ナチュラルなタオルを探している方におすすめのアイテムや人気ブランドについてお伝えしていきます。
ナチュラルなタオルの条件
ナチュラルなタオルといっても視点によって、いろいろありますよね。
今回は考えられるナチュラルとなる条件について考えていきます。
素材にオーガニックコットン
有機栽培で育てられた綿花から作られる糸をつかって織り上げられたのがオーガニックコットンタオルです。
化学繊維にはないコットンに、さらに残留する農薬の心配
染色に草木染めorボタニカルダイ
ナチュラルなタオルを選ぶのなら、自分が使って安心というだけでなく、製造工程でも環境に優しいことを求めたいですよね。
化学的に合成された染色成分が多いですが、やはり天然の素材や色素をタオルに定着させたものというのもナチュラルなタオルのひとつの条件になると考えます。
柔らかい風合い
使われている素材ではなく、タオルの風合いや織り方を重視するという見方もあります。
特に自然と調和したような暮らしの質を重視している方に人気が高いのが、「ガーゼタオル」「リネンタオル」などです。
どちらも使い続けることで、くったりと柔らかくなるのが魅力です。
タオルの色がアースカラー
アースカラーとは、自然界によくある大地や植物、海などをイメージした色です。
ベージュ・ブラウン・カーキ・モスグリーンなど、暗めのトーンの茶系や緑系、あるいは青系の色がそう呼ばれます。ウッディなインテリアとの相性も良く、落ち着いた印象です。
ナチュラルなタオルを購入できるタオルブランド
ナチュラルなタオルが選べるタオルブランドについてお伝えしていきます。
天衣無縫
画像:天衣無縫
ブランド名の由来になっている「天衣無縫」という四字熟語は、技巧をこらしたあとがなく、いかにも自然で美しいという意味。
自然に作られた美しさをもった製品を届けたいという気持ちが表現された、オーガニックでナチュラルな雰囲気のタオルを購入できます。
染色する場合も天然由来成分で化学的なものは一切不使用。
非常に環境にやさしい、風合い豊かなラインナップが魅力です。
⇒天衣無縫のスラブガーゼタオルの評価記事へ
PRISTINE(プリスティン)
プリスティンは1996年に生まれた国産ブランドのひとつ。
糸から製品まで一貫して企画している、トータルでこだわっているナチュラルなブランドです。オーガニックコットンの原綿も自分たちで輸入するなどの徹底ぶり。
タオルの製造も国産、今治の地で生産されています。
最高品質のコットンを丁寧に織りあげたタオルは優しい雰囲気が魅力です。
TENERITA(テネリータ)
「テネリータ」は、日本で初めて、権威あるオーガニックコットンの国際認証(GOTS)を取得したタオルを販売したブランド。以前より使う素材の安全性を考えてタオルを販売しています。
テネリータのタオルの製造は今治の工場でおこない伝統の技術をしっかりと駆使し、品質の高いタオルになっています。
使用感も極上仕上げ超甘撚りタオルはふわふわ感が抜群で、カラーバリエーションも洗練されています。
前田源商店
前田源商店は創業1921年の山梨県の富士山のふもとにあるブランドです。ファクトリーブランドなので製造には富士山の清らかな水が使われます。
日本の最強パワースポットでもある富士山の近くで作られているということで、オーガニックということ以外にもご利益がありそうです。
タオル以外にもテキスタイル全般の取り揃えがあります。
エアーかおる
1967年創業の糸メーカーである浅野撚糸がつくる吸水力抜群のタオルです。
ふわっふわのタオルというだけでなく、使用されている素材にはオーガニックコットンが選ばれています。日本アトピー協会推薦品の認定もうけており、敏感肌にも優しいタオル。
オーガニックでタオルの特性も両立させたい時には、エアーかおるは最有力候補になります。
オーガニックコットンとは
オーガニックコットンとは、厳しい基準で定められた生産方法にしたがって、栽培された特別な綿花のことをいいます。
オーガニックコットンには3つの規定があり、この条件を満たした栽培がされていなくてはオーガニックとは認められないのです。有機栽培ともいわれますね。
オーガニックコットンの条件
- 3年以上農薬や化学肥料を使わず、有機栽培されていること
- 遺伝子組み換え種子を使っていないこと
- フェアトレードであること
以上の3点が挙げられます。
オーガニック農産物を認証する機関はいろいろありますが、いずれも非常に厳しい基準が設けられています。タオルは肌に直接触れるので、安心して使いたい方に人気があります。
ボタニカルダイとは
ボタニカルダイとは、ボタニカル(植物)とダイ(染料)という英語「Botanical Dyed~」 が由来になっている染色方法になります。自然の植物を原料にした色素を使う染色方法です。
自然の植物から抽出した色素で染める草木染めとは手法は異なります。草木染との違いは染色する際にマイナスイオンを使って、色素だけを繊維に浸透させるように工夫されていること。
草木染目の場合には、染めるために使った液に染料が残ってしまいますが、ボタニカルダイでは染め終わった後の排水が透明に近く環境に優しいという面があります。
定着の良さもボタニカルダイの方が優秀なので、日常使いのタオルにはぴったりの染色方法だと言えるでしょう。
まとめ
今回はナチュラルなタオルについて、おすすめのショップについてお伝えしました。
見た目に優しいタオルは、毎日使うこともあって暮らしの質をあげるのにぴったりのアイテムです。是非お気に入りのお店を見つけて、使い心地をチェックしてみてください。