「中忠タオル」は、今治タオルを一大ブランドにまで高める足掛かりをつくったとされる創業者「中村忠左衛門」から明治から令和へと4代つづく老舗の今治タオルメーカーです。
大正のはじめ、アイデアマンだった中村忠左衛門は、それまで白が主流だったタオルの糸を先染めして縞柄のタオルを考案。時代に先駆けてデザイン性の高いタオルを生みだし大ヒットさせました。その心が受け継がれ、日本人の美意識を生かしつつ、アジアや欧米にも拠点を広げながら、新しいタオルづくりに挑戦しています。
海外に多くのショップを展開する一方で、直営のオンラインショップなどがなく、中忠のオリジナルタオルを日本で購入する場合には「中村忠商店・東京ショールーム&ショップ」や、全国のそごう・西武のタオル売り場の利用がオススメです。
中忠タオルのオススメシリーズ紹介
海外ブランドや世界的デザイナーとコラボしたタオルから、懐かしさをおぼえるような古き良き日本を形にしたタオルなど、幅広いデザインのタオルが販売されています。
小紋柄タオル
「小紋柄タオル」は、糸染めと織りを極めた中忠タオルの技術がすべて詰まった今治タオル。
古くから和服の柄としてもなじみのある「麻の葉」「通し」「万筋」などの小紋柄を現代風にアレンジして、伝統のジャカード織りで繊細に表現しています。モチーフになっている小紋柄はどれも縁起がよく、ご進物のタオルとしても適しています。
墨色をした裏面はガーゼでさらりとやわらかく、表面はふんわりとした吸水性の高いパイル地になっていて軽い使いこごち。ヘムまで細かな織りで柄が表現され、どこかなつかしい民芸調であたたかみが魅力の今治タオルです。
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綿紗織りタオル
「綿紗」とは、明治時代以前につかわれていたガーゼの呼び名です。綿糸を荒い目で織った生地は通気性がよくやわらかで日本の風土に合った素材として、古くから生活の中にとり入れられてきました。
「綿紗織りタオル」は、片面をガーゼ(綿紗)片面をパイルに織りあげて、2つの手ざわりをたのしめる今治タオルです。明治の頃の手仕事の雰囲気を感じられる刺し子柄や、今治タオルの発祥の基となったといわれる絣(かすり)模様、江戸時代から粋な柄として親しまれてきた市松柄があります。
ギフトタオルシリーズとしては、おめでたい七宝つなぎの花柄があり、引き出物や内祝いにもピッタリです。
デザイナーズタオル・アミーゴ
中忠タオルがアメリカの建築デザイナーで現代のミケランジェロとも呼ばれるマイケル・グレイブスさんとコラボして生まれたのが「デザイナーズタオル・アミーゴ」。
アメリカにとどまらず世界各地の建築物をデザインし、画家やプロダクトデザイナーとしても数々の賞を受賞しているマイケル・グレイブスさん。大学教授でもある彼が、子どもたちのためにデザインした特別なアニマル柄で、遊びながら学んでいくたのしさが表現されています。
片面ガーゼ&片面パイルで、赤ちゃんの肌にもやさしく、ふんわりとしたほど良い厚み。持ち歩きにもちょうど良いので、出産のお祝いにプレゼントしたいタオルです。
※こちらは今治タオルのブランド取得はしておりませんのでご注意ください。