工房織座のワッフルタオルってどんなタオル?
このタオルの特徴 | |||
工房織座のワッフルタオルの特徴について
今治の話題のお店「工房織座」。もじり織りストールを初めとした、本当の織物職人だけが作れる繊細で美しいアイテムを多くそろえており人気があるお店です。
その中でもタオル好きの方に是非知っておいていただきたいのが、オリジナルのタオルブランド「水布人舎(すいふとしゃ)」。
あの今治タオルのセレクトショップとして全国的に有名な伊織へもオリジナル商品を納めている技術力の高いブランドです。
実際私がこのお店を知ることになったのもyumeというタオルが素晴らしかったから。どうにか作っているところに行きたいと感じて、伊織の本店にメーカーを紹介してもらったんですよね。
今回は工房織座のタオルを購入したので、そちらについてどんなさわり心地なのかなどレビューしていきたいと思います。
選んだタオルは、
「はずむ麻とオーガニックコットンのワッフル」
このタオルは見た目が素晴らしいですよね。自然な優しい青と白を柔らかくワッフル織りしたというタオルです。
インスタなどやっている方は非常にいい写真が撮れそうです。
工房織座のワッフルタオルの評価
この写真のモデル、実は娘です。
普段からタオル好きなのですが見た目が可愛いからか、さらっとしたさわり心地が気に入ったのかずっと離しませんでした。可愛い!
工房織座のワッフルタオルの特徴は?
このタオルは使われている糸からしてこだわりが感じられます。
今治タオルで想像するのは綿100%でできていると考えがちですが、このはずむ麻とオーガニックコットンのタオルはその名称の通り、複数の素材をブレンドして織られているんです。
その数は3種類。リネンとラミー、そしてインドオーガニックコットンで作られています。
素材について
リネンとは
リネンは亜麻布(あまぬの)とも呼ばれ、亜麻の繊維を原料とした織物の総称です。広い範囲では麻繊維に含まれ、布を織ったときにはカラッとした涼しげな風合いとなる。一般には綿よりもざらっとした印象になる。
ラミーとは
ラミーは苧麻(ちょま)とも呼ばれる日本でよく見かける麻の繊維のひとつ。こちらも特徴としては、涼しさを感じられる生地になり、ザラザラした肌触りがあります。夏用のシャツやワンピースに多く用いられているのはこちらのラミーであることが多いです。通気性と吸水性の高さに特徴があります。
吸湿性に優れており、汗をかいてもサラリとして清涼感があること特徴のタオルです。
今回はフェイスタオルでしたが、洗面所などで手拭タオルとしておくと、綿だけでできたのタオルよりも乾きが速いので清潔に使い続けることができて気持ちいいです。
タオル情報 | |
価格 | 1,600円 |
タオルブランド | 水布人舎 |
タオル製造会社 | 工房織座 |
タオル形状 | フェイスタオル |
備考 | かなり大きいワッフル変わり織り |
色はブルーとグレー2色です。
どちらも落ち着いた色合いでどこにおいても似合いそうですね。
はずむ麻とオーガニックコットンのワッフルの採点結果
タオル評価 | |
さわり心地 | ゴワゴワ | サラサラ
吸水性 | 遅い | 早い
やわらかさ | しっかり | ゆるゆる
弾力 | ぎちぎち | ふわふわ
糸くず | 出る | 出ない
今回の採点は非常に難しかったです。
というのも織り方も独特ですし、この評価では説明しきれないデザイン性の高さがあるからです。
点数にすると平均的なフェイスタオルとなってしまいますが、他にはないタオルですので購入して満足しないことはないでしょう。
オーガニックコットンなど素材にもこだわりを感じる優しいタオル。小さいお子様がいるご家庭では、お子様のおくるみやシーツ用などにバスタオルを選んでも良いですね。
安心素材で乾きが良いのですごく使えると思います。
さわり心地
リネンやラミーが入っているということでザラっとするかと思いきや、むしろサラサラした感触です。
織り方によるものなのか肌にふれてもごわごわしません。上質な糸で撫でられているような感覚が近いと思います。
やわらかさ
重さ82gで比較的薄く感じられると思います。
パイルとは異なり変わり織りとはいえワッフル織りですので、ボリュームが出るタイプのタオルではありません。
弾力
弾力は少なめです。丸めても跳ね返りないですし、非常にコンパクトにまとまります。
フェイスタオルとして非常に優秀ですね。
糸くず
裏面はこんな感じになってます。
どうやって織られているか観察するのも楽しいですよね。
職人さんたちの工夫のあとが見える気がします。
ワッフルがこれだけ大きくてゆとりを持った上体でも糸が抜けないようにするのは大変だったでしょうね。やはり完成度高いです。