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大矢 真:タオルレビュー専門家

日本国内のタオルを使い心地を考えた独自基準で評価。500枚以上のタオルを触り、専門家の視点でコンテンツ作りを行う。

現在2人の子育て中のパパであり、元化学者。理系のひとらしく根拠をしっかりお伝えしながら、タオルの魅力を正確に伝えます。

タオル洗濯方法

黄ばんだタオルを白くする方法|漂白or熱湯どれがいいの?

PC記事上

タオルの黄ばみ、色が変わる理由とは

タオルが黄ばんでいく、これってどうしよう・・・

購入時は綺麗な綿の色鮮やかなタオル、真っ白だったタオルもお洗濯の方法を間違えていると徐々に黄ばんでいくものです。

ただ、どんなに上手くお洗濯ができていたと感じていても使用を重ねていけば、ちょっとずつ色が変わっていくのは仕方ないことなんですよね。

吸水性が良いタオルというのは構造上しっかり水を吸うだけの空間がタオルの中にあるんです。

黄ばみ原因はは洗濯で落としきれなかった皮脂や汚れがこのようなタオル内の空間に入っていることが原因になります。

 

この汚れの成分が空気に触れ、それが酸化して成分が変わり色がつきます。結果として徐々にタオル本来の色をくすませてしまうんです。

今回はタオルの黄ばみについて、タオルを痛ませずに白くする方法をお届けします。

タオルの黄ばみはどのようなときに起こる?

タオルの黄ばみ、主なものは洗濯が完璧でないことによって起こります。

でもこれはあきらめてください、どれだけ洗濯を丁寧にしても、何回洗っても、洗剤の量を増やしても汚れの成分を減らすことはできても、完全に無くすとなると。それはタオルごと燃やすしかないレベルで不可能なことです。

黄ばみ原因は洗濯で落としきれなかった皮脂や汚れが空気に触れ、それが酸化たものです。

そのため、やるべきことはタオルによって黄ばみの発生のしやすさが違うことを理解し、黄ばんだタオルを綺麗に戻す方法を実践することです。 タオル素材によっても黄ばみリスクは変わり、木綿や麻のような織り目の粗いものは汚れが付着しやすく、黄ばみを起こしやすくします。

タオルの素材による黄ばみリスクの違い

タオル素材によっても黄ばみリスクは変わってきます。

例えば綿や麻のような織り目の粗いものは汚れが付着しやすく、黄ばみが発生しやすいです。また、これらは繊維自体が植物性のため、多少凸凹があります。このわずかな出っ張りによって皮膚が傷ついた時のカスを取り込みやすいのです。

素材が硬くて織り目が粗いタオルの場合、カスが残りやすい状態になるので、洗濯をきちんとしているはずが段々と黄ばんでいきます。

また、ワッフル地など綿がぎっちりと詰まっていて水の流れが起こりにくい、お水を通しにくいものも汚れを落としにくくするでしょう。同じ意味で厚手の素材の場合には内側の洗剤残りなどがないようより注意が必要になります。

黄ばみにくいタオルってあるの?

素材からなるべく鮮やかなタオルを維持できる・黄ばみのリスクの少ないタオルは

綿の柔らかい素材、撚りの甘い(より無撚糸に近いこと)、薄手のタオル

ということになります。

タオルの黄ばみを優しく取り除く方法

では本題です。

色がくすんでしまったタオルはどのように元に戻したらよいのでしょうか。

巷の情報では、ちょっと怪しいものもあるのでこちらでは、タオルメーカーも推奨しているもので実際に効果を確認できたものを紹介します。

織り目が粗いと、その間に洗剤の汚れカスも残りやすいので、洗濯をきちんとしているはずが段々と黄ばんでくるのです。

タオルに優しい方法は「酸素系漂白剤」

漂白剤では効果を実感出来ないと悩む方も多いですが、生地を傷める事なく白くする方法はいくつかのポイントを押さえて漂白をする必要があります。

そこで漂白剤を使う方も居ますが、漂白剤では効果を実感出来ないと悩む方も多く、生地を傷める事なく白くする方法は、いくつかのポイントを押さえた対応が必要になります。

漂白剤には塩素系と酸素系の漂白剤がありますが、「酸素系漂白剤」を使いましょう。

塩素系は毛や絹に使用出来ず、柄物や色物にも適していないんです。アルカリが強いので綿の繊維を分解して弱らせる可能性もあります。アルカリ性が高いと加水分解という反応が起こって、綿の成分がもろくなります。

酸素系は漂白効果が弱いと思われがちですが、毛や絹にも利用出来るなど幅広い素材に使えます。また、柄物や色物のタオルにも使用できるので、美しい色を取り戻したい方にはぴったりです。

単色の綿100%のタオルなら酸素系漂白剤粉末を60~70℃程度の湯に入れて溶かし、そこにタオルを1時間程度浸け置いてから洗うと良いです。

 

色柄ものの場合はやや低く40℃程度のすこし熱いと感じる程度の湯がマイルドな反応になりおすすめです。

白いものでもより熱いお湯を使うと効果が大きくなります、特に汚れがひどいときには利用しても良いでしょう。

手順としてはいつもどおりにタオルを洗剤お洗濯(柔軟剤を使わずにね)、その後に粉の酸素系漂白剤を湯に入れて付け置きするだけという簡単さ。これだけでも嫌な臭いがあるタオルは、大抵除菌されます。

ちなみに、粉末タイプは液体よりも少し漂白作用が強いです。ただし、簡単で手軽に均一に色を綺麗にしたいのであれば水にすぐに溶ける液体タイプが良いでしょう。(悪くはないけれど、手間は少ないほうが良いと思ってしまいますw)

部分的な黄ばみ対策には重曹を

頑固な黄ばみの場合には重曹を追加して漂白する方法があります。

  1. まず、酸素系液体漂白剤と重曹を2対1の割合で混ぜて、それを黄ばみ部分に塗ります。
  2. そして、重曹入りの漂白剤をつけた部分をアイロンのスチームを当てて熱と水を加えます。
  3. 2~3分程度スチームを当てたら、黄ばみのチェック。
  4. 色が薄くなっていたら水で漂白成分を落とす。
  5. 洗濯機で水洗いで漂白剤の成分を落とす。

この方法は本来酸素系の漂白剤と重曹は分解が活発になるので、ふさわしくない組み合わせです。

重曹&漂白剤のペーストは容器に入れて保管をすると、爆発の危険がありますので使う分だけ。余った分は捨てるを守りましょう。

ナチュラルな方法|レモンと太陽で漂白する

私自身オススメしない方法はクエン酸と太陽光を使うという方法です。

酸は強すぎないクエン酸を使うという方法があります、これは皮脂汚れがアルカリ性のため一度中和する為に酸を利用して汚れを取り除くのだそうです。このクエン酸はレモンなどに含まれているのでレモンの絞り汁を使うという方法が紹介されていますが、これは間違い。

 

レモンってクエン酸だけじゃないですからね。

 

例えば酸と太陽光を活かす方法があり、皮脂汚れはアルカリ性ですから、これを中和する為に酸を利用して、太陽光に当ててやると白さが蘇る可能性があります。

太陽の紫外線は天然漂白効果があり、レモンではなく薬局などで入手できるクエン酸で衣類やタオルに残る皮脂汚れ等を分解させ、天気の良い日に干すのは有効です。

レモンを洗濯に使わない方が良い理由

他の成分はどこに言っちゃうのかというと、タオルの繊維の中であるという。水に溶けないレモンの細胞や香りのいい果皮の油は確実にタオルに吸着されます。

洗剤に使用されることもあるので洗濯に良いのではと感じるのは理解できますが、他の繊維質や脂溶性の成分は汚れと変わりありません。 レモンやクエン酸の使い方として、タオルやTシャツ一枚につきレモンの絞り汁1つ分を洗面器にいれて1時間ほど浸すというものがありますが結果としてタオルの寿命を短くしてしまします。

太陽光で白さを取り戻す

また太陽光に当ててやると白さが蘇らせる方法は一定の効果があります。

太陽光には紫外線という非常に強い光が含まれており、これが汚れを分解するためです。古くから反物はこのような方法で漂白されていた歴史もあります。殺菌効果もあります。

一方で、太陽による漂白は気をつける点があり、この方法は白いタオルでは一定の効果が出ると期待できますが、色の付いたものでは逆に色の成分を分解しまう可能性があるということです。

色素は分解されると大抵「黒」「茶色」に色が変わります。色味が日焼けで変わる可能性は承知の上行うべきでしょう。個人的には漂白剤を購入したくない場合を除いてやるべきでないと感じますが。

クエン酸を使う際も同様で、5%から10%程度の溶液を作ってから浸し、いずれも浸け置きした後に普通に洗浄し、太陽光に当てると良いでしょう。

※シルクやウール素材は紫外線に当てれば逆に黄ばみが起こります。せっかくの上質な記事をいためないように注意してください。

ただし、シルクやウール素材は紫外線に当てれば逆に黄ばみが起こりますから、注意が必要になります。

臭いだけとるなら熱湯消毒はお手軽

生乾きの臭いがする、そんなときに毎回漂白剤を使ってはタオルがちょっと傷みそうで抵抗がある方は多いでしょう。

また、薬品がどうしても苦手でマグネシウム洗剤で洗ったり、ナチュラルに生活しようとする方は酸素系でも塩素系でも薬品による消毒は避けたいところ。

そんな方にオススメなのは熱湯消毒です。簡単でしかも正しく行えば数週間は効果が持続するという方法です。

それが「熱湯のみ」での殺菌消毒。本当に簡単なので一度お試しあれ。

熱湯を洗面器や流し台などに置いて、熱湯を全体が閉めるまで回しかけます。湯気の立った状態で最低3分間、好ましくは10分程度置いておきます。そのご水で洗って温度を下げつつすすぎをかけます。軽くしぼったものをいつものお洗濯方法で洗濯すれば、乾いたときに生乾きの臭いが消えています。

この方法は綿100%のタオルで行ってください。ポリエステル、絹などは熱で縮むなど変質する可能性があります。

熱湯消毒などの消毒をしても選択槽がカビだらけなど全くケアしていないといくらタオルや衣類などに殺菌消毒を行っても同じ状態にすぐ戻ってしまいます。定期的な洗濯層クリーナーや洗濯をしてからしばらくは蓋を開けた状態にして乾かすなどの意識は大切です。清潔な洗濯機で洗い上がりさっぱりの生活をしましょう。

まとめ

今回紹介したタオルの黄ばみ対策のポイントについてまとめて行きます。

  • 酸素系漂白剤を使うこと
  • 白いタオルなら酸素系漂白剤粉末を60~70℃程度の湯に入れて溶かし、そこにタオルを1時間程度浸け置いてから洗うと良い。
  • 手順としては柔軟剤を使わずに洗濯し、その後に粉の酸素系漂白剤を湯に入れて付け置きする事がポイント。

部分的な頑固な黄ばみの場合、

  • 頑固な黄ばみは重曹。漂白剤と重曹が2対1の割合で混ぜて、それを黄ばみ部分に塗る。
  • スチームを黄ばみ部分に当てて、黄ばみが薄くなったり落ちたら洗濯機で水洗いして、最後は太陽光の元で干すと有効。

いずれにしてもタオル素材をチェックして、それに合った漂白剤洗濯や太陽干し等が白さを取り戻すポイントになりますので是非参考にしてみてください。

 

 

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大矢 真

タオルの購入は「年間100枚」。日々タオルの探求を続けています。元化学者/WEBディレクター
自分にとってぴったりのタオルを見つけることが、生活の明るさにつながることを伝たい。

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