先日、妻が薬局でいつものお買い物をして帰ってきたときに、なぜか嬉しそうな顔をしていました。何かいいことでもあったのかと聞くと、新しくタオル専用の柔軟剤があったから買ってきたと喜んでいるわけです。
購入してきたのは「レノアハピネス 夢ふわタッチ」
今回は、そんな経緯で我が家にやってきたP&Gの「レノアハピネス 夢ふわタッチ」について、本当にタオル専用なの?というところや実際の使用感についてお伝えしていきます。
レノアハピネス「夢ふわタッチ」
妻がタオル専用と勘違いしたのは、パッケージに張られたこのシールが目に入ったためのようです。
極上の香りと高級ホテル
タオルのような肌触り
「5つ星」「ホテル発想」ということで、文字列だけ見ると高級志向を彷彿とさせるキャッチフレーズ。さらに高級ホテルタオルのような肌触りと、なんとなくやわらかくふっくらするのだろうとイメージできる説明がされていました。
P&Gのホームページを調べてみると
5つ星ホテル推奨!レノアハピネス夢ふわタッチで香りも肌ざわりも5つ星。
ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ推奨。本製品がザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパの客室で使用されている訳ではありません
との表記。ザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパは洞爺サミットが行われたミシュラン5つ星ホテル。ただ、実際に使われているものとは違うということです。
個人的にはこのようなわかりにく表現は苦手。妻が私のためにと思って買ってきたのに、実際には見当違いをしてしまったわけですし。
容器裏側にある説明をみると、
数あるレノアハピネスの中でも、2021年時点で過去10年で最高量の柔軟成分が配合されているということです。
最高量であるかよりも、効き目の違いやタオルをフワフワにするための成分の違いなどについて書かれていると良かったのですが特に説明はないですね。
入っている柔軟剤成分についてみていきましょう。
レノアハピネス「夢ふわタッチ」の成分について
配合成分 | 機能 |
水 | 工程剤 |
エステル型ジアルキルアンモニウム塩 | 界面活性剤 |
香料 | 香料 |
ポリ四級アンモニウム塩 | 粘度調整剤 |
ギ酸 | pH調整剤 |
塩化水素 | pH調整剤 |
シリコーン | 泡調整剤 |
HEDPナトリウム塩 | 安定化剤 |
塩化カルシウム | 粘度調整剤 |
着色剤* | 着色剤 |
使用されている柔軟剤となる界面活性剤は「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」ということです。
アルキル成分がどのような形状のものかは不明ですが、タオル専用というわけではないと推測されます。
界面活性剤を過去最大量入れて、仕上がりがフワフワになったから高級ホテルのさわり心地というのは素直すぎるなという印象。
タオルに普通の柔軟剤成分はタブーともいえる相性の悪さ
タオルの毛羽落ちを促進しますし、糸の表面がコーティングされるので大抵のものは吸水力を低下させます。
「魅惑的に香るヴェルベットブロッサム」はどんな香り
レノアハピネスの「魅惑的に香るヴェルベットブロッサム」は、若い元気があるタイプの女性が好きそうな雰囲気。お花とバニラの甘い香りがして、ちょっとリゾート感のある香りです。
香りはかなり強くて、お部屋に試しにお洗濯したタオルを置いておいたのですが部屋中柔軟剤の香り。
衣類でも合わせて香水をつける方や、私のようににおいに敏感なタイプの方は香りの好みを抜いたとしても半分くらいの量に抑えた方が良いと感じます。
ヴェルベットブロッサム以外の香りでは、ホワイトティー、アンティークローズ、パステルフローラル、ザクロ&フローラル、ラベンダーガーデンと全部で6種類が確認できています。
まとめ
今回は妻がタオル専用だと誤解して購入してきたレノアハピネス「夢ふわタッチ」を使ってみました。
いろいろ調べて使ってみた結果、タオル専用ではないと感じました。
タオルは確かにふんわりになるのですが、お水をはじくような感覚は残ってしまいます。たまに行うタオルのメンテナンス用として、香りが好きなら使ってもいいかなという感じです。
その他衣類についても、柔軟剤としての機能はしっかりしているので、香りの好み次第。一度は試してもいいかもしれませんね。