実際に肌についた水滴を拭くときには、サラサラの肌触りもあってやさしく取り除いてくれる感覚が味わえます。
やわらかさ
非常にボリュームもあり重さも約500gと重量感のある、高級感を感じられるタイプです。
弾力
比較的厚手のバスタオルですが、ちからをかけなくても巻くことが出来ました。跳ね返りもほとんど感じられませんので、やわらかいめです。
同じ今治タオルの「yume」の方がやわらかさは上になりますが、弾力とやわらかさのバランスが非常に良いです。
糸くず
パイルの大きさや密度が均一になっているのが確認されています。糸自体はよってあるのですが、ふわっとしているのは織りの強さとパイルの長さが絶妙にコントロールされているため。さすがに最高級品は、拡大しても美しいですね。
甘めによってあるので、若干糸がでますがこのレベルにしては出にくい方です。しっかり撚られているためでしょう。
すごいタオルの口コミってどんな感じ?
また乾きも早いので室内干しなどで起こる、生乾きによる菌の繁殖が防げます。
さいごに
【軽くて吸水性が高く、年配の方へのギフトに最適】
ふんわり柔らかくて、軽くて吸水性が高い。使い勝手のいいすごいタオルは、これまでもたくさんのメディアで紹介されてきました。
すごいタオルは雑誌「AERA」でも紹介されたことがあり、元サッカー選手の中田英寿さんが絶賛していることで有名です。あまりにも気に入って、お母さんへのプレゼントにしたとか。
タオルは毎日使うもの。品質や肌ざわりで選ぶと多くの方がすごいタオルに行きつくことになります。本物志向のタオルです。非常に品のある素晴らしいタオルですので、年配の方に贈っても大変に喜ばれます。
すごいタオルは本当にすごかった(2か月使用した口コミ)
【2018年3月追記】今治タオル「すごいタオル」を2か月間使用してみた感想です。
中田英寿さんが絶賛している意味が理解できました。一流の方はしっかりと良いモノを知っているんですね。名前のとおり本格的に『すごいタオル』でしたから。(写真が少し青みがかって見える気がしますがもう少しちゃんと白いままです。)
実は私冷え性で、冬の間は手も足も冷たくって一度冷えちゃうともう温かくなることなんてないんです。(お友達には「氷」って呼ばれてますw)
なので、お風呂でシャワーを浴びているときはもちろん温かいのですが、浴室から出て体を拭く前に一気に冷えちゃうんですよね。(本当は湯船につかればいいのですけどシャワーで終らせていることがほとんど。。)
でもね、すごいタオルならシャワーだけで終わらせても大丈夫なんです。ふき取ると一気に体についている水滴をふき取ってくれて、まったく濡れていない状態になれちゃいます。もっと言わせていただくと、タオルをカラダにのせるだけで水滴がなくなります。
いつも使っているタオルだとふき取りがどうしてもあまいので、上がった後はカラダが濡れているため本当に寒かったんですけど、すごいタオルは少しも寒くありません。
これには本当に驚いたというか、もう感動レベル。このクオリティであれば5,400円は安いです。コスパ良すぎでしょう。
もし男性から女性にタオルのプレゼントって考えているのでしたら、
「すごいタオル」一択で良いと思います。
もう少しカラフルな色合いもあると最高なんですけどね。でもこの真っ白なタオルってのも品があって素敵です。
サイズ | 価格(サイズ) |
---|---|
バスタオル | \5,500(約70×140cm) |
フェイスタオル | \1,980(約40×85cm) |
ウォッシュタオル | \ 660(約35×35cm) |
すごいタオルを1年7カ月使用した口コミ
2018年3月の追記から1年と7カ月ぶり(2020年1月更新)に「すごいタオル」の使用感の変化ついてレビューします。
実際にはお洗濯の回数が120回程度になりますので、4か月感毎日使用した感想と思って頂いても間違いではありません。
まず見た目がもう、きれいではありません。白いタオルなので仕方がないのかもしれないですね。お洗濯には、柔軟剤や漂泊は使っていませんので、そのあたりも参考にして見て頂けると良いのかなと思います。
見た目は、黒ずんでますし、触り心地もゴワゴワとして硬くなっています。それでもすごいタオルはすごいです。今年もお風呂上りは少しも寒くありません。今治タオルの吸水力は「本物」と言うしかありません。
1年以上経っても、吸水性に不満が出ない「すごいタオル」ですが、色は「ホワイト」しか販売されてないのが残念です。カラーのタオルもあればギフトにも利用出来て嬉しいですよね。