タオルをインターネット通販で購入する方が増えていますね。
実際に使ったことがないものについて、特徴を正しく捕らえて購入することができないのがネット購入のデメリット。
そんなときに実際に使った方の口コミ情報って、今からタオルを買おうとしている方にとって重要な意味があります。
今回はせっかくAmazonや楽天市場など大手のネットショッピングモールの人気タオルの口コミを確認して、低評価の意見をピックアップしてきました。
こんな方におすすめ
- タオル購入で失敗したくない方
- タオルのEC販売の担当者
- タオルメーカーの開発の方
タオル低評価の口コミの理由について
実際に販売数が伸びているタオルを購入できるネットショップの口コミを確認すると、以下のようなネガティブな評価があることが分かりました。
1位 毛羽落ち・ホコリ
星評価1の80%から90%の内容をみると、タオルで顔や身体を拭いたときにホコリのような糸から出るくずがくっつくというものです。
他にもお洗濯の時にフィルターにホコリごっそりくっついていると表現されている場合もありました。1回のお洗濯でもかなりの量が確かに出ているようです。これらは、お洗濯の方法についても、直すべき点があるのでしょうが、メーカーさんでも製造でどうにかできる部分は気を付けて開発してほしい部分です。
私も買って箱から出したらくしゃみ出るほど、毛羽が舞うのはさすがにがっかりします。
色落ち・色移り
他の衣服などに影響してしまうというのが色落ちの悪い部分。
使いたての時には色の濃いものは分けてお洗濯をした方が良いです。タオルはバスタオルなら約300gなど、重たいコットン製品なのです。色の影響も大きいということを認識してください。
また、メーカーさんも、たとえ注意書きに洗濯の方法を書いたとしても、消費者は効率重視な方も多いです。染料のスペック以上にカラフルなものを出さない優しさも大切です。
色・材料の変更
リピート購入したときに、色が変わっていたというもの。前に使っていたのが気に入っていた色だったために残念だったのでしょう。
コットンは自然のものなので、毎回同じように完成するというは難しいものという認識が必要でしょう。
購入するときにはある程度まとめ買いをした方がこの不満は回避できると思います。
ホツレ
ホツレとはパイルの一部の糸がひっかかり、長く糸が出てしまっている状態を指します。ストッキングのほころびのようにパイルがなくなり、線が出ているような見た目を伴うものもあります。
購入したものにキズがあったという感覚から低評価となりやすい案件。使い心地には問題ないでしょうが、気分は確かに良くないですよね。
お店の方もパッケージするときに、検品を強化してもらうほかありません。
また、粘着が強すぎるシールやプラスチック製のタグなどを付けるのもできれば避けてほしいところです。
圧縮されて届く
これについてはお洗濯をして正しく干したら、元通りになるはずです。すぐに使いたかったのに、予想外だったので怒ってしまったのでしょう。
家に到着して開封したときに、潰れたタオルが届くとがっかりする方がある程度の割合でいるようです。
この口コミについては、使用感には影響がないことがほとんどですので購入する側は参考にしなくて大丈夫です。
かための今治タオル
今治タオルというものにフワフワを求めていることがあるようです。今治タオルとは本当は認定機関となっている今治タオル工業組合の決めた基準を満たすタオルに付けられるもの。
製造メーカーの基準や吸水量、毛羽落ちの量などが一定以上のレベルにあることを知らせるものなのです。
なので、「柔らかい=今治タオル」とか「高級=今治タオル」と今治タオルのイメージを固定していると裏切られたようになってしまうのです。
最近では多くの今治タオルが販売され過ぎているために、ブランド力が下がらないか心配になるものも中にはあるのも事実。やはりあのロゴが入っているものなら上質であってほしいですよね。
縫製が雑
タオルはパイルだけあればいいという訳ではなく、四辺や刺繍など糸を使ってしっかりと縫わなくては形が崩れてしまいます。
縫製のラインがヘムの折り返しのあるべき場所からずれているようなもの、これらは低評価を受けていました。程度によっては返品の対象となるでしょうが、せっかく購入したものがしっかり縫われていないために、最初からほつれていたりすると残念な気持ちになりますよね。
とはいえ、メーカーさんも人の手を使って丁寧に作っている証拠でもありますから、購入する側もある程度許す心があってもいいかなと感じる部分ではあります。
においがある
糸を染めるときの染液の臭い、表面処理のためについた臭い、工場や倉庫の臭いなどがあります。案外人の嗅覚の感度は高いので、特に敏感な方は苦手な臭いはつらいのでしょう。
私も結構鼻が利くので、倉庫が汚れている会社のタオルだろうなというものはなんとなく感じとってしまいます。
メーカーさんや販売店は自分たちは臭いになれてしまって気づきにくいと思うので、お友達などに嗅いでもらって状態をたまに確認すると良いと思います。
まとめ
今回はネットで購入できるタオルから、ネガティブな評価である☆1のものを確認して内容をピックアップしてきました。
やはり毛羽落ちが最も嫌われるポイントだということが分かりました。
これについては超長綿など高級タオルに使われているような素材であると、回避できるものですが、低価格帯でもあまりにホコリが出過ぎるものは避けておくのが良いですね。
当メディア(以下、タオルラボ)でも独自の評価を行ってタオルの使い心地を余すところなく解説しているつもりですが、それでも文字と写真だけでは伝えるのが難しい部分もあります。
口コミ情報を総合的に判断して購入することをお勧めします。
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