SHINTO TOWEL(神藤タオル)とは?
神藤タオル(SHINTO TOWEL)は、明治40年創業の老舗の職人たちと伝統技術を大切に守りながら、20代で祖父から6代目を引きついだ若手社長の熱意と発想力で「本当にいいタオルとは何か」を追及している泉州タオルメーカーです。昔ながらの織機の個性を生かし職人たちと力を合わせ企画・制作したタオルはどれも個性的でストーリーを感じさせてくれます。
大阪を拠点とするオプスデザインのプロジェクトである「made in west」と共におくりだした「2.5重ガーゼタオル」は今までにない広い用途の泉州タオルとして話題。
新旧の織機がとなり合って製品をつくりつづける工場の様子は、伝統を守る職人と若い社長が二人三脚で未来に進もうとするSHINTO TOWELを象徴しているようで、応援したくなるメーカーです。
神藤タオルの代表的商品紹介
2.5重ガーゼタオル
「2.5重ガーゼタオル」は20番手・綿糸の特殊なガーゼ織りで、3層のガーゼのうち真ん中の生地を半分の糸の量で織りあげることにより3重のガーゼより軽くごわつかないふんわりとしたやわらかさを生みだています。泉州タオルの後晒し製法で高い安全性を持ちながら、2.5重ガーゼはさらりとした肌あたりで速乾性にも優れていて普段づかいにピッタリ。
サイズ感もオリジナルで、通常のバスタオルよりも少し大きめなので、タオルケットとして使う方法もありですね。
縦横の糸色に微妙に差をつけた奥行きの独特の色づかいで、どんなインテリアにも合うナチュラル感は自分用にまず1枚欲しくなります。新しい発想のタオルなので、タオル通の友人にもプレゼントしたくなりますね。
YUKINE(ゆきね)
泉州タオルの吸水性の秘訣である伝統手法の「後晒し」に、通常の2倍の手間をかけてつくられる「yukine(ゆきね)」は、綿本来の吸水性を最大限にたかめています。しっかりと洗いあがった密度の濃い両面パイルはやわらかくなめらかで、生地をにぎるとつもった雪をにぎりしめるような「キュッキュッ」とした感触なので雪音=「yukine」と名づけられたとか。
泉州タオルの後晒しはキュッとしやすいのですが、糸を贅沢に使うことでより雪の感触に近づいていることがわかります。
お風呂上りのぬれた肌や髪の水分もぐんぐん吸ってくれる高い吸水力は女性にとって特に魅力的ですね。5色のカラーは染色された横糸に白い縦糸をかけてつくりだされていて温かみを感じるやさしい風合いです。機能も見た目も女性が好むタオルなので、バレンタインのお返しなどに向いています。
インナーパイルタオル
SHINTO TOWELの主力を担ってきた「インナーパイル」は、熟練の職人が手間ひまをかけて昔ながらの織機で織りあげている独自技術の泉州タオルです。ガーゼの層のあいだにパイルをはさむことで、ガーゼのさらりとしたやさしい肌ざわりと、パイルの特徴であるふんわりとした弾力感と高い吸水性もあわせもっている良いトコ取りのタオルです。
空気の層がはさまれていることで保温性も高いためブランケットやひざ掛けのようなつかい方も。インナーパイルを織るのは工場の中でも最古の織機なので、この織機に寿命がきたら生産がむずかしくなる可能性もあるそうで、早めに手に入れておくことをオススメします。パイルが中に包まれているのでひっかけることもなく長もちするタオルですから自分のために手に入れて大切につかいたいですね。