引越しの挨拶のときには、ちょっとした品物をお渡しするのが一般的。実際に今後のご近所づきあいのことも考えると、そこそこちゃんとしたものを持って行くほうが信頼が得られやすくておすすめです。
私は学生時代から引越しを何度もしているのですが、そのたびに菓子折りをお渡ししていました。
実際に最も定番な挨拶のときの品はお菓子が最も多く使われているようですが、先日家の近くに引っ越してきた方からご挨拶されたときに、なんと今治タオルだったんですね。
いままで、お菓子一択で考えていたので案外嬉しいものだなと体感したので、いただいた品物を紹介してみますね。
実はタオルは引越しの定番
実は私が知らないだけでタオルの手土産というのはかなり多くの方が使っているもののようです。
その土地によって風習があるので、私の住んでいる地域には無かった文化だったのでしょう。
引越しの手土産の相場は800円~1,500円程度のちょっとしたギフトを渡すのがオススメです。
東京西川の今治タオル
今治タオルブランドでプチギフトとは非常にオシャレですよね。
実はお菓子って最近ではカロリー制限をしている方や砂糖を気にしている方が増えていたりするので、昔ほど皆が嬉しいものではなくなりつつあるのかなと思いました。
我が家も最近はお菓子を控えているので、いただいたときには「こんな素敵な手土産があるかね」と夫婦で喜んだものです。
今治タオルの真っ白の箱を開けるとタオルが出てきます。東京西川の今治タオルは白を基調とした上品なもの。
縁結びのイラストも描かれており、非常に縁起が良さそうです。
これから近所で関係を持つことになる方にとって誠意を感じさせやすいパッケージだと感じました。
タグは今治タオルブランドの赤と青のタグと、もう一つ東京西川のタグがつけられていました。
比較的薄手のタオルなので、洗面台のところに常に置いて手拭に使うのが良いと感じました。汚れたらすぐに付近にできるという手軽さがあり、食べ物などの消えモノと呼ばれる手土産以外にもかかわらず邪魔にならないのも好印象です。
お値段に対して、ブランドもついていて上品な色合い。他にも探せば引越しの挨拶用の手土産タオル見つかるかもしれませんね。
引越し挨拶の手土産のかけ紙は?
手土産のときの贈り物には熨斗(のし)つきのかけ紙をするのがマナーです。
今回いただいたものにも表書き「御挨拶」として、下に苗字がかかれていました。丁寧な贈り物には、しっかりとかけ紙があった方が気持ちが良いですね。たとえ引越し用の粗品だとしてもしっかりと掛けてお渡ししましょう。
熨斗紙には「内熨斗」と「外熨斗」の2種類の方式があり、非常に悩む方も多いでしょうが、引越しの時は
外熨斗
で問題ありません。
外熨斗
品物を包装紙で包み、その上から熨斗紙をかける方式。誰から品物を貰ったか相手に伝えるときに使用します。
内熨斗
品物に先に熨斗紙をかけておき、その上から包装紙で包む方式。手渡しで誰から贈り物がなされたのか明らかにわかる場合に、あえて名前をアピールしない状態で渡すことができ、広く用いられる方式です。お歳暮・お中元など配送でギフトを送る際に熨斗紙が汚れないようにする効果もあります。