加藤タオル工場とは?
「加藤タオル工場」は、静岡県磐田市で100年以上タオルを造りつづける老舗メーカー。
「遠州福田製(えんしゅうふくでせい)のふんわりやさしいタオル」として知る人ぞ知るタオルメーカーでした。近年は「made in 静岡磐田(しずおかいわた)」を打ち出し、静岡県を中心に広がりを見せています。
実は静岡は糸の産地
タオルの産地と言えば「今治」「泉州」が有名ですが、静岡県の遠州も実は繊維業が盛んな場所なのです。
東西に広い静岡県の西部にあたる比較的温暖な地域は「遠州」と呼ばれますが、17世紀ごろから綿花栽培が盛んになりました。
これは江戸末期の浜松藩主が織物技術を広く伝え、農家の副業から繊維業を本業にする人々が増えたため。時代は進んで明治頃になると、この地域で創業したトヨタやスズキといった発動機メーカーが自動織機を開発して、大きく繊維業が発展します。
そんな遠州のなか、「加藤タオル工場」は大正20年に遠州沿岸の福田(ふくで)と呼ばれる地域で創業しました。
原料の糸からこだわってコットン100%のタオルづくりをおこなっています。タオルの流行も視野に入れながら生活に密着したタオルを販売してくれている会社です。
加藤タオル工場のお勧めタオル
社長こだわりの逸品~バスタオル~
「こだわりの逸品~バスタオル~」シリーズは、先代社長(二代目)、現社長(三代目)、次期社長(四代目)のそれぞれのこだわりの詰まったバスタオルです。
二代目こだわりの逸品~バスタオル~
「二代目こだわりの逸品」は、50年変わらぬ規格でつくられた糸の密度が高いしっかりとしたつかい心地。
価格:¥1,200(税込)
三代目こだわりの逸品~バスタオル~
「三代目こだわりの逸品」は落ち着いた色合いで厚みがあり一般的なバスタオルよりも少し長めなサイズ感のバスタオル。
価格:1,400円(税込)
四代目こだわりの逸品~バスタオル~
そして最新の「四代目こだわりの逸品」タオルは、ブランド綿をつかった人気のフェイスタオル「ザ・スーピマ」「ザ・サンホーキン」と同系色にするデザイン。
時代の変化を敏感に取り入れたギフトセットとしても喜ばれるようになっています。
細めの糸を長いパイルに織り上げたふわふわで吸水性も高い。伝統と作り手の熱意がダイレクトに伝わってくるバスタオルです。
価格:1,600円(税込)
男シリーズ(白・黒)
「男シリーズ」は、お風呂の上がりは水分を拭き取りながらゴシゴシしたい、刺激が欲しいという男性向けのロングフェイスタオルです。
「男の白」「男なら黒」の2つがあり、「つかえばつかうほど硬くなるタオル!」とキャッチコピーがつけられていて、最近流行の「育てるタオル」のコンセプトを逆行するようなタオル。
あえて時代に迎合しないという、かなり個性派のタオルですね。
白と黒、どちらもしっかり撚られた硬めで極太の綿糸をたっぷりつかって織りあげられているので、吸水性も充分。
34cm×110cmと長さもあり、汗をたくさんかくような仕事をされている男性にとって使いやすいタオルになります。
特に黒は汚れが目立たず、ちょっと雑に扱っても耐久性があるので使いやすいでしょう。
価格:白;550円、黒;700円(税込)
和紋~wamon~(わもん)
「和紋~wamon~」は、白いタオルに、日本の伝統柄や季節をモチーフとした模様を織りこんだフェイスタオル。ヨコ糸に細めの糸をつかい、計算された絶妙な密度でパイルを長め織りあげてあるしなやかなタオル。
ワンポイントボーダーの上品なデザインでちょっとした贈り物に良いかも。
柄によって色合わせもさまざまに工夫されています。次々と新しい柄が生みだされています。
2020年6月時点では「市松」「菱」「鹿子」「霞」「金通し」「矢絣」「青海波」の伝統柄。さらに、「白波」「桜」「向日葵」「竹藪」「風車」の日本の季節を感じる模様があります。
たくさんの種類があるので、同じ柄でそろえるのも良いですし、同系統の色合いで違う柄をセットにするのもオシャレですね。
価格:500円(税込)