最近のタオルを色々みていると、フックに掛けられるようにタグなどを使ってループを作ってくれているブランドが増えてきています。
確かにちょっとした空間にタオルをおけて、見た目もオシャレ。あると便利なのは違いありません。
例を挙げさせてもらうと、今治タオルの人気タオルのscope(スコープ)などがあります。
特にこのスコープのハウスタオルには、ループと対になるように専用の穴がタオルに開いていて固定する時に便利だったりします。
並べたときに、省スペースでよかったり便利な部分もあるけれど、もっと便利になると思うのですよね。(この上の写真はループ使ってませんが)
ループは乾かすのに使えない残念感
ただ、この引っ掛けるためのループはおいて置くには良いとしても、お洗濯後の乾かす時には全く機能しないんですよね。
これ、何とかならないかなぁと。
ちなみに、ハンガーにループを使って干すとこんな感じ。
これでは重なっている部分に風は通るはずもなく、乾きにくいのは間違いないでしょう。
男の1人暮らしで、めんどくさがりの方なら、こんな干し方するかもくらいですよね。
解決方法考えてみた
タオルにちょっとした工夫を施して、濡れたタオルが乾きやすくならないのか考えてみました。
タオルメーカーさんにすると、工程上難しいとか不可能と言うこともあると思いますが思いついたものをあげていきます。
2ヶ所に長めループ
ハンガーのキャミソールなどのショルダーストラップ(肩ひも)が掛けられる部分を使って広げて干せるようにする方法もあります。
やや風に弱かったりするので、ループに使う材質と縫いつけには注意が必要そう。
ハンガー用の穴を開けておく
普通のハンガーにシャツを通すように、首と袖に相当する穴をタオルにも開けておくというもの。
両端の穴から外れた時に、ハンガーのかける部分である中心穴に負担がかかる可能性だけ注意。
先にヘムに筒を作る
ヘムの部分が筒になるように、先に縫い付けておく方法です。
筒に棒を差し込んで干せるので、上の図のような専用ハンガーとセットでオシャレっぽい。
物干し竿に直接干すこともできるので、直径はそれにあわせてもいいですね。
乾きにくさが多少犠牲にならないかは要検討ですね。
ヘムに固定用のボタンを付ける
ヘム部にハンガーに掛けられるような、筒を作るという意味では上のものと同じ種類。
専用のハンガーや物干し竿をはずすことなく、普通のハンガーに留めるための工夫をしておくという方法です。
多少使い心地が悪くなる可能性がありますが、色のアクセントなどデザインにもなるため魅力的。
引っ掛けるボタンでなくても、プチっと付けられるオスメスのボタンでも良さそう。
まとめ
特に乾きやすいを強調しているメーカーさんは、是非この点改善してみてください。使い心地とメンテナンスのしやすさはセット。
ストレス完全フリーのタオルの発明をお待ちしております。
ちなみに今回の案、お気づきかも知れませんが、全部洗濯ばさみでどうにかできるじゃないかとも思えるものなのです。これは、私がタオルを乾かす時にパイルを潰したくないという執着のため。
ご理解くださいませ。
以下の記事でも私の好みについて知っていただけると思いますので、あわせてお読みください。
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