洗濯用マグネシウムは環境に優しく、匂いが付かないお洗濯ができるとして人気です。
雨の続く季節になると、乾きにくいのでどうしてもタオルが匂ってしまいがち。
マグネシウム洗剤は洗浄力はありながら、通常の洗剤に入っている洗浄成分や香りの成分が入っていないのが特徴。タオルに残ってしまうとどうしても匂いの原因につながる化学物質がないので、ジメジメした季節にぴったりなのです。
今回はコストパフォーマンスの良い、自作に適した洗濯用のマグネシウム粒を紹介します。
コスパの良いマグネシウム洗剤はamazonで選ぶ
マグネシウム洗剤といえば、宮本製作所の洗たくマグちゃんですね。
専用の丈夫なメッシュ状の袋に入れられており、洗濯機の中で粒が出てしまう可能性もない安全性で人気があります。
素材・材質:マグネシウム(純度99.95%)
生産国:日本
液性:弱アルカリ性
容量: 100g
ただ、100gで2,545円(税込)とやや高いと感じる方も多いようです。ランドリーマグちゃんが発売された当時はマグネシウムの粒は、工業用のものばかりだったので非常にありがたかったものです。
amazonで購入することで、マグネシウム粒だけで容器は価格に含まれて居ませんが600gで1,980円(税込)で購入することが可能なのです。
100gに換算すると330円
この差は大きいですよね。マグネシウム洗剤は空気中においておくと酸化するので、メンテナンスをしながら使うのが基本。
純度は同じマグネシウムを使う限り、性能はどちらを使っても変わらないのです。もし洗濯機の中で粒が出てしまうリスクを許容できるのであれば、通販でマグネシウム粒だけを購入するほうがコストパフォーマンスが良いのは間違いありません。
購入したのは「Family MAG」
色々検討した結果、純度が高くてパッケージの可愛い「Family MAG(ファミリーマグ)」を洗濯しました。
白い袋で可愛らしいですよね。洗濯以外の用途として、お掃除、ペット、肥料、お風呂と用途がイラストで書かれていて温かい印象を受けます。
ピカピカの金属マグネシウムが入っています。どうしてもマグネシウムは空気に触れると酸化してしまうので、ジップつきの袋というのはありがたいですね。(それでも酸化はしてしまいますけど、洗濯中に擦れるので大丈夫)
マグネシウム粒の大きさも整っていますし、純度99.95%というのは間違いなさそうです。
最も重要になるのが袋
マグネシウムの粒を自分で購入するときに一番大切なのが『入れ物』
金属マグネシウムは直径5mmの小さい粒ですので、小さな穴でも開いていようものなら、洗濯機の中に粒が出てしまいます。
また、外にあふれてしまった状態で誤って乾燥機にかけてしまったら、かなりの確率で火が出てしまうでしょう。
マグネシウム洗剤を使うときには、乾燥機を使ってはいけません。火災の原因になります。
選んだのは、「DZTMART」さんのファスナー月のメッシュの袋です。
2枚セットで800円程度のものです。150gのマグネシウム粒を入れられる設計になっているので、2枚使えば300g分の入れ物となるわけです。
大体、100gで20Lの洗濯容量が適正なので、300gのマグネシウムでしたら40L~50Lでちょうど良いです。
ちなみにマグネシウム洗剤は反応がマイルドで、反応するほど洗剤成分が溶けにくくなる性質を持っています。ですので、ちょっと多めに入れるくらいのほうが汚れが綺麗に落ちます。
「DZTMART」の洗剤袋を選んだ理由が、口のファスナーが完全に覆われる用についている保護用のゴムが付いているため。
反対側まで押し込むことで、洗濯機内でこぼれるリスクを抑えることができます。
コストパフォーマンスを上げることで、どうしても開閉できる口が必要になりますのでこの部分をどれだけ安全性が高いものにできるかがポイントになるでしょう。
宮本製作所が認定製になったようですね
最近、マグちゃん商品の類似品や、本物そっくりの模倣品がネット
ショップに出回っております! 宮本製作所は、高純度のマグネシウム、
それを包み込む素材にもこだわった商品を製造させていただいてお り、 マグちゃんをお求めのお客様には、
弊社がこだわって製造した商品を確かにお届けし、効果を実感していただきたいと考えております。 つきましては、
ネットショップにおける、弊社の正規認証制度を導入しております
。 引用:宮本製作所
この件については、マグネシウムを洗濯に使えると見つけた宮本製作所の気持ちは痛いほどわかるのですが、洗浄成分が地球に存在するマグネシウムという金属そのものですからね。
純度についても、現在通販で購入できるものは99.95%が一般的といわざるを得ません。
例えるなら、「料理に使う食塩は私が作ったもの以外は偽者です。」と言っているようなものではないでしょうか。考えたら容易に想定できるものを模倣品としてしまうのはちょっとかわいそうかな。特許が成立していて、侵害判定ができるなら問題ですけど。
宮本製作所さんの、差別化できるポイントは『包み込む素材』ここでしょうね。
マグネシウムペレットの入るメッシュの構造や、縫製などの丁寧さ、洗濯まぐちゃんというブランド力で勝負してほしいなと思います。
他にもメンテナンスが自動でできるような入れ物や、メンテナンスキットを組み合わせるなどの企業努力を期待してしまいます。
洗濯マグちゃんは私も長く使っており、袋が4辺縫われている安心感とふっくらしたメッシュの触り心地は良いものと感じています。正規認定制度というのは、宮本製作所のものでなければ購入したくないというユーザーが安心できるので賛成です。