私はもともと無敵の肌だとおもって、化学の実験などを若い頃からずっとしていて薬品荒れというものを経験したことがなかったんです。
ですが、家事の一部として毎日のお皿洗いを手伝うというたったそれだけで、徐々に手がガサガサになってきたのです。
肌が強いと自負してきた私でもこの状態ですから、ちょっとでも敏感なお肌を持っている方で家事すべてとなると本当に大変でしょう。
実際に身体になんらかの悪影響が出るものに触れるから、拒絶反応として荒れるのです。ケア用のクリームなどで悪化を防ぐことも大切ですが、日常生活で使うものについて考える必要があります。
できるだけ肌に負担をかけず、体に良いものを選びたいという方に、おすすめの生活雑貨について紹介していきます。是非参考にしてください。
何を置き換えると肌に良い?優先すべきアイテム
敏感肌の方が優先して置き換えて良くとよいアイテムを紹介していきます。
まずは、肌に直接触れる時間が長いものや影響の強いものから代えていきましょう。
シャンプー
頭皮はとても敏感で、化学的なもの影響を受けやすいです。
さらに、髪の毛は体のなかでも頂上にあるため、シャワーで流したシャンプーは体中に触れることになります。頭皮だけではなく全身の肌にも影響してしまうので、シャンプーには特に気を使いましょう。
肌についたものもしっかり洗い落とせて、マイルドなものを選ぶようにしましょう。
お値段は一般的なものよりはやや高めになってしまいますが、シャンプーには敏感肌の方向けの商品がたくさん販売されています。
ハンドソープ
今は特に手洗いの回数が増えている方が多いでしょう。
一日に何度も使うハンドソープこそ、肌に合ったものを選ぶ必要があります。
肌に優しい無添加タイプはもちろん、泡タイプのハンドソープを選べば、すすぎ残しもしにくくおすすめです。除菌や殺菌の能力を上げて強すぎる洗剤よりも、肌荒れして手洗いを続けられるものを選ぶ方をおすすめします。
ボディタオル
ボディタオルは、お風呂で体を洗うためのタオルのこと。
ボディタオルには、泡立ちを重視したナイロンやポリエステルなどの化学繊維を材料に使ったタオルと、天然素材の綿や絹、リネンでできたタオルなど、さまざまな種類があります。
敏感肌の方におすすめなのは、肌に優しい「綿素材のボディタオル」。
肌への刺激が少なく、適度に皮脂を残してくれるので乾燥肌の方にもおすすめですよ。
浴用石鹸
体を洗う際に、ボディタオルと合わせてこだわりたいアイテムが浴用石鹸です。
体を洗う洗剤としては、石鹸とボディソープがあります。敏感肌の方には石鹸がおすすめ。
石鹸の成分である脂肪酸ナトリウムはアルカリ性で、弱酸性である皮脂や汗などと結びついたときに中和され洗浄力を発揮します。
一方、ボディソープは合成界面活性剤を利用して洗浄するものが多いです。界面活性剤は油との親和性が強いので肌に浸透する能力もあるのです。肌に残っていると肌に負担があることは覚えておきましょう。
石鹸の成分でできたボディソープは比較的優しいので使いやすい方を選んでみましょう。
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寝具
敏感肌の方は寝具選びも大切にしましょう。
肌トラブルの原因はさまざまですが、寝具の素材が肌に合わなかったり、清潔に保てていないことが原因となっていることが多いです。
なにせ睡眠は一日の3分の1という時間を過ごすもの。触れている時間は思っているよりも長いのです。
常に清潔な状態を心がけ、肌に負担をかけないことは、快適な睡眠にも繋がります。
マスク
今の時期ならではのアイテムなのがマスク。
マスク生活が長くなって、口周りの肌が荒れてきたという方も多いと聞きます。
口周りの肌トラブルは、マスクとの摩擦や蒸れ、あるいは乾燥によって起こるとされています。
マスクが口元に触れにくい立体マスクや、不織布マスクでも内側に肌に優しい素材のガーゼが重なっているマスクなどもあるので、工夫して選んでみるといいですね。
まとめ
敏感肌の方は、肌に合うアイテムを見つけるまでさまざまな肌トラブルが続き、辛い思いをしている方も多いと思います。
肌トラブルが起きてから薬などで直しても、結局はイタチごっこ。肌荒れの悩みと縁を切ることはなかなかできません。
日常的に使い続けるアイテムを、ぜひ質にこだわったものに変えて、肌トラブルから無縁の生活を手に入れましょう。
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