竹笹堂の「蚊帳生地ふきん」とは
竹笹堂の「蚊帳生地ふきん」は、実は老舗の織物屋さんと世界最古の印刷技術といわれる木版を専門とする工房のコラボによってできた商品。
織物屋さんは1700年代に創業したという繊維商をルーツにするお店。
MOKUHANの蚊帳生地ふきんは、奈良県の特産品である蚊帳を利用した使い心地や耐久性を考えたアイテムなのです。
レーヨンを裏側と中に使って、表面はコットンの蚊帳織りした生地を合わせて作られています。その重ね合わせた生地の枚数は、なんと「7枚」かなり吸水しながら乾燥もさせやすい設計になっているのです。
デザインが竹笹堂
竹笹堂のふきんとして有名な今回の「蚊帳生地ふきん」ですが、竹笹堂とはデザインとプリントを専門に行っている京都の木版画工房になります。
ふきん以外で有名なお店。他には浮世絵や色刷り和紙、千代紙など伝統的な木版の技術で評価の高いお店なのです。
出典:竹笹堂HP
このような美しい琉球漆器を作ることもできる、一流のお店なのです。
このような伝統技術を使える工房が使ったふきん、日本人なら一度使ってみたいと使い始めたのです。最近では「白雪ふきん」とどちらを使うか迷いながらデザインで決めるほどに何度もリピート購入するほどに。
竹笹堂の「蚊帳生地ふきん」MOKUHANを実際に使ってみる
開封したてはこんなにパリパリ。
これは糸に糊がついているためです。最初に使うときにはぬるま湯で何回か洗って上げると、ガーゼのようなやわらかさが出てきます。
糸の種類が違う2種類が使われているので、洗って干すと縮んでくしゅくしゅに。
この空気を含んだ状態からが、MOKUHANの蚊帳生地ふきんの真骨頂。ふわっとやわらかく、ふきんとして使いやすい風合いになるのです。
かなり丁寧に縫われています
素材の違う、しかも薄いガーゼ素材を縫い合わせるのは、なかなか大変だろうと想像します。
この竹笹堂の付近は、摩擦に耐えられるように4辺がしっかりと縫い付けられているのです。お皿を数枚拭いてほつれてしまう安物とは違いますね。
まとめ
京の蚊帳生地ふきんとして人気のある、竹笹堂のふきんを評価してみました。
ここ最近我が家でも使用頻度が上がっているのは、使い心地と耐久性がよいため。家に一枚購入して食器拭きとして使ってみてください。
丈夫ですし、しっかりと吸水してくれます。可愛いもので家事をするとテンションあがりますものね。
我が家の食器洗い担当の私のオススメですw
2ヶ月使用後の感想
竹笹堂のふきんはお気に入りで使っていたのですが、梅雨時期の長雨。
じめじめした毎日が続いていたときにちょうど使っていました。結構まめに消毒をしているのですが、コットン100%のガーゼ系のふきんは大丈夫だったのですが、こちらの蚊帳生地のふきんはちょっと雑菌が繁殖。
もしかしたら、環境によっては臭いがつきやすいかも。
デザインやさわり心地が独特でとても好きだったのですが、雨が続くときにはあまり使いたくないなぁと思います。材料によるものなのか、洗濯がうまくいっていなかったのか。残念ですが、捨てることになってしまいました。
耐久性は高いのでまったく、ほつれなどなく。ボロボロになる前に使えなくなるのはちょっと悲しいですよね。失敗。