今からエステサロンやリラクゼーションサロンを個人でオープンさせたいと考えている方へ、タオルの準備について紹介します。
施術に必要なタオルの枚数や、施術ベッドにおすすめのタオルの条件などを確認にご活用ください。
タオルを準備する枚数は?
タオルの枚数は多いに越したことはないですが、あまりにたくさん準備しすぎても店舗のスペースを圧迫しますよね。ちょうど良いプラスアルファで準備しておく必要があります。
個人サロンの場合には、お客様ひとりあたりで以下のように準備します。
- ベッド用のタオルとして大判のタオルを1枚
- フェイスタオルなら1枚
- バスタオルを1枚、
- 施術時の自分用としてフェイスタオルの1枚
これが基本となります。
お客様ひとりずつタオルはすべて交換することになりますので、
「一人当たりのタオル数」×「1日の施術数」×「2日分」
これくらいの数は準備しておく方が安心です。
1日に3人の施術を請ける場合には、タオル6枚ずつ準備するということになります。
タオルを2日分準備しておくのは、タオルが乾かない場合や洗濯がうまくできなかったときの保険の意味。これは、サロンを開業する土地の気候なども考慮してください。
また、素材は綿100%のものを使いましょう。マイクロファイバーが良いという口コミもみかけますが、化学繊維は肌触りが苦手な方も多いのでネガティブ要因になりかねません。
また、施術の種類によって色々なパターンが考えられます。
特にオイルやパックなどの化粧品や薬品を使う場合についても見ていきましょう。
オイル施術を行う場合
リンパマッサージ、アロママッサージ、エステサロンの種類によらずオイルやパックを使った施術をする場合には、余分にタオルを準備しておく必要があります。
また、ベッドがオイルで汚れない方が良いという場合には、使い捨てのペーパーシートなどの便利なものを使うのもありです。
シャワーを浴びていただく場合
施術後にパック成分を落とす必要がある場合や、発汗が多いような技術を使う場合にはシャワーを浴びていただくこともあります。
そのような場合には、バスタオルを追加で一枚準備しましょう。
この時のタオルには、上質さを感じられるホテル仕様のものなどを選ぶのがオススメです。家ではなかなか使えない贅沢な感触を味わっていただきましょう。
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大判のタオルの大きさと特徴
大判のタオルは施術用のベッドにお客様に横になってもらった後で、身体にかけるために使います。そのため、大人の身体がすっぽりと入れる位の大きさにしておく必要があります。
大判のタオルに必要な大きさは、長さ180~200cm、幅80~140cmとなります。
これは、タオルケットの用に使うということです。身体の上にかけるためのものとなるので、タオルに必要な条件としては吸水などよりも触り心地の良さと耐久性の高さを重視するのが良いです。
厚さとしては、上掛けとなるタオルは1,000~2,000匁(313~625g)が目安となります。
ちなみに、施術ベッドのタオルシーツとして使う場合には、長さ215~230cm、幅120~140cmくらいがおすすめ。これくらい大きいサイズがあるほうが余裕があって使いやすいでしょう。
シーツとして使うときの大判タオルの厚み目安は2,000匁(625g)程度。数値が大きいと乾きにくさにつながるため、薄目でずれないことが大切です。
スタッフ用のフェイスタオル
施術を行うスタッフ側が使うフェイスタオルは、手拭やちょっとした拭取りのためのもの。吸水性は必要ありません。薄手で耐久性の高いものを選ぶようにしましょう。
業務用の160~220匁(もんめ)のタオルを多めに購入しておくと良いでしょう。特に消耗品として使うのがこのタイプのタオルです。
サロンのマッサージベッド用の大判タオル特集
開業するためには、限られた予算のなかでできるだけ使い心地の良いものを整えたいと感じますよね。
タオルは特に肌に触れている時間が長いものなので、使用感にもしっかりと心地よさを感じられるものを選ばなくてはなりません。
オススメの大判タオルで人気があるものを紹介します。
細目の糸を2本撚り合わせた双糸で、丈夫だけどやわらかな触り心地の大判のタオルです。
毛羽落ちのしにくさ、色落ちのなさなどの点で非常に優れています。カラーは現在5種類。ホワイト、ブラウン、ライトブラウンが整っているので、お店の雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいです。
価格も安いので、開業時には非常に役立つ一枚となるでしょう。
サイズ:約100×200cm
価格:2,270円(税込)
まとめ
今回はサロンの開業の時に必要なタオルの種類とその枚数。使い心地のよいタオルの質やサイズ感についてお伝えしました。
タオルはお客様が常に触れている、お店の雰囲気を表現する大きな要素となります。
居心地を最大限に高めながら、繰りかえし使える耐久性を意識して選んで差し上げましょう。